正しい検討の手順、そして判断とは

2011-01-14 18:03:29 | 学習塾・勉強の仕方

 

 

大抵の学習塾には、無料体験という制度があります。

回数を限って無料で授業を受けて頂くことで、子ども自身にその塾の様子や授業のレベル、進行の仕方などを味わってもらい、入会するかしないかの検討材料にして頂くという、そのようなシステムです。

 

これはまた、子供だけではなく、そこに子供を通わせるかどうかを検討する保護者の方のためのものでもあって、学習塾の側から申せば、子供よりもむしろ保護者の方に検討頂く事の方に、より重みがあるとも言えます。

 

何故でしょうか。

 

子供は子供であって、そこで下される判断に、大人のような分別を期待することは土台無理だと思うからです。

 

子供たちが、その体験先の塾を判断する時には、授業の質や、それが今後の自分の学習の進展にどれだけのプラスをもたらしてくれるだろうかというようなものよりも、むしろ、ただ表面的な印象であったりすることの方が明らかに多いと思います。

 

これはしかし、保護者の方が本来望むべき「学習塾選びの検討」の内容とは言えないですよね。

 

しかし、そうであるにも関わらず、たまに子供の判断に全て任せてしまっているかのような保護者の方もおられます。

余程お子さんの判断力に自信をお持ちなのか、或いは言葉は悪いですが、タカをくくっているかのどちらかではないかと思ってしまいます。

 

学習塾を選ぶに際しては、やはり一定の検討材料をしっかりと集めていただいて、それらを吟味した上でご決断されることを強くお勧めいたします。

 

これは、もちろんそうしたご検討に十分耐えられるだけの自信をACSが持っているからこそ言えることなのではありますが。

 

 

 

次回、お子さんが塾で見せる顔と保護者に見せる顔の違いについて。

 


 

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