誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

犬ヶ岳(一ノ岳)~求菩提山

2014-05-11 20:11:58 | 山歩き
 犬ヶ岳(一ノ岳)~求菩提山
20140505(月)・・・霧雨のち曇り
コースタイム:一の岳・笹の宿(9:40)~杉の宿~(10:20)~世須岳~虎の宿(10:55)~護摩堂跡(11:15)~
求菩提山(11:35)~中宮~阿弥陀窟~(12:45)~登山口~(13:05)~公共駐車場(13:15)
        
 犬ヶ岳から笹の宿まで歩いたら、仕上げは、杉の宿・虎の宿・求菩提山を経て下山
笹の宿から緩やかな下り、石楠花に変わってミツバツツジが登山道を飾る。
そして、何よりも嬉しい事に、あまり人の手が入れられず自然がそのままである。
        
        
        ガスとブナ
 突然、急坂の下りになりオマケに剥き出しの黒土でまるで滑り台そのもの
木の階段が付けられていたが、殆どが崩れて使い物にはならない状態だった。
喰う坂を下るとブナやヒメシャラの木立の中を歩いて行くと、左側に林道が現れる。
        
        急坂と木の階段
        
        自然の中に無粋な林道
 林道を横切って、再び自然の中へと入って行くとまたしても目の前に林道が・・・
折角、自然を満喫しているのに、林道横切りはないよなとこぼしているうちに
杉に宿に到着する。(笹の宿から1.8kmです。40分でした。)
杉の宿にもベンチがあり、宿の謂れや説明書きが置かれてあった。
        
        
        杉の宿
 杉に宿から虎の宿へ、説明書きには1.8kmと書かれてあった。
余り登りには使いたくない勾配の坂道を下る。下る。下る。     
鞍部まで下ると当たり前の登り返し、しかも左側が植林地となってくる。
何なんだよ~今までの快適な自然の中の山歩きを奪われて、些か消沈
目の前のピークに駆け上がる、このピークが『世須岳』のはずだが何にもないよ(--;)
地図上では登山道の右手のこんもりした場所が世須岳になる。

 世須岳?から下って行くと、もういけません!
完全に人工林の歩きが待っていて、虎の宿は人工林の中にあった。(杉の宿から35分でした)
       
       
 虎の宿を通過すると、檜林の下りが待っていた。
木の根が登山道に表出していて、うっかり足を載せようものなら(泣き)です。
胎蔵界護摩場跡へ向かって歩いていると、いつしか周囲は自然林に戻っていた。
林の中の鬱蒼とした場所の広場が、胎蔵界護摩場跡だが面影は全くない。
       
         
 ルートが2つに別れ、右はやや下り坂で五窟をへて、登山口へと繋がる。
左のルートは緩やかな登りになっていて、0.4kmで求菩提山となっている。
最終峰の求菩提山を目指して、左の林の中へ登って行く。
結界石を通って、露石を縫いながら少しずつ登って行くと銅葺屋根の上宮に到着
 *上宮が求菩提山の山頂である。
       
       
      求菩提山頂の上宮
 上宮からの下りは、鬼が一夜にして作ったという『鬼の石段』下り
      
手摺として、チェーンが張られているが、鬼の石段は滑りそうで非常に怖かった。
恐々と下って行くと、高校生?らしき男性2人と親子3人に出会う。
求菩提山は、こんな若い人達でも訪れる、人気の山なのだろうか?ちょっと不思議
鬼の石段を下って、中宮に下り第五窟の阿弥陀窟から、杉林をジグザグに下ると登山口
      
      
      
      
 登山口から公共駐車場へは、舗装道路を歩いて戻った。(10分)

  
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする