『公園のヒマラヤスギに松ぼくリ(スギでもマツ科ヒラマラヤスギ属)』
『ヒマラヤスギは、三ッ池公園では垂直に、芝増上寺では盆栽の如き枝ぶりに!』
ヒマラヤスギ 深根型(直根型)
ウキペディア情報から引用
三ッ池公園のヒマラヤスギの松ぼくリ(球果)
ウエブ情報から引用
芝増上寺『グラント松(ヒマラヤ杉の話)』
ウエブ情報から引用
『グラント将軍松』とも呼ばれています。
正しくは『ヒマラヤスギ』。 樹間距離に関係なく、風光たっぷりの場所に植樹すれば写真のように、松の盆栽風に育ちます。 第18代アメリカ大統領グラント将軍が国賓として訪れたときに、記念植樹したものだそうです。 『やはり、オフィシャルには「松」なのだ』でしょうか。 看板の英文では『・・・planted this 「Himalayan cedar」…』となっています。 『「cedar」は「杉」』。 ということは、はじめから「ヒマラヤ杉」だったようです。
近くの三つ池公園のヒマラヤスギやメタセコイアに興味を持ったのは、日本のような台風・津波大国には、これらの『ヒマラヤスギ』、『落葉樹メタセコイア』、『常緑樹セコイア』は、そのどちらも深根型(直根型)で、且つ、樹間距離が小さくても巨木になりますので、防潮・防風林に向いていると思ったからです。 津波に流される小型船舶迄、ブロックできます。
三つ池公園のメタセコイア
樹観距離も、想像以上に小さくとれる、防風・防潮には理想的な樹木だと思って眺めていました。
謂れのある『落葉樹メタセコイア』
『当初、「化石」として発見されたために絶滅した種とされていたが、1946年にメタセコイアであることが判明した。 これは中国四川省磨刀渓村の「水杉(スイサン)」と呼ばれたもので、「生きた化石」と呼ばれることも多い。』
更には、南米から日本への途上で立ち寄ったカルフォルニア州レッドウッド国立州立公園で見た『常緑樹セコイア』が印象的でした。
ウエブ情報から引用
『世界一の樹高を誇セコイアは樹高世界1位から3位までを独占する。 平均的な大きさは樹高80メートル、胸高直径5メートル、樹齢は400年から1300年ほどで、2200年のものが現在知られる最高齢である。 厚さ30センチに及ぶ樹皮や心材の色からレッドウッドとも呼ばれる。 この樹皮と木質部はタンニンを多く含み、病原菌や白蟻の侵入を拒む。
この厚い樹皮は、他の広葉樹が燃え尽きてしまうような山火事の際にも木の内部を守る。北アメリカ西海岸に見られるセコイアの純林は、度重なる山火事によりできあがったものと考えられている。』
『常緑樹セコイア』が単層林で、ここまで気候変動、山火事に対応できたのは、やはり地球の奇跡です。
(記事投稿日:2022/03/11、#490)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます