子供を学習塾に入れ、そこで仕込めば自動的に勉強が出来るようになるなどとは、
さすがに殆どの保護者の方は考えないと思います。
（それでもたまにそういう方もおられますが）
この時期、ある学習塾から他の学習塾に転塾される方の礼も少なくありません
そういう方の多くは、今通っている塾で思うように成績が伸びていないとか、
思わしい効果が見られないといったご不満がある場合が殆どです。
そうしたとき、では今何が足りていないのかについて、その塾だけでなく、子ども
自身の言動を正しく評価してから次に進むことが大切で、これをせずにただ転塾す
ればそれで問題が解決すると思い込むことは、冒頭に書いた「自動的に出来るよう
になると思い込む愚」となんら変わりません。
これは、学習塾の側の責任を回避するという意味では決してありません。
勉強というのは、これをする主体が子ども自身であるのですから、何がしかの問題
があるときには、その部分を変えていかない限り変化（勉強が出来るようになるこ
と）はないし、あっても限定的になるという話です。
ですから、こういうとき、ACSアカデミーでは、何が足りていないのかを学習塾の
側と生徒、或いはご家庭の生活サイクル(リズム)の側の両方から検討を加えた上で、
直すべきところは直す、伸ばすべきところは伸ばすという工夫を個別に追求してい
きます。
今日も行われる予定の新規入会説明の際、そこではこうしたやり
取りの中で、どのようにして眼前の問題を解決していくか
をとことん保護者の方にご説明し、一つ一つ疑問を解消し
た上で、その後具体的に何をどうして行くのかのロードマ
ップを示してまいります。
