知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『日本列島再生論』・『日本列島回復論』・『この国の希望のかたち』 ―表題の著書の内容を、現状の逼塞感の改善の参考にできたら!―

2021-09-07 17:26:53 | 政治・経済

『日本列島再生論』・『日本列島回復論』・『この国の希望のかたち』

表題の著書の内容を、現状の逼塞感の改善の参考にできたら!―

 

先日(210511)『日経新聞の見開き・2頁広告の宝島社の緊急事態の広告が凄かったです。 その抜粋引用です。

  • ワクチンもない。クスリもない。 タケヤリで戦えというのか。
  • この一年は、いったい何だったのか。
  • 無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。
  • 今こそ、怒りの声をあげるべきだ.

と、ありました。 

また、表題の三冊の著書には素晴らしい分析とアドバイスが載っております。 政府・行政の関係者に是非参考にして頂きたいと思っております。

 

『日本列島再生論』 

発売日:  2013年01月

著者/編集:  読売新聞社

出版社:  中央公論新社

ウエブ情報から引用

内容紹介(「BOOK」データベースより)

新政権の課題がこの一冊でわかる。二項対立を超えた発想の転換で、日本の眠れる潜在力を呼び覚ませ!全土に共通する課題にどう取り組むかを徹底取材

 

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 経済再生の切り札ー「弱点」=「強さ」の方程式/

第2章 都市の強化、メガリージョンの構築/

第3章 最先端を行く農林水産業/

第4章 眠る資源と潜在力/

第5章 世界の頭脳を惹き付ける/

第6章 減り行く人口の中で/

第7章 災害多発期への備え

 

『日本列島回復論: この国で生き続けるために』

発行年月日:2019/10/25

出版社名:新潮社

著者名:井上 岳一(著)

ウエブ情報から引用

内容(「BOOK」データベースより)

日本列島を根本から理解すると見えてくる、その凄まじいまでのポテンシャル。 驚異の近代化や数々の復興の原動力となった「国土」と「地方」は、いま再び、未来に不安を抱きつつある私たちを救ってくれるのか。 自然、歴史、コミュニティ、テクノロジーを総動員して構築する、全く新しいSDGs、イノベーションの思想。

 

はじめに

第一章 この国の行く末

  第一節 今、何が起きているのか/見えない貧困の実態/広がる格差/希望を持てな    い人々

  第二節 なぜこんなにも不安なのか/先行き明るい要素がない/「椅子取りゲーム」    の人生/居場所がない

  第三節 これから起きること/GDPの伸び悩み/増税できない社会/格差と分断が止    まらない/崩壊する「土建国家モデル」/土建国家の遺産

第二章 求められる安心の基盤

  第一節 資本主義の本質資本主義の“効能”/どのように立ち向かうか

  第二節 セーフティネットの空洞化/ポスト土建国家の社会保障/そして大企業、高    学歴、中央志向は続く/「普遍的職業」の消失

  第三節 稼ぎに貧乏が追いついた/「寅さん的」なるもの/土建国家モデルのオルタ    ナティブ/「つながり」を求める人々/三陸の孤立集落で見た究極のセーフティネッ    ト

