あの田母神が、よりによって8月6日の広島で、「ヒロシマの平和を疑う」なる講演をやらかすと言う。そんな「核廃絶ナンセンス・核武装推進」講演なぞ、わざわざ8月6日の広島でやらずとも、8月15日の靖国神社や、どこぞのネオナチ・ヘイトの集まりで、いくらでも出来るだろうに。核廃絶の議論をすべき場に、核抑止・核武装論の入り込む余地なぞ一切無い。そんなものは、凡そ議論の名に値しない、只の「荒らし・嫌がらせ」でしか無い。
「ポスト政権交代」の命運が掛かったこの大事な時期に、こんな「19世紀帝国主義の化石」みたいなバカウヨの相手なぞ、はっきり言って、もうアホらしくてやってられないのだが。それでも、こんな「アウシュビッツでネオナチの集会をやらかすのも言論の自由だ」と言わんばかりの、被爆者を貶める以外の何物でもない所業を、黙って見過ごす訳にはいかない。よって、下記声明をそのまま転載する事で以って、当ブログの意思表示とする。以下、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」サイトより転載。
下記の「日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明」を日本会議広島、日本会議、株式会社田母神事務所の三者に提出しました(7月17日、7月21日)。今後も賛同団体が増えるたびに提出します。
2009年7月16日
———————————
日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明
この8月6日午後6時より、メルパルク広島にて、日本会議広島主催で田母神俊雄前航空幕僚長の講演会が開催される。講演演題は、「ヒロシマの平和を疑う」として、田母神前航空幕僚長は「日本のために核武装するべきだと考えており、講演ではそこに触れることになると思う」と明言している。
昨年10月の麻生政権下、田母神航空幕僚長(当時)が更迭された事件の原因になった論文「日本は侵略国家であったのか」でも明らかなように、田母神論文の目的は過去の戦争の正当化を意図し、それを梃子に再び日本を戦争のできる国づくりに導くことであった。「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」との歴史認識は、極端に偏った歴史観から導かれており、歴史的事実に反するものである。制服組トップとして、「集団的自衛権も行使出来ない、武器の使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている」「このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」と述べ、歴史の見直しを通じて自衛隊を自衛軍に変えていこうとするものである。
今回の広島講演の目的も、日本国家が引き起こした過去のアジア侵略戦争を正当化し、日本の軍国主義化を推し進めるための日本核武装論を被爆地広島で「8月6日」に主張すること、またはその布石を打つことである。
64年前の「8月6日」、アメリカ合州国政府による一発の原爆投下によって、14万人の命が奪われ、その後原爆慰霊碑にまつられた犠牲者の数は現在26万人に達する。生き残った者も、今なお放射線後障害に苦しめられている。そして毎年核兵器廃絶への誓いを新たにする「8月6日」は、あらためて言うまでもなく私たち広島市民にとっては、家族の命日であり特別な一日である。日本会議広島は、この特別な日をあえて選び、しかも明確な核軍縮の風がプラハ・ワシントン・モスクワから吹いているきわめて重要な情勢下、今まさに被爆地が核兵器廃絶の先頭に立つべきこのときに、被爆者や市民に真正面から挑戦しているのである。このような田母神講演会開催を私たちは決して見過ごすことはできない。
以上の観点から私たちは、日本会議広島に抗議し、8月6日開催予定の田母神講演会を中止することを要求する。そして、市民の皆さんに共に抗議する声をあげることを呼びかけるものである。 以上。
【団体53】
●核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
●安佐南区・安佐北区九条の会
●井口・井口台中学校区九条の会
●イラク平和テレビ局inJapan・広島
●インド・パキスタン青少年と平和交流をすすめる会
●WE LOVE 9条
●岡本非暴力平和研究所
●九条の会・はつかいち
●教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま
●呉YWCA
●建交労広島県本部九条の会
●憲法と平和を守る広島共同センター
●憲法の改悪を許さない広島県民会議
●原水爆禁止広島県協議会
