誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、雪の雨ヶ池~坊がつる

2012-02-22 19:53:19 | 山歩き

 
天気予報を信じて久住の2日目も、お天道様はご機嫌が悪かった(--;)
う~ん、行き先を思案するも、大したキャパのないyamahiroのお頭では・・


 今頃指山でもないが、指山~自然探勝路歩きも洒落て良いじゃなぁ~いと
コンクリート道を歩き始めたが、5分も立たず進路変更で雨ヶ池~坊がつるに向かう。
駐車場で出会った4人組さんと前後しながら、坊がつるへの歩みを始めた。

 殆どが手付かずの自然林、すっかり葉を落としているが、癒しを与えてくれる
春の芽吹きの時期は新緑の香りを、秋は目にも目映い紅葉が迎えてくれる
我々より先を歩く足跡は、たったの一つで真新しい雪を踏む音が心地よく響く

 いいね~いいね~、これただよ、求めていたものはと1人悦に入る。
木々の間から指山が見えるも、頂は雲に覆われて見る事が出来ず
小鳥すら鳴いていない、聞こえるのは雪を踏む足音と風の音だけ

 峠を越えて、木道が延びる『雨ヶ池の草原』に出る。
右上には、三股山が聳えるもその雄姿はまだ姿を見せてくれない
こんなにのんびりする事は滅多にない、4人組と別れ出来るだけゆっくり歩く、

 雨ヶ池の草原(湿原)を抜け、アセビの林に入る。
たっぷりと雪を載せ重たげに首を下げた梢、雪を落してやると嬉しげに顔を上げる。
雪や木々と遊んでいるつもりが、いつの間にか遊ばれている自分に気がつく(笑)

 林を抜けると、ひろ~い坊がつるが目の前に現れる。
いつもなら咲き誇るテントの花はない、坊がつるを見守る大船山や平治岳もない
辛うじて見えるのは立中山だけだった。
『ヨシ! 立中山に登ろう』と、法華院脇を抜けて鉾岳峠へと歩き出した。
が、この当りから、昨日の尻餅の影響が出始めて、腰廻りに不調の兆しが現れる
回れ右!で、引き返すことにする、相方さんはちょっと残念そうだった

 立中山を諦め、法華院に立ち寄る
法華院からすがもり峠への誘惑に駆られたが、視界不良にアイゼンナシの雪山
そんな無茶な!と、きびすを返して坊がつるのテント場へと向かう。
テン場では一組のキャンパーが、冷たい寒風の中でテントの撤収中だったが
元気ハツラツ若いっていいですねぇ~、羨ましく思いながら食事の支度をする。

 悴む手で箸を掴み、ラーメンを掻き込むが、遠慮容赦なく吹き付ける寒風に
熱!熱!のラーメンも、あっと言う間に温い間抜けなラーメンに変わってしまう。
お腹を満たしただけの食事を終えると、もう寒さに立ち向かう元気なし
往路を辿って、下山を開始する。
(やはり、ちゃんと目的・目標がないと、寒さや疲労に勝てませんね --;)
山歩きの締めとして、タデの湿原を回遊して駐車場に戻った。

 本日の温泉
久住高原荘を予定していたが、下着の着替えを忘れていて入浴中止!
ほとほと、間抜けな久住の山歩きの顛末となった。 (--;)
コメント
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