アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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2010年07月30日 00時06分47秒 | 職場人権レポートVol.1
理不尽社会に言葉の力を-ソノ一言オカシクナイデスカ?
小森 陽一,おおえだ けいこ
新日本出版社

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 最初はホンの成り行きから、「最近仕事がキツくなったけど、こんな働かされ方ってオカシイんちゃう?」という軽いノリで、職場の問題を取り上げ始めた私のブログが、コピー配布の甲斐もあって、徐々にバイトの間で話題になりつつあります。現在、全体では昼勤者だけでも50名近くいる私の職場で、既に「読者」は7~8名を数えるまでに至っています。但し「読者」と言っても、実際は記事を適当にコピーして、こちらから一方的に渡しているだけです。配布日も部数もテンデンバラバラで。
 それでも、みんな結構読んでくれています。最初の方こそ、ブログのURLを折角教えても、記事の内容が難しいの何のと言われ、殆ど誰も読んでいなかったのに、最近は「こんな事も書いてあったなあ」とバイトから指摘され、高をくくっていた私がドキリとさせられた事もありました。
 そのうちの一人(激痩せズボンの当事者)には、モニター役を依頼しています。記事の感想や、言い回しの分かり難かった箇所などを、モニターから聞いて、今後の改善に役立てようと思っています。

 そう言えば、今日もこんな事がありました。午後1時半の作業終了時間目指して、数人でせっせとカット野菜類の店別仕分けを行っていた時に、一人の社員が数人の新人派遣社員を引き連れて、バイトの中の特定の人間に「お前ちゃんと教えとけよ」と丸投げしていきました。言われたバイトも「何で俺ばっかりにそんな事を言ってくるのか」と憤っていました。
 多分、社員にとっては、そのバイトが一番言いやすかったのでしょう。これが私相手だと、「俺らバイトも教えるのは教えますが、基本的にはバイトの指導や労務管理は正社員の仕事でしょう」「その為に社員はバイト以上の給料やボーナスを貰っているのでしょう」「それを自分は殆ど何もしないで、最初から最初までバイトに丸投げでは、只の責任逃れと違いますか?」と言い返されるからでしょう。実際、大人しそうなバイトや、同じ正社員でも異動間なしで右も左もまだ良く分からない新人担当にばかり、派遣の教育係を押し付けているのですから。その挙げ句に、その新人担当が間違ったハンディ操作の仕方を派遣に教えていたのですから、開いた口が塞がりません。
 上がそんな体たらくだから、勢い教え方も、作業初日や二日目の初心者にいきなりハンディを持たせて、とりあえず形だけ終わらせようとしたり、バイトの成長よりも自分が楽をする事ばかり考えているのか、やたら細かい枝葉の部分ばかりやかましく言う割には、整理整頓などの一番肝心な基本を蔑ろにしているものだから、最後になるに従い商品がごちゃごちゃになって身動きが取れなくなったりしています。とりあえず教育係を押し付けられたバイトには、上の本をお勧めしておく事にします。

 また、こんな事もありました。この前の日曜日は、私は当日は定休日だったので後で知ったのですが、出勤メンバーの話によると、何と夜の8時まで働かされたとの事でした。何でも、卵の納品業者が1人しか来なかった為に、卵の仕分けが夜の8時までかかってしまい、検品・搬送作業を担っているウチのバイトも、その煽りで夜遅くまで付き合わされる破目になったのだとか。それで、何故1人しか来なかったのかというと、納品業者に支払う手数料をスーパーがケチった為に、1人分の人件費しか浮かせなかったから何だと。
 スーパーはそれで経費削減したつもりなのでしょうが、そのしわ寄せが納品業者の人件費削減だけで済むはずが無く、商品の品質や、夜遅くまで仕事がかかった分のバイトの人件費や、作業場施設の空調・光熱費にまで及ぶ事には、全然頭がいかないらしい。
 しかも、それだけじゃありません。納品業者やウチのバイトも生身の人間です。早朝5時・6時・7時から夜の8時まで、満足に休憩も取れずに働かされたら、当然モチベーション(やる気)も殺がれます。それは下請けの従業員とて同じです。スーパーのお偉いさんたちは、恐らくこれで矛盾を下に押し付けたつもりでいるのでしょうが、それが更に回りまわって、再び自分たちの所にしっぺ返しとなって返ってきている事に、全然気付いていない様は、もう漫画的という他ありません。
コメント (1)
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