これは宣言でもあります。

2022-10-25 11:06:47 | 学習塾・勉強の仕方
規約について改めて書いた、書かざるを得なかったのにはもう一つワケがあります。

先日参加した学習塾経営者のオンラインセミナーで多くの参加者も言っておられたことの中に、やはりこの規約について、これを軽んじるか認識不足からかは別にして、勝手な解釈と行為を繰り返す当事者が一定数いて、そのため当事者双方(殆んどの場合「一方だけ」ですが)に少なくない迷惑が発生していることをどう捉え、どう解消改善していくべきかというトピックがありました。

途中は省きますが、結論はこうです。
この場合、エモーショナルになることなく、入会時に必ず交わしている筈の塾規約に則って粛々とこれを実行するということを徹底することでのみその迷惑行為を断ち切れるのだという姿勢であること。これに尽きます。

これを受けて、セミナー参加者は任意でこれ(我々は規約に則って全てを行うという宣言)をホームページやブログなどで今一度明示しようと。

尚、当会の規約は、経済産業省が提供している一般的学習塾運営に適応する規約集の雛型をベースに、顧問弁護士がこれに法律的見地からの監修を加えて作成したものを使用しております。
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規約を忘れるなかれ

2022-10-25 10:43:54 | 学習塾・勉強の仕方
前回、規約について書きました。

今更なぜと思われる方もいるかもしれませんが、極々少数とはいえ、学習塾の運営と業務進行には決まりごとと、それをハッキリと明示した契約書という名の何条かからなる規約があって、契約者双方はこれを納得した上で役務を提供または受益しているということを忘れている例がいまだにあるからです。

これは学習塾に限ったことではなく、社会生活を営む上ではあらゆる場面で共通することで、誰もが等しく受け入れている筈の、その意味では普遍的な社会のルールです。会社には社則が、学校には校則が、経済活動には商法その他が、道路を運行する時は道路交通法その他が、刑事には刑法その他が、労働には労働三法が、公務員には公務員法がといったように、あらゆるところにルールがあって例外はなく、人はこれを好みで受け入れたり拒んだり出来ません。そこに勝手な解釈を加えることも出来ません。勝手な解釈をしてそれを行動に移すことも出来ません。

規約といっても平素は特にはそれを意識することはあまりありませんが、意識しないからといってこれがなくなったわけではけっしてなく、何かの折には常にこれが役立ちます。強制と言い換えることも可能です。

学習塾の場面に限れば、入会から卒業を含む退会に至る間(正確にはその後においても)の全ての手続きや処理において、また役務の提供全般において、当事者(塾側も保護者側も)は規約に則ってこれを遵守することを入会時の説明と合意を経て署名捺印した契約書によって強制されます。
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