小さな感動

2010-07-23 19:19:45 | 日記
藤沢校講師の感想から、授業の感想が寄せられました。

概略、下記の通りです。





今日は、私立小5年生の理科の夏期講習を受け持ちました。

四谷・予習シリーズを使って光と音の単元を学習しましたが、その中で、凸レンズを通る光がレンズの反対側をどう進むかについて、主にワークのイラストを用いて説明しました。

焦点の外側、からに離れた位置に置いた像、すぐ近くに置いた像、焦点に置いた像、焦点の内側に置いた象が、それぞれどの位置にどういう形の象を結ぶか、或いは結ばないかを、10通り以上の例で説明したのですが、例の数が多くなってくると、集中力が多少落ちてきますので、教える側としてはここで工夫が求められます。

最も簡単且つ有効な手段は実験をすることですので(他にも様々な手段がありますが)、今日は実際に凸レンズを使って一つ一つの例が本当かどうかを手助けしながら自らの手で試させました。

すると、それまで少し弛緩していた注意力が目に見えて回復して、嘘ではなく、まさに芽が輝き出しました。そして、ワークの例がそれぞれ実験で再現される度に「あっ、本当だ」という小さな歓声を上げて納得してくれるサマは、ある意味実に感動的でした。

こうした一つ一つの小さなことが着実に今目の前に座っている生徒の中に知識として蓄えられていくのだという感動です。



講師と生徒、1対1の真剣勝負的向き合いの中では、常にこのような出来事が繰り返されています。



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