●原発はごめんだヒロシマ市民の会
●市民運動交流センター(ふくやま)
●新日本婦人の会広島県本部
●女性と政治キャンペーン広島
●スクラムユニオン・ひろしま
●第九条の会ヒロシマ
●’79 女たちから
●日本基督教団西中国教区
●日本基督教団西中国教区核問題特別委員会
●日本基督教団西中国教区社会部委員会
●日本基督教団西中国教区広島西分区委員会
●日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山
●日本国民救援会広島県本部
●日本中国友好協会広島県連合会
●日本ベトナム友好協会広島支部
●日本ユーラシア協会広島県連合会
●NO DU ヒロシマ・プロジェクト
●8.6ヒロシマ平和へのつどい2009実行委員会
●ピースサイクル広島ネットワーク
●ピースリンク広島・呉・岩国
●被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会
●ひろしま医療人・九条の会
●広島医療生活協同組合
●広島医療生協津田診療所
●広島県商工団体連合会
●広島県西部平和委員会
●広島県民主医療機関連合会
●広島県母親連絡会
●広島県平和委員会
●広島県ユネスコ連絡協議会
●広島市キリスト教会連盟
●広島のうたごえ9条の会
●広島ユネスコ協会
●広島YWCA
●婦人民主クラブ広島支部
●平和・民主・革新の日本をめざす広島の会
●平和を考える市民の会・三次
●郵政労働者ユニオン中国地方本部
●ワールドフレンドシップセンター
【個人6】
●石川幸枝(保育士)
●北西 允(広島大学名誉教授)
●田尾健一(広島市議会議員)
●武田靖彦(被爆者)
●三浦精子(児童文学者)
●三木郁子(尾道市議会議員)
(2009.7.21、18時現在)
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各団体の皆様へ
下記の「日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明」への賛同をよびかけます。第二次締切りの賛同数は、団体53、個人6でした。
第三次締切を7月26日にします。よろしくお願いします。
また、どうしても個人で賛同したい方は、その旨、お知らせください。
2009年7月21日
==== 切り取り線 ====
団体名 :
代表者名:
連絡先 :
公表可否: 可・ 不可
一言 :
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「ポスト政権交代」の命運が掛かったこの大事な時期に、こんな「19世紀帝国主義の化石」みたいなバカウヨの相手なぞ、はっきり言って、もうアホらしくてやってられないのだが。それでも、こんな「アウシュビッツでネオナチの集会をやらかすのも言論の自由だ」と言わんばかりの、被爆者を貶める以外の何物でもない所業を、黙って見過ごす訳にはいかない。よって、下記声明をそのまま転載する事で以って、当ブログの意思表示とする。以下、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」サイトより転載。
下記の「日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明」を日本会議広島、日本会議、株式会社田母神事務所の三者に提出しました(7月17日、7月21日)。今後も賛同団体が増えるたびに提出します。
2009年7月16日
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日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明
この8月6日午後6時より、メルパルク広島にて、日本会議広島主催で田母神俊雄前航空幕僚長の講演会が開催される。講演演題は、「ヒロシマの平和を疑う」として、田母神前航空幕僚長は「日本のために核武装するべきだと考えており、講演ではそこに触れることになると思う」と明言している。
昨年10月の麻生政権下、田母神航空幕僚長(当時)が更迭された事件の原因になった論文「日本は侵略国家であったのか」でも明らかなように、田母神論文の目的は過去の戦争の正当化を意図し、それを梃子に再び日本を戦争のできる国づくりに導くことであった。「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」との歴史認識は、極端に偏った歴史観から導かれており、歴史的事実に反するものである。制服組トップとして、「集団的自衛権も行使出来ない、武器の使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている」「このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」と述べ、歴史の見直しを通じて自衛隊を自衛軍に変えていこうとするものである。
