貴婦人に誘われて、祖母山へ(6/23-単独強行)
One chance Dayに賭けて、未踏ルートを駈けることにしました。
目指すは、山の貴婦人”オオヤマレンゲ”に逢いたくて祖母山でした。
神原からメンノツラ越に登って、宮原ルート合流~Q合目小屋~山頂~国観峠~登山口
予定のコース図
5:55-何時ものように右岸から登っていきます。(メンノツラから初なので早発)
メンノツラ越までは、4月に歩きましたが急登も岩場もなく気持ち良いルートです。
途中、左上=炭釜の跡 右上=神仙の滝
左下=ブナ水源 右下=ヒメシャラの群生が始まり
気持ちよい自然林が続きます。
7:15-メンノツラ越えに到着すると樹間から大障子岩が望めますが・・・ガス!
左に下ると《神掛ヶ岩》前回はへっぴり腰だったので、何時かもう一度トライしたいと思います。
**同行者にしたから撮影して貰うと高度感が出るかなと思っています。
右に90度向きを変えて、通称小松尾根と呼ばれる未踏尾根を登っていきます。
岩場に突き当たりますが、左側の隙間を抜けられます。
ロープが付けられてあり助かりますが、もう少しで越えられるという所で、
足が届かず四苦八苦しました。
幾つかの小さなアップダウンが繰り返されますが、その度に急登が待っていてシンドイ
1350m付近でルート逸脱!
1本の尾根を歩いていたのですが、急に道標のテープが見当たらなくなりました。
ヤバッ!
10mほど引返すと尾根から急に下る分岐点がありました。ホッ(^o^)
**痩せ尾根ながら尾根の右端を歩いていて、左への分岐に気が付かなかったようです。
8:15-ルートが合わさりました、メンノツラ谷と呼ばれるプロ向きルートです。
ここからQ合目の小屋まで1本道の予定です。
8:50-小屋の手前で、大縦走路の健男神社~大障子岩ルートと合流します。
9:00-オオヤマレンゲ広場に到着です。
広~い開けた場所にオオヤマレンゲが群落を成しています。
やはり裏年でしょうか?花の数が少ないように感じます。
それでも、清楚な貴婦人は、こっちにおいでと笑顔で誘っています。
逢いたかった~
そうね~2年振りだもんね~
フン
真っ先に駈け寄って来るかと待っていたのに、アンタって浮気者だね。
まっ、来てくれたから許してあげる(^_^)v
まま~まあ~、みんな仲良くしなくちゃ~
番茶も出花って若いね~貴婦人と呼ぶにはチト早し婦人じゃ可哀想だねっ
純粋無垢の娘が、2階の窓から顔見せかな?
これはこれは、祖母姐さんじゃないですか?
齢を重ねても余り有る魅力が感じられますよ~
9:30-さてと、オオヤマレンゲさんと戯れたら、祖母山のテッペンを目指します。
小屋から距離は短いけど、このコース好きになれないなぁ~
09:45-オオヤマレンゲ鑑賞もありましたが、3時間50分で山頂到達でした。
真っ白! ガスガ~~ス
この日初めて会う人が、「このガス晴れますかね~」と尋ねられるも返答の仕様も無く・・
目を閉じて、傾山~本谷山~古祖母山の縦走露、その彼方に浮かぶ霧島連山の勇高千穂峰を仰ぐ
食事しながらガスの腫れるのを待っても良かったが、飛翔虫が煩くて退散することに
Q合目小屋分岐(右)見ながらグングン下っていきます。
10:20-虫に追われて国観峠まで下って来ました。
赤いニット帽子のお地蔵さんが、山行の安全と飛翔虫から護ってくれます。
神原登山口を目指して下ります。
一番の難所ぁ?
この先は危険ポイントがないわけじゃないけど、気楽に歩いても大丈夫です。
小松尾根も気持良かったけど、本ルート?も気持の良い尾根続きです。
11:00-あちゃ~
足湯かよ~、今日は勘弁して欲しいな~と、困ったときの神頼み🙏
少し上流部に飛び石で渡れる場所があって、何とかクリアーしました。
11:30-5合目の小屋を右に見て、川の流れを聴きながら広い登山道を下って
*5合目の小屋は、改装中でした。・・・有り難いですね。🙇感謝
11:50-登山口の小屋が見えてきてゴ~ルです。
歩行時間=6時間、歩行数=23255歩(葯17.8km)でした。
未踏の小松尾根コースは、岩場もあったり変化があって楽しいコース
森の貴婦人さん達にも逢えて楽しいお山歩でした。
さてと、鳴子山の貴婦人さん達に逢いに行けるかなぁ~
と、その前に、デジカメ(COOLPIX P600)がトラブル続きです。
ダイヤルモードがズレているメッセージでどのボタンでも作動しません。
分掃に出すかあ~ この費用は自腹(小使い)だな!