尾鈴山1405m・万吉山1318m・長崎尾1373m
2014/05/02(金)晴れのち曇り・・花鑑賞日和
尾鈴山の登山口となる甘茶滝近くは、平日にも関わらずの満車状態だった。

甘茶滝
矢筈林道を登って、下山口となる広い駐車場に向うと、ここにも数台の車が・・・
今の時期の尾鈴山系は、贅沢な花鑑賞が出来るとあってか人気が高いようである。

林道をアナグマが横切った!
駐車場から林道を下って、15分ほどで尾鈴山の登山口に到着する。

登山口
いきなり急勾配で、偽木の階段道をジグザグに登って行く。
無風状態の林の中は蒸し風呂みたいに暑くて、すぐに汗が滲んでくる。
ふと足元に目を向けると、ギンリョウさん御一家もお出かけのようだった。

ギンリョウソウ御一家
少しずつ高度をあげて行くと、10本近くの赤松巨木があり、木々の間を抜ける。
天井からすごいパワーを降り注いでくるようである。


凄いパワーを感じますね
赤松の巨木にパワーを貰いつつ、自然そのもの林を登って行く
おお~今度は、女性登山者の目を惹きつけ、男達を沈黙させる子宝の栂が現れる。

見てくださいな、この雄姿を(羨ましい限り・・・)
子宝の栂を過ぎると、展望はないものの、絶えず登山道脇に聳え立つブナやヒメシャラ
栂の大木が癒してくれて、山頂まで飽きることのない登山道が続く。
9合目を過ぎると、突然と言った感じで空間が現れて、一期の展望が開けてくる。

都農の平野が見渡せる。フェニックスシーガイヤは何処?

後で向かう、長崎尾を見るとお楽しみのアケボノツツジが見える。
展望を楽しみ、馬酔木の小木を掻き分けると、古びた鳥居があり尾鈴神社 元宮に着く
本宮の横を抜けて登ると、一等三角点の尾鈴山1405mの山頂に到着する。
山頂は木々に囲まれて、全く展望はなく、むしろ山頂手前のブナとヒメシャラ林が素晴らしい

鳥居
尾鈴山の山頂(1405m+ケルン高)

素敵なブナとヒメシャラの林
尾鈴山の三角点に登頂のタッチを済ませると、ブナ林を駆け下って万吉山へと向かう。

目の前に真っ赤なものが♪
開花が待ち遠しい、尾鈴山の石楠花の蕾で、まだこの後の桃源郷を知らず。
ブナ林から万吉山稜線に出会い、更に高度を下げて行くと、目映い光景が待っていた。
ワ~オ、ブラボー、すてきイ~♪、石楠花とミツバツツジのコラボレーション

石楠花と三つ葉ツツジ
万吉山どころじゃない、気持ちは万吉山へと急ぎたいが、目が足が言う音を聞かず
何とか騙しながら、尾鈴山の山頂から30分を費やして万吉山1318mに到着である。

相棒さんのニューピークでした。
万吉山の山頂一帯も石楠花が競い咲していて、早いものは散り始めている物もあった。
万吉山からの戻りは、ブナ林を直登せずに、遠回りながら尾根を登って縦走路へむかう。
***尾根道には道標のテープはないが、迷うことはないでしょう。
再び尾鈴山に経つ、時計を覗くと万吉山の往復所要は、花鑑賞含め50分だった。
山頂でランチを摂っていると、2組3人の登山者が登ってこられた。
なんと、2人組さんは名古屋から来たとの事で、尾鈴山ピストンと矢研滝巡りだと・・
ランチを終えると、長崎尾へと縦走路を歩きだす。

尾鈴山の手前から見えた長崎尾の尾根を飾るピンク色は、どんな出迎えしてくれるのか?
鞍部に下り最初のピークから、1338mピークへの登り返しは、ピンク一色だった。
右も左も、花・花・花~、それも、アケボノツツジと石楠花が競っているかの如く
ここ10年来の出来と言ってもいいのではないだろうか?
ここでは、一部だけ紹介します。

花に気を奪われて、時間の経過も失念してしまう。
気が付けば、目の前にはなんと、鹿児島の山友達の姿があった。
久しぶりの出会いに、山情報やリタイヤ後の生活談まで会話が弾む。
山仲間と別れ、長崎尾に着いたのは、尾鈴山を発って1時間45分後だった。
長崎尾には、オバケのQ太郎がいるんですよ~ 知っていましたか?
ほら、ウインクとまん丸目玉にタラコ唇のQ太郎さんでしょう。
長崎尾

オバケのQ太郎
長崎尾のQ太郎に挨拶を済ませると、とにかく下山を急ぐことにする。
一旦鞍部に下って、矢筈岳との三叉路分岐点へ登り返す。
短い登りだが、なぜかこの日は足が悲鳴を上げて、フウフウハアハアの吐息で登った。

沢山の傘があるが、全く役に立たないヤブレガサ
えっ ばれちゃいましたか。本当はモミジガサですね。
三叉路分岐に到着、直進すると矢筈岳を通って、矢筈林道へ更に白滝へ行けます。

直角に左折して下り、1261mピークから一気に高度を下げる下り坂となる。
下りが苦手な相棒さんの悲鳴が絶えない、落ち葉を踏んでズルッ!木の根でズルッ
怖いから腰が引けてへっぴり腰で、重心が後ろだから余計に滑るのだろう。

三叉路から25分で矢筈林道を横切り、またもや急坂を下る。
いつも思うのだが、このルートを登る登山者って根性あるよなぁ~

yamahiroは、たったの1回だけ登っただけで、2度と登りには使っていない。
急坂との戦いは10分で幕を閉じて、愛車の広場に戻った。

いや~実に、6時間を超える山歩き、尾鈴山ってこんな長丁場だったかなぁ~
アケボノツツイジ姫、石楠花嬢、ヒカゲツツジ淑女と、女性のお出ましについ長居した。
尾鈴山系の尾錠たちは、今が見頃ですよ~出かけるなら、今でしょう♪
山の美女たちは、明日のBlogで紹介します。
2014/05/02(金)晴れのち曇り・・花鑑賞日和
尾鈴山の登山口となる甘茶滝近くは、平日にも関わらずの満車状態だった。

甘茶滝
矢筈林道を登って、下山口となる広い駐車場に向うと、ここにも数台の車が・・・
今の時期の尾鈴山系は、贅沢な花鑑賞が出来るとあってか人気が高いようである。

林道をアナグマが横切った!
駐車場から林道を下って、15分ほどで尾鈴山の登山口に到着する。

登山口
いきなり急勾配で、偽木の階段道をジグザグに登って行く。
無風状態の林の中は蒸し風呂みたいに暑くて、すぐに汗が滲んでくる。
ふと足元に目を向けると、ギンリョウさん御一家もお出かけのようだった。

ギンリョウソウ御一家
少しずつ高度をあげて行くと、10本近くの赤松巨木があり、木々の間を抜ける。
天井からすごいパワーを降り注いでくるようである。


凄いパワーを感じますね
赤松の巨木にパワーを貰いつつ、自然そのもの林を登って行く
おお~今度は、女性登山者の目を惹きつけ、男達を沈黙させる子宝の栂が現れる。

見てくださいな、この雄姿を(羨ましい限り・・・)
子宝の栂を過ぎると、展望はないものの、絶えず登山道脇に聳え立つブナやヒメシャラ
栂の大木が癒してくれて、山頂まで飽きることのない登山道が続く。
9合目を過ぎると、突然と言った感じで空間が現れて、一期の展望が開けてくる。

都農の平野が見渡せる。フェニックスシーガイヤは何処?

