誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、歳頂火(セトキ)

2012-02-06 20:32:36 | 出来事
 

             
             歳頂火
 噂を聞いて、須佐-熊野神社へと出かけた。
人より早く行けば、何か話が伺えるかも♪と、ダボハゼ根性で18:00前に着
準備中の地元の方に話を聞いていると、熊野神社の宮司さんが見えられラッキー

玉置重徳宮司さんによると・・・
「歳頂火」(せとき)の火祭りは、1300年の歴史へカウントダウンに入ったと
***平成30年で、1300年の区切りと教えていただいた。
戦時中も、灯かりを漏らさない苦心をしながら伝統行事を1回も休まず続けているという

 祭りは、旧暦の1月14日に行うが、現在は旧暦1月14日最寄の土曜日となっている。
火祭りの2週間前に、地区民総出で鶏頭山裾野の熊野神社の『御神木』の切り出しが行われる
この御神木や青竹、笹、などで、歳頂火山(せときやま)と呼ばれる井桁が組み上げられる
御神木は、直径が20cm以上あり、井桁の一辺が4m、高さは、なんと4mにも!
  
  歳頂火山                      熊野神社
 熊野神社の神殿で神事が行われた後、宮司が木轆轤(キロクロ)で種火を起こし、
  
木ロクロで火起こし、                見事に火が起きた
ロウソクに彩火して歳頂火山に点火すると、歳頂火山は一気に10mの火柱を立ち上がらせた。
  
この火柱で、罪や汚れを焼き払い、今年の無病息災・五穀豊穣を願と言う。
歳頂火山は翌日まで燃え続け、綺麗に燃え尽きたら、その年は豊作になると伝えられ
須佐地区の人々は、歳頂火の灰を田畑に撒いて豊作を祈そうです。

 神社に早く行った御利益かな ♪
宮司さんが『木轆轤』で火を起こす神事を、最前列でバッチリ見る事が出来た。
また、護摩札(¥100で買って、願い事を書いて、歳頂火で焼いて貰う)や、
『細竹串餅焼』と言って、5mほどの竹串に餅を刺して焼いて食べた ♪ 
    
         護摩札                     細竹串餅焼
 迫力は、バチバチ~!ゴオ~っと音を立てながら、立ち昇る10mを超える火柱
輻射熱でなかなか近寄れないが、餅が焼きたくて少しづつにじり寄って行くが
時折弾ける孟宗竹の破裂音と、飛び交う火の粉に悲鳴を上げ逃げ惑う。

”護摩札”も焼いた、”細竹串餅焼”も食べた、無病息災で祈願成就かな -m^。^m-
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする