『ベネズエラ・マラカイボ湖は世界一の雷多発地帯、3,600本/時間』
『この湖に注ぐ、カタトゥンボ川の稲妻は、横に飛ぶスパイダー雷』
怖いものそれは『地震・雷・火事・親父』という格言・ことわざがありますが、今では親父が弱くなってますので『火山・地震・津波・人類』と言えそうです。
地殻変動に起因する『大噴火と火山の冬』・『予知困難な地震』と、『大噴火と大地震に起因の津波』の恐怖と、更に、人類の生存が原因と思われる『気候の激甚化』等々、親父よりずっと怖いものばかりの世の中です。
米国の雷多発地域、ケンタッキー州のゴルフ場のグリーンへの落雷の写真ですが、雷の威力で吹っ飛んだ形跡すらなく、そこにあるのは稲妻模様だけです。 これは『リヒテンブルク図形』と呼ばれ抵抗の少ない場所を求めた電流が走った跡です。
ウエブ情報から引用
昔のことで、実は、もう時効ですが、ゴルフ場での経験です。 最終ホールのラウンド中のグリーン上で雷警報を聞き、4人で2打目パット待ちでしたが、クラブハウスが目の前ですので、退避を逡巡していた時に、音はなく、突然『ピカッ』と来ました。 恐ろしさで記憶は何もなく、今のルールではありませんので旗は抜いてありました。 落下ポイントから火花がグリーン上を放射状に走ったように覚えています。
余談が長くなりましたが、表題『ベネズエラ・マラカイボ湖は世界一の雷多発地帯、3,600本/時間』に戻ります。
マラカイボ湖
ウエブ情報から引用
ウエブ情報から引用
ベネズエラ北西にある湖(塩湖)。 南アメリカ大陸最大の湖、実際は水路によってベネスエラ湾、さらにはカリブ海、大西洋にもつながっているため、海と定義する事もでき、その場合南米最大の湖(淡水湖)はチチカカ湖となります。
南米最大のマラカイボ湖の雷(遠方の雷は夕日と同じ原理で赤く)
ウエブ情報から引用
南米最大のマラカイボ湖の雷(近くの雷は青白く)
ウエブ情報から引用
マラカイボ湖が1時間に3600発もの雷が発生しこれはギネス記録にもなっている。 しかも特徴的なのがここで発生する雷には一切音が生じないと言うこと。 不思議な雷で現在も学者による研究が進められています。
正確な原因は分かっていないようですが、今の説としてはアンデス山脈に湿った風がぶつかることで発生する雷雲と沼地が絶え間なく放出し続けるメタンガスの影響と考えられているそうです。
この無音の雷は別名「マラカイボの灯台(Faro de Maracaibo)」とも言われています。
灯台というのは先頭が光っており、船乗りや航海士の目印として使われますがまさにこのマラカイボ湖の雷が凄まじすぎてその閃光を灯台代わりに使っていたことからこう言われるようになったそうです。
カタトゥンボの雷(水平に蜘蛛の巣のように伸びるスパイダー雷)
ウエブ情報から引用
この星『宇宙船地球号・奇跡の星・水の惑星が「人新世」時代へ』には、不思議なことがいっぱいです。
(記事投稿日:2022/03/22、#494)
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