おはよう、諸君。
後一時間足らずで、諸君ら140名は、極東に向かって旅立ち、史上最強の敵と交戦する。
時を同じくして、世界各地の米兵たちも、他の35隻の原子力空母で、同様の救助に向かう行う手はずだ。
諸君がまもなく赴く戦いは、人類史上最強の救出活動となるだろう。そう、人類史上最強の・・・・
人類・・・・・この言葉は、今日、我々全員にとって、新たな意味を持つ。地球に対する今回の暴虐行為に少しでも意味があるのなら、
それは我々人類が共有するものの大きさに気づかせてくれた、という点につきるだろう。
今回の侵略は、この惑星で共に生きるのがどういうことかを、新たなる視点から見直させてくれた。
人間同士の無数の差異など瑣末事でしかないことを痛感させ、共通の利益というものの意味を実感させてくれた。
そしてさらに、歴史の方向を変え、人間であることがどういうことかをも定義し直してくれた。
今日このときより、世界の諸民族と諸国家がいかに深く相互に依存しあっているかを、我々は決して忘れることがないだろう。
諸君は日本を愛し、この日本を守り抜くために自らの才能と技術を差し出し、命すら投げ出す覚悟を固めている。
諸君と共に戦列に立てることを、私は心から誇りに思う。
3月11日は日本の祝日だけではなく、地球上のあらゆる国家が肩を組み、こう叫ぶ日となるだろう。
”我々は決して従容と死を受け入れたりしない!我々は生き続ける!生き続けてみせる!”と。
その日こそ、我々は真の独立記念日の祝うのだ!
アメリカ軍作戦名
「Operation Tomodachi」
今回の地震被災地で学習塾を経営している、とある方の安否が極めて心配です。
地震が襲った日、多くの生徒が不測の事態に備えて塾に来ることを控え、各自
自宅で待機していました。引き続いて起こることが予想されていた余震に伴う
混乱を思うと、それは正しい判断であったと思います。
ACSアカデミーは、教室責任者自身が交通機関の麻痺による足止めで出勤する
ことが出来ない者もおりましたが、その者の機転で、その教室の比較的近隣に
住む講師に連絡を入れて、彼の出勤日ではなかったものの、急遽教室に出ても
らうこととし、何かの折りの備えとしました。
藤沢の教室については、先日の記事で書いたとおり、両親と連絡が取れずに困
っていた小学生の保護をすることになり、こういうことが今後起こったときに、
私たちに何が出来るのか、何をするべきなのかについて考えるきっかけになり
ました。
ところで、この大惨事の中、あちこちで見知らぬ人同士が声を掛け合い助け合
う、心温まる話が聞こえてきます。
私たちの一人一人が、この際何をするべきかをよく考えて、粛々と行動して行
くことで少しでも前に向かって進んで行きたいと思います。