原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「勉強しないとああなるぞ。」との小学校教諭の発言に異議あり!!

2022年09月25日 | 仕事・就職
 (冒頭写真は、我が家の集合住宅バルコニーより区のゴミ収集車駐車場を撮影したもの。 本日は日曜日につきゴミ収集がお休みのため、残念ながらゴミ収集車が駐車していない。)



 何を隠そう、この原左都子にはとある“特殊趣味”がある。

 それは、働く人を観察する趣味なのだが。

 冒頭写真の通り、我が家のバルコニーから見渡せる視界にちょうど区のゴミ収集車の一時駐車場が存在するのだが。

 我が区の場合、月~土まで毎週曜日ごとに「燃えるゴミ」「資源ゴミ」「不燃ゴミ」「粗大ゴミ」等の収集日が決まっている。
 その収集日の午前7時過ぎる頃になると、(おそらく普段は区の施設内に駐車しているのであろう)ゴミ収集車が一斉にこの駐車場までやってきて、一時的な駐車場となる。
 そして全車が集合すると、出発の合図と共に各車が自分の分担地域へゴミ収集へ出かけて行く。


 その時間帯が、我が朝の洗濯干しの時間と重なるのだが。

 変な趣味😖 と思われるかもしれないが、このゴミ収集車が集団で出発するのを上階から見物するのが我が朝の楽しみとなっている。
 特に注意をして見物するのは、この辺りは近くの小学校の登校ルートとなっていて、小さい児童たちに収集車の運転手さんたちが十分注意しながら慎重に運転している姿だ。
 誰一人その注意を怠る運転手さんはおらず、全車の無事の出発を見届けた後は。 私はひとり勝手に(気を付けて行ってらっしゃい。今日もいい日になりそうだ!)と感動している有様である…

 ついでに説明を加えると。
 ゴミ収集車がこの駐車場へ帰って来るのは、各車ごとに大幅に時間が異なるのだが。 
 一番早く帰って来るのは小型の収集車で、昼頃には帰還する。
 その後は細かい観察をしていないので不明だが。 夕方5時頃になって駐車場を見下ろすと全車が既に消え去っているため、その時間までには全車が区の駐車場へ戻るものと推測する。



 さて、本題に入ろう。

 本日我がエッセイ集のテーマとしてこれを選択したのは、以下の情報を観たことによる。 早速、以下に引用しよう。


    「勉強しないとああなる」 暴言に清掃員伝えたい事
        2022年09月22日 07時00分 東洋経済オンライン

 毎日、毎週、真夏や雨の日でも当たり前のように収集してくれるごみ。しかし、誰がいつどう収集していくといった現場の実際についてはほとんど知られていない。今回は清掃職員の「ごみ収集」以外の仕事にスポットを当てる。

 地方自治体の中には、清掃職員が保育園、幼稚園、小・中学校などでの環境学習を支援している。 だが、この形も最初からうまくいっていたわけではない。 ある自治体では、小学校での環境学習に清掃事務所が協力する形が現在ではできているが、両者の関係がぎくしゃくしていた時期もあったという。小学校の傍らでごみ収集作業をしていた際、2階の窓から見下ろしていた教諭が児童たちに向かって、「勉強しないとああなるぞ」と暴言を吐いたことがあったからだ。
 学校に清掃職員が訪れ、環境学習を支援する意味とは? いったいどのようなことを教えてくれるのでしょうか?

 「ごみ収集」以外の仕事とは?「清掃に従事している方々は、どのような業務を担っていると思いますか?」と問われれば、真っ先に「ごみ収集」と答えるであろう。 もちろんそうなのだが、それ以外にも住民が清掃行政に参加し環境問題にしっかりと向かいあえるよう、啓発する業務にも従事している。
 ごみ収集を直営で行っている地方自治体の中には、清掃職員が保育園、幼稚園、小・中学校などでの環境学習を支援している。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 この情報を見て、教員経験のある私は驚き果てた。😱 

 その部分を再引用しよう。
 「小学校の傍らでごみ収集作業をしていた際、2階の窓から見下ろしていた教諭が児童たちに向かって、『勉強しないとああなるぞ』と暴言を吐いたことがあった」

 「ああなるぞ」って一体なんなんだ?!?!?

 この小学校教諭の「職業差別意識」及び「人生経験不足に伴う思考の浅はかさ」に呆れ果てて、ものが言えなくなってしまった…
 こんな軽薄な思考の人間が学校の教員に採用されて許されるのか?!? 誰がこいつを教員として採用した!??


 この私の場合、自らが好き好んで様々な職業経験を積んできている身にして。 だからこそ職種が異なれど仕事というもの自体の価値をある程度把握できる身であるつもりだ。

 それ故に、毎朝我が家の近くのゴミ収集者から出発するゴミ収集車を見送る趣味に芽生えたのだ!😃  
 まさに、「本日もお世話になります、よろしくお願いします。気を付けて行ってらっしゃい!」の気分で、ひとり勝手に見送っている。


 加えて、上記引用文を読ませていただくと。

 「(ゴミ収集作業員氏の皆さんは)外にも住民が清掃行政に参加し環境問題にしっかりと向かいあえるよう、啓発する業務にも従事している。 ごみ収集を直営で行っている地方自治体の中には、清掃職員が保育園、幼稚園、小・中学校などでの環境学習を支援している。」 との記述もある。

 重ね重ねではあるが清掃行政業務にかかわる皆様が、日々我々の暮らしの向上を目指して環境維持のために活動されている事実に。

 心より感謝申し上げます!

 
 また明日からも、朝の洗濯干しの時間帯に自宅近くの駐車場から稼働するゴミ収集車の出発を、我が家のバルコニーから見送らせていただきます!😃 


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