誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、双石山(ボロイシ山) No-1

2012-02-28 21:28:34 | 山歩き

双石山509m
 久しぶりの双石山でした。
下山予定の九平登山口に1台の車をデポして、小谷登山口から登る事にした。
初めてのメンバーもいて、針の耳~象の墓場~山頂~摩崖仏・奥の院~姥ヶ嶽神社と周回
 小さな谷川沿いに登っていくと、早くも小さなお花”サツマイナモリ”が出迎えてくれた。
見事な”細石”もあちこちで、沢山見かけた。
白い小さな花はのマクロな苦手です(涙)

細石=小石同士を炭酸カルシウムが繋ぎ合わせて大きな岩にした物
国歌『君が代』の歌詞の一部にも出てきますね。
 ミニ亜熱帯ジャングル?の林に癒されながら登っていくと、尾根コースと谷コースの分岐だ
尾根コースから"針の耳神社”へと向かう。
やや急な傾斜を登ると塩鶴ルートに出会い、針の耳神社お堂のある第一展望所となる。
展望所とは名ばかりで、一切の展望はない!

針の耳神社

唯一の展望?は、椿の花だった ^。-
 お堂の左脇を抜けて少し登ると、ここ双石山の象徴とも言える奇岩が現れる。

針の耳神社と天狗岩nと呼ばれる奇岩

蜂の巣状の奇岩や蒸しパン?チーズ?状の奇岩が多い
 天狗岩の右脇を攀じ登ると、嘘つきは通れない?”潜り岩”がある。
恐る恐る身体を進める、ん?ちゃんと通れましたよ~ (^。-)
 潜り岩の奥には、垂直に切り立つ岩に囲まれた”空池”になる。
ちょっと薄暗い池の底から見上げる大岩と木々は、異様な雰囲気を感じるものがあった

空池
 空池を出ると、谷ルートと合流する。
アレレ?、蔵の墓場は何処だったかなぁ~?と、数年前の記憶の扉を叩くが扉が開かない!
ええ~い!と、 山頂へと足を向けて歩き出すも、後の風景が頭の中でざわめく・・・・
ザックを下ろし、仲間を待たせて、来た道を下って梯子を降りる。
有った!”象の墓場の案内板が、ホッと胸を撫で下ろし仲間を呼び戻す。
案内板から5分ほど林の中を歩くと、懐かしい”象の暮場”の案内版『hiroshi作』
この案内板を見つけた時は、メンバーみんなで大笑いしたっけなぁ~ 暮?墓?
墓場の岩壁には、昔の登攀訓練の足跡だろう、古く寂れたハーケンやハーネスがあった。

 象の墓場から登山道へ引き返す。
ややのぼりの傾斜が増してきて、点々とロープの設置場所に出会う事になる。
ロープが苦手な人には、巻き道も用意されていたようだった。
途中の大岩展望所へ、フィックスドロープで攀じ登ると宮崎平野が一望できる展望がある

元気な人に追い越された。

宮崎平野~シーガイヤ~尾鈴山etcが見えた。
 大岩展望所から更に続く急登を登り左に行くと、ベンチのある”第二展望所”の広場
ここからも、清武町や宮崎市街地が一望出来て、一休みにするにはもってこいの場所♪
展望所から登山道に引き返すと、小さなアップダウンはあるもののな楽な歩きが続く
大きな椎の木や手付かずの自然林が何とも言えない爽やかな気分にしてくれる。

登山者、大きな椎の木
 目の前に、不自然な姿の”双石山小屋”が現れる。
ロフトつきの立派な山小屋だが、この双石山にこんな山小屋が必要゜なのだろうか?
余りにも豊かな自然いっぱいの山だっただけに、なんとなく違和感を感じた (--;)

山小屋
 山小屋を過ぎると、またまた木の根の張り出したアップダウンの歩きとなる
林の中で一切の展望はないが、疲れを感じさせない素晴しい山である。
小屋から20分、双石山509mの山頂に到着した。
一部にしか展望はないが、宮崎平野~日向灘の海原、鉄塔聳える”鰐塚山”が見えた。

双石山山頂

 no-1終わり、no-2は山頂から摩崖仏・奥の院・姥ヶ嶽神社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする