誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

夷守岳~韓国岳縦走(その3)

2008-08-30 16:05:51 | 山歩き
 夷守岳~韓国岳縦走(その3)

 さて、食事が終わると、もう一つのメインエベントが待っている。
獅子戸岳を下って、韓国岳の山頂を目指す。
琵琶湖の見える辺りまでは、傾斜も無く快適な山歩きであるが
小木を抜けてから、ザレ場はいつ登ってもきつい
スロープはいいが、木の階段は身体を上げる分だけ、大きなエネルギーを要する。
噴煙を噴き上げる新燃岳を振り返り振り返り、ザレ場を(韓国岳)上り詰める(14:00)
韓国岳から、夷守岳・丸岡山・大幡山・獅子戸そして、ここ韓国岳までの縦走路を
振り返ると、よく歩いたなと感慨深い思いがした。
高千穂峰(二子石)からの縦走よりも、ハードな感じでもあるが・・
 足跡を振り返って                お鉢のスタート
      
 
 火口周回のスタート(14:15)、歩く人は少ないのだろうか?
周回道は狭く、ミヤマキリシマが迫り出し、足と言わず手や顔まで引っ掻く
韓国岳の北峰到着(14:55)、お見事ケルンので証拠写真♪
  韓国岳の北峰                  広かった火口底
     
  
韓国岳の北峰からは、最深鞍部~火口底に下り、登り返して周回を終える事にする
最深鞍部への道のりも楽ではなかった、真下に下るが如く道なき道を下る
生育の良い、野アザミが行く手を阻む!
何度かアザミを踏みつけたが、そのお返しだったのか?
ぎゃ~、ついに野アザミの上に尻餅を付いてしまった  (θθ;)
同行のメンバーは、お腹を抱えて笑っていたが、当人は泣きたいくらいだった。

 最深鞍部から、鹿の群れ(20頭)が遊ぶ火口底まで突撃!
火口底への案内など当てにしていた訳じゃないが、やはりテープは欲しかった。
小薮を掻き分けながら、15分を要してやっと火口底に到着した(15:30)
火口底は広かった! 火口底から見上げる韓国岳も偉大だった。
野球場数個分はゆっくり作れる広さがあると思われる。
火口底からは崩壊したガレ場を登り、野アザミのバンドを涙しながら鞍部に戻る
2度と行くこともないし、行きたいとは思わない火口底探検は終わった。
最深鞍部から韓国岳8登山道)に戻るは、時間こそ30分であるが相当難儀する
大岩乗り越え、痩せ尾根、潅木などの難所が次々に現れる。
周回に望まれる方は、それなりの覚悟で行ってください。

僅かなテープと微かな踏み後、後は感を働かせ登山道に出合う(16:25)。
出合った場所は、6.5合目付近で周回したにはチョイと気が引けて
再度山頂(16:45)へ向かい、更にお鉢周回スタート地(16:55)まで戻り、
完全なるお鉢周回とした。
えびの高原登山口(17:35)・夷守駐車場(18:25)・解散(18:30)

       6.5合目から韓国岳へ引き返して
       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする