嘘、言い逃れ

2022-10-20 11:58:23 | 学習塾・勉強の仕方
嘘をついたり言い逃れをするのは子供にありがちな行為ですが、一方それを指摘されたり叱責されるとすぐに非を認めて「ごめんなさい」と子供らしく謝る子も少なくありません。 

宿題をめぐっては、この嘘や言い逃れが最も多く現れる場面ですが、これをやってこないことにはこちらは一定の理解はしています。体調不良もあるかもしれませんし、他にやることに時間がかかってしまい、そのためやるつもりだったのに出来なかったということだってあるでしょう。

私はこの欄で度々言っていますが、子供達に勉強(の仕方)を教える時に、まず必要なのは、環境面を整えてやることです。私自身の話で恐縮ですが、決して裕福ではなかった子供時代に、私の母は、常にこの環境面の整備に心を砕いてくれていて、食べるものや切るものは質素というか、貧相でしたが、私は心身ともに安心して勉強だけはすることが出来ました。その際母親は、明確に言葉では言わなかったものの、陰に陽に「ウソはダメ。やらなかったら素直にその事実をまず言いなさい。理由を訊かれたときに初めてそこでそのわけを言いなさい。自分から言い逃れをするんじゃない」という態度を私に示しました。

それでも不真面目な私は度々宿題はじめ、子供或いは生徒としてやらなければならない、いわばルーティンワークをサボったり誤魔化したりもしたもので、子供は言って聞かせても素直にそれに従うものではないということを、この身をもって実践実感しているという情けなさなのですが。

最近のことですが、かつての私のような、いや私以上の新種のサボり、言い逃れをする中学生と対峙しました。

何度言ってもちっともやってこない簡単な宿題に業を煮やした私が彼にそれをいうと、彼も言い返しました。

「言われた宿題をその都度やっていたら次にやることがなくなってしまうじゃないですか。宿題をやる子はやる子。僕は僕です」  

お先真っ暗でしたね。
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数学テスト結果予想

2022-10-20 10:14:25 | 学習塾・勉強の仕方
この前書いた「明日数学テスト」の子に、昨日私が「どうだった?」と訊くと「言われたとおり、ケアレスミスに注意しながら解いたので、うまくいけば100点。それでもミスがあって、それが10%と仮定すると90点かな。解いていて分からない問題はありませんでした」と、大人が分析するようなことを言っていました。

で、昨日は英語の授業。一般動詞の不規則変化と3単現がやや苦手気味ですが、教科書の本文訳もはじめに自力で新出単語の訳を調べて、とにかくまず自分でトライする姿勢が良く、上に書いた苦手も実際には難なくクリアしてほぼ正確な訳ができましたし、続いての設問処理も、語順整理と和訳、英訳ではその正答率が95%でしたので、この調子で伸びてくれれば、次回のこの科目テストもきっと良い結果となるに違いないと、この子の志望校である希望ヶ丘と平沼が決して夢ではないと思いました。
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