第三章 山水郷の力

  第一節 天賦のベーシックインカム/山水郷とは何か/縄文人の心得/中世までは一    等地だった山水郷/三〇〇〇万人を支えたポテンシャル

  第二節 多様性と自立を促した山水郷/「平地人」と異なる世界/自力救済の伝統/    自立経営が育んだ多様な生業と人材

  第三節 “強い国づくり”を支えた/山水郷山水による資本蓄積/中央集権と立身出世    /『ふるさと』を歌う理由

第四章 動員の果てに

  第一節 捨てられた山水郷/ニーズの低下/“生きる場”としての機能の低下/閉鎖的    な共同体

  第二節 里山は「野生の王国」になった/災害のリスクが高まる/クマが来る/予測    不能の野生/天道と人道

  第三節 このまま撤退を続けていいのか/都市だけでやっていけるのか/一〇〇〇年    の生きる知恵/失われてゆく日本の魅力

第五章 山水郷を目指す若者達

  第一節 山水郷の復権/若い世代が考えていること/求めているのは安心/先祖還り    のライフスタイル/山水郷が子どもに与えるもの/ローカルベンチャーの興隆

  第二節 回帰の風景/通信網と交通網の発達/“つながる経済”への憧れ/ババ様達の    力

第六章 そして、はじまりの場所へ

  第一節 山水郷の合理性/山水郷は不便なのか/物語の呪縛/本社は地方です/内に    向かう進化

  第二節 引き受けて生きる/ローカルに根ざし、ローカルと向き合う/孤立と自立/    己を超えた存在/郷土を引き受けて生きる

  第三節 次の社会の物語/古来と未来/第四次産業革命と山水郷/生き心地の良い社    会をつくる/共につくる社会の物語

あとがき

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

井上/武一

(株)日本総合研究所双発戦略センターシニアスペシャリスト。 1994年東京大学農学部卒業。 Yale大学修士(経済学)。 林野庁、Cassina IXCを経て、2003年に日本総合研究所に入社。 森のように多様で持続可能な社会システムの実現をめざし、官民双方の水先案内人としてインキュベーション活動に従事。

現在の注力テーマは「ローカルDXによる公共のリノベーション」。 南相馬市復興アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

『この国の希望のかたち(新日本文明の可能性)』

出版社名:グッドブックス

著者名:伊勢 雅臣(著)

発行年月日:2021/04

ウエブ情報から引用

出版社からのコメント

コロナ禍で露呈したのは、日本がいかに脆弱な国だったかということでした。
近代以降の日本は西洋的な物質文明を追いかけた結果、物質的には豊かになりましたが、極端なグローバル化と都市化をもたらし、結果として国家社会としての自立性、自然と社会の循環性、暮らしの適応性を見失ってしまったのです。
本書は、今回のコロナ禍をグレート・リセットのチャンスと捉え、縄文以来の日本の特性に立って、人口適正化、地方分散、農林水産業の再生による真に人間らしい、持続可能な発展のあり方を描きます。

目次 内容
序章 グレート・リセットの時
第1章

近代物質文明の行き詰まり  1.かつての日本にあった美しい文明  2.グローバル化と都市化はなぜ起きたのか  3.新日本文明への進化の時

第2章  

縄文文明が示す持続可能性の原則  1.縄文文明の持続可能性  2.持続可能性のための五原則
第3章

新日本文明における人口と国土のかたち  1.人口減少は恐れるに足りない  2.少子高齢化の本当の問題  3.都会の暮らしは幸福か?  4.人口の地方分散のための施策
第4章 新日本文明における農林水産業の再生  1.農林水産業の悲しき実態  2.新日本文明における農業のかたち  3.新日本文明における水産業のかたち  4.新日本文明における資源のかたち  5.新日本文明におけるエネルギーのかたち
第5章 新日本文明が切り拓く未来~SDGsと日本~  1.持続可能な社会は日本のお家芸  2.新日本文明が提供するSDGsソリューション

 

著者について

経営学博士、「国際派日本人養成講座」編集長。 1953年東京生まれ。東京工業大学社会工学科卒。大手製造企業に就職。 社員留学制度により米国カリフォルニア大学バークレー校に留学。 経営学修士(MBA)、経営学博士(Ph.D.)を取得。 生産技術部長、事業本部長、常務執行役員などを歴任。 2010年よりイタリア現地法人社長、2014年より米国現地法人社長。 海外滞在11年、駐在・出張・観光で訪問した国は5大陸40カ国。 ビジネスの傍ら1997年にメールマガジン「国際派日本人養成講座」を創刊、 以後23年にわたり編集長として発信を続け、現在の読者4万人。 筑波大学・日本語日本文化学類・非常勤講師。 公益社団法人国民文化研究会理事も務める。 著書に、『世界が称賛する 日本人が知らない日本』『世界が称賛する日本の経営』 『世界が称賛する日本人が知らない日本2 「和の国」という"根っこ"』 『学校が教えない 本当の日本史』(以上、育鵬社)など多数。

(記事投稿日:2021/09/07、#376)


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