誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、久住(天狗ヶ城・中岳)

2012-02-21 22:51:46 | 山歩き

 雪の便りに、久住の天狗ヶ城と中岳を目指した。
思いたちが悪く、しかも瀬の本交差点から牧の戸登山口は路面凍結!
9:55登山口に到着して準備開始、あちゃ~『アイゼンが入っとら~ん --;』

 しゃ~ない!行けるところまで行くかあ~と、10:20足を踏み出す。
展望台の東屋辺りは積雪7cmだが、周りの登山者はみなさんアイゼンを装着
アイゼンナシの我々は、足を踏ん張りつつも雪景色を楽しみながら登る。

 10:45沓掛山に到着するも、粉雪が舞い久住の山々は一切見えず。
沓掛山の梯子を慎重に下り、微かな希望を抱きながら扇ヶ鼻の分岐を通過
前には登山者の姿は見えず、遥か後方に2~3人の登山者の姿が見える

 目の前に雲を纏った星生山が見え、急斜面を登り降りする3人の人影が見えた
星生分岐で1人の男性に会い話を聞くと、星生山頂は猛吹雪で一時も居られないと
岩場の尾根を歩いての久住別れは、リスクが大きすぎて断念し下ってきたのだと・・・

 西千里に入ると吹き付ける風が一気に強まり、天狗ヶ城や中岳が心配になる
一瞬、目の前に久住山がくっきりと見え、思わずカメラを取り出した瞬間『ドスン!』
足元の注意が疎かになり、雪の下の氷に気が付かず見事な尻餅を突いた(翌日まで痛かった)

 11:50久住別れ避難小屋に到着、あまりの寒さに小屋に駆け込む
なんと!、小屋の入り口には山好クノメンバーの、『ひげじぃ~さん』の姿があった。
ひげじぃさんも吹雪のピークには登らず、稲星越しの小屋で食事しての下山中であった。

 12:30-熱~いラーメンでおにぎりを食べ、気力と体力を回復
まだ望みを捨てずに、天狗ヶ城,中岳を目指して歩みを再開する。
久住別れに上がると、前からポツリポツリと下山してくるがどの顔も強張り無言
天狗ヶ城~久住山分岐に着く、久住山への足跡がない・・・・
そっかぁ~この天候じゃ、久住山頂に登っても、寒いだけで展望も無いもんなぁ~

 ダブルストックに目出し帽にゴーグルと完全装備の男性2人連れが降りてきた
中岳・天狗ヶ城の様子を聞くと、テッペンは滅茶苦茶に風が強くて煽られたと
既に萎えかけていた、中岳~天狗ヶ城への気持ちに追い討ちが掛かり、プッツン!
空池を見下ろしながら残されたお愉しみである『御池』へと向かう。
12:45-御池到着
言うまでも無く、湖面は完全凍結で、氷の上を雪が走っていた。
恐る恐る足を踏み入れる、氷の厚みは?飛んで飛んで跳ねて跳ねて♪
アイゼンナシなので、悠然と氷上を闊歩とはならないも、十分にエンジョイする。
遊び心いっぱいのyamahiro、このあと調子に乗り過ぎて、この日2度目の尻餅!
この尻餅は強烈で冷や汗モンの出来事!!(骨折などしたら、地獄を見るところだった)

 氷遊びに嵌ったyamahiroさんだったが、10分もすると飽きちゃって寒さに愚図る
ヨシヨシ、もうお家に帰りましょう♪と、往路を辿って下山した。
牧の戸登山口帰着、14:15 4時間の雪の久住遊びだった。




 この後、凍結の道を下って、キャンプ地の長者ヶ原へ下る。
コスモス高原荘の温泉は、15時まで『長くならなければOK』だったが、丁重に辞退
やまなみ牧場の温泉に向かうと、冬季閉鎖中で涙⇒虎の湯は日帰りNGで涙
再び、長者ヶ原に戻って、寒の池地獄へ行くも日帰り入浴はすでに終了で泣き、
やっと見つけた、星生やまゆがやっとOKサインをくれたが、入浴料¥800也~
踏んだり蹴ったりの温泉探しだったが、入浴してみると¥800も満足の温泉だった
完全掛け流し、広~い内湯に、冷泉を含む5つの露天風呂と打たせ湯があった。
家族風呂もあるが、¥1000/1人*40分で、チョット高いのではないかな!
コメント
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