私はよく面談でも同じ事を言いますが、勉強を教える、勉強が出来るようになるというのは、そのことだけをピックアップして考えた場合、それほど難しい話ではありません。
学習塾であれば尚更で、勉強を得意としてきた大人が、どちらかといえば勉強が得意ではない子や、今はまだ完成していない子に教えるのですから、これを難しいと思う方が間違っていますよね。
難しいのは、もっと別の問題です。
例えば、
● 子供の行動に問題があって、それがために勉強に充てる時間をコンスタントに取れない。
● 子ども自身がそういうことに問題意識を持っていないし、黙っていればそのうち盛ってくれるだろうという機体も持ちにくい。
● 保護者と子供の関係が必ずしも上手く行っておらず、ぞの為に子供を指導し切れていない。
などといった事が、そのまま子供の勉強不振に直結しがちです。
いわば、勉強それ自体というよりも、その周辺に在る諸事情と言ったらよいでしょうか。
であるならば、子供の勉強を充実させて、そして学力向上の為には、まずはそうした事情を改善していくことが欠かせない前提であって、それが出来れば問題の少なくとも初めの3割くらいは解決出来たも同然でしょう。
ACSアカデミーで特に力を入れて行っている保護者面談或いは生徒本人を交えた三者面談では、そうした事の改善・解決に役立てていただこうというのを目的として行う定例イベントであって、現在、これを活用し、一緒に問題を解決して行こうとお考え頂く保護者の方が月を追うごとに増しています。