勉強が苦手な子は、「何が分からないかも分かっていない」ことがよくあります。
逆に言えば、何が分からないのかを正確に理解することが「分かる」ことにつながるのだと思います。
ACSでは、闇雲に、或いはがむしゃらに分かるように詰め込むのではなく(そういう時も時にはありますが)、その時その時で「何が分からないのか」を本人に悟らせることと、そこから、なにをどうしたらようかをまず自分で考えられるような、そんな指導を行っています。
また、全てが塾の中で完結するのではないことも、充分に悟らせます。
生徒の中には、「塾で勉強している」という安心感や達成感で、家では勉強しない例もありがちです。
そうではなく、塾の中ではあくまで勉強に必要なものの一部、よくて30パーセントくらいのものしか消化できず、それを家で形ある物に鍛え上げていく~具体的には、宿題として出された課題をやり遂げることが必要不可欠なのだということを、それこそ必要に応じて何度でも繰り返します。
つまり、ここでは勉強の一部分だけをピックアップしてこれを行っているのではなく、トータルなものを根底に置いた学習プランをこなしていく事を日ごろからの実践課題としています。