新聞を読みましょう

2010-07-12 16:00:09 | 日記
年度によって違うのかもしれませんが、今年の中3生たちは、いつもの年の子達よりも政治に対する関心が高いらしく、昨日の参院選投票を前に、土曜日の授業(公民)では、大人顔負けのなかなか鋭い意見や質問が飛び交っていました。

● タレント候補なんて、いかにもただの人気取りの安っぽい票目当てだよね。柔道だか落語だか知らないけど、担ぎ出すほうも出される方も、お前ら人を馬鹿にしてんじゃねえぞって感じ(男子)
● みんなの党って人気あるらしいけど、口を開けばアジェンダアジェンダって、まるで馬鹿の一つ覚えみたい。前にやっぱり口を開けばファイアーファイアーってわめいてたバカ丸出しがいたけど、それに通じるものがあるって親が言ってた(女子)。


なかなか手厳しいようで(笑)。

でも、これだけ騒がれていたわりには、それでも投票率はあいも変わらず50パーセントにすら遠く及ばない日本ですから、今手厳しい意見を口にする頼もしい?彼らが成人したら、きっと今よりも投票率もアップするのではないかと思います。

昨今は学校の社会のテストでも、各々の意見などを書かせるような問題がテストで出されたりしますので(その内容を評価するのではありません)、それに対応するには、普段から本人はもとより家庭などにおけるちょっとした訓練などが必要ではないかと思います。

新聞を読むことは、その新聞の立ち位置がどのあたりにあるのかを踏まえることを前提とすることが大切ですが、世間の考えやその変化の仕方を読み取ったり、その上で自分の考えを培う訓練になりますし、漢字や熟語習得のためにも極めて有効なツールになります。

これから夏休みを迎え、そこで出される宿題では、作文や小論文なども必ず含まれますから、今まであまり新聞を読む習慣がなかった人も、これを機に読み始めたら、きっと大いに役立つことと思います。




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