後で向かう、長崎尾を見るとお楽しみのアケボノツツジが見える。
展望を楽しみ、馬酔木の小木を掻き分けると、古びた鳥居があり尾鈴神社 元宮に着く
本宮の横を抜けて登ると、一等三角点の尾鈴山1405mの山頂に到着する。
山頂は木々に囲まれて、全く展望はなく、むしろ山頂手前のブナとヒメシャラ林が素晴らしい

鳥居

尾鈴山の山頂(1405m+ケルン高)

素敵なブナとヒメシャラの林
尾鈴山の三角点に登頂のタッチを済ませると、ブナ林を駆け下って万吉山へと向かう。

目の前に真っ赤なものが♪
開花が待ち遠しい、尾鈴山の石楠花の蕾で、まだこの後の桃源郷を知らず。
ブナ林から万吉山稜線に出会い、更に高度を下げて行くと、目映い光景が待っていた。
ワ~オ、ブラボー、すてきイ~♪、石楠花とミツバツツジのコラボレーション

石楠花と三つ葉ツツジ
万吉山どころじゃない、気持ちは万吉山へと急ぎたいが、目が足が言う音を聞かず
何とか騙しながら、尾鈴山の山頂から30分を費やして万吉山1318mに到着である。

相棒さんのニューピークでした。
万吉山の山頂一帯も石楠花が競い咲していて、早いものは散り始めている物もあった。
万吉山からの戻りは、ブナ林を直登せずに、遠回りながら尾根を登って縦走路へむかう。
***尾根道には道標のテープはないが、迷うことはないでしょう。
再び尾鈴山に経つ、時計を覗くと万吉山の往復所要は、花鑑賞含め50分だった。
山頂でランチを摂っていると、2組3人の登山者が登ってこられた。
なんと、2人組さんは名古屋から来たとの事で、尾鈴山ピストンと矢研滝巡りだと・・
ランチを終えると、長崎尾へと縦走路を歩きだす。

尾鈴山の手前から見えた長崎尾の尾根を飾るピンク色は、どんな出迎えしてくれるのか?
鞍部に下り最初のピークから、1338mピークへの登り返しは、ピンク一色だった。
右も左も、花・花・花~、それも、アケボノツツジと石楠花が競っているかの如く
ここ10年来の出来と言ってもいいのではないだろうか?
ここでは、一部だけ紹介します。


花に気を奪われて、時間の経過も失念してしまう。
気が付けば、目の前にはなんと、鹿児島の山友達の姿があった。
久しぶりの出会いに、山情報やリタイヤ後の生活談まで会話が弾む。
山仲間と別れ、長崎尾に着いたのは、尾鈴山を発って1時間45分後だった。
長崎尾には、オバケのQ太郎がいるんですよ~ 知っていましたか?
ほら、ウインクとまん丸目玉にタラコ唇のQ太郎さんでしょう。

長崎尾

オバケのQ太郎
長崎尾のQ太郎に挨拶を済ませると、とにかく下山を急ぐことにする。
一旦鞍部に下って、矢筈岳との三叉路分岐点へ登り返す。
短い登りだが、なぜかこの日は足が悲鳴を上げて、フウフウハアハアの吐息で登った。

沢山の傘があるが、全く役に立たないヤブレガサ
えっ ばれちゃいましたか。本当はモミジガサですね。
三叉路分岐に到着、直進すると矢筈岳を通って、矢筈林道へ更に白滝へ行けます。

直角に左折して下り、1261mピークから一気に高度を下げる下り坂となる。
下りが苦手な相棒さんの悲鳴が絶えない、落ち葉を踏んでズルッ!木の根でズルッ
怖いから腰が引けてへっぴり腰で、重心が後ろだから余計に滑るのだろう。

三叉路から25分で矢筈林道を横切り、またもや急坂を下る。
いつも思うのだが、このルートを登る登山者って根性あるよなぁ~

yamahiroは、たったの1回だけ登っただけで、2度と登りには使っていない。
急坂との戦いは10分で幕を閉じて、愛車の広場に戻った。

いや~実に、6時間を超える山歩き、尾鈴山ってこんな長丁場だったかなぁ~
アケボノツツイジ姫、石楠花嬢、ヒカゲツツジ淑女と、女性のお出ましについ長居した。
尾鈴山系の尾錠たちは、今が見頃ですよ~出かけるなら、今でしょう♪
山の美女たちは、明日のBlogで紹介します。