今回の広島講演の目的も、日本国家が引き起こした過去のアジア侵略戦争を正当化し、日本の軍国主義化を推し進めるための日本核武装論を被爆地広島で「8月6日」に主張すること、またはその布石を打つことである。
64年前の「8月6日」、アメリカ合州国政府による一発の原爆投下によって、14万人の命が奪われ、その後原爆慰霊碑にまつられた犠牲者の数は現在26万人に達する。生き残った者も、今なお放射線後障害に苦しめられている。そして毎年核兵器廃絶への誓いを新たにする「8月6日」は、あらためて言うまでもなく私たち広島市民にとっては、家族の命日であり特別な一日である。日本会議広島は、この特別な日をあえて選び、しかも明確な核軍縮の風がプラハ・ワシントン・モスクワから吹いているきわめて重要な情勢下、今まさに被爆地が核兵器廃絶の先頭に立つべきこのときに、被爆者や市民に真正面から挑戦しているのである。このような田母神講演会開催を私たちは決して見過ごすことはできない。
以上の観点から私たちは、日本会議広島に抗議し、8月6日開催予定の田母神講演会を中止することを要求する。そして、市民の皆さんに共に抗議する声をあげることを呼びかけるものである。 以上。
【団体53】
●核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
●安佐南区・安佐北区九条の会
●井口・井口台中学校区九条の会
●イラク平和テレビ局inJapan・広島
●インド・パキスタン青少年と平和交流をすすめる会
●WE LOVE 9条
●岡本非暴力平和研究所
●九条の会・はつかいち
●教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま
●呉YWCA
●建交労広島県本部九条の会
●憲法と平和を守る広島共同センター
●憲法の改悪を許さない広島県民会議
●原水爆禁止広島県協議会
●原発はごめんだヒロシマ市民の会
●市民運動交流センター(ふくやま)
●新日本婦人の会広島県本部
●女性と政治キャンペーン広島
●スクラムユニオン・ひろしま
●第九条の会ヒロシマ
●’79 女たちから
●日本基督教団西中国教区
●日本基督教団西中国教区核問題特別委員会
●日本基督教団西中国教区社会部委員会
●日本基督教団西中国教区広島西分区委員会
●日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山
●日本国民救援会広島県本部
●日本中国友好協会広島県連合会
●日本ベトナム友好協会広島支部
●日本ユーラシア協会広島県連合会
●NO DU ヒロシマ・プロジェクト
●8.6ヒロシマ平和へのつどい2009実行委員会
●ピースサイクル広島ネットワーク
●ピースリンク広島・呉・岩国
●被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会
●ひろしま医療人・九条の会
●広島医療生活協同組合
●広島医療生協津田診療所
●広島県商工団体連合会
●広島県西部平和委員会
●広島県民主医療機関連合会
●広島県母親連絡会
●広島県平和委員会
●広島県ユネスコ連絡協議会
●広島市キリスト教会連盟
●広島のうたごえ9条の会
●広島ユネスコ協会
●広島YWCA
●婦人民主クラブ広島支部
●平和・民主・革新の日本をめざす広島の会
●平和を考える市民の会・三次
●郵政労働者ユニオン中国地方本部
●ワールドフレンドシップセンター
【個人6】
●石川幸枝(保育士)
●北西 允(広島大学名誉教授)
●田尾健一(広島市議会議員)
●武田靖彦(被爆者)
●三浦精子(児童文学者)
●三木郁子(尾道市議会議員)
(2009.7.21、18時現在)
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各団体の皆様へ
下記の「日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明」への賛同をよびかけます。第二次締切りの賛同数は、団体53、個人6でした。
第三次締切を7月26日にします。よろしくお願いします。
また、どうしても個人で賛同したい方は、その旨、お知らせください。
2009年7月21日
==== 切り取り線 ====
団体名 :
代表者名:
連絡先 :
公表可否: 可・ 不可
一言 :
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