アフガン・イラク・北朝鮮と日本

黙って野垂れ死ぬな やられたらやり返せ 万国のプレカリアート団結せよ!

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搾取ダイエット

2010年07月11日 22時40分49秒 | 職場人権レポートVol.1
 このシリーズでは、私の職場の労働実態について縷々書いてきましたが、今回新たに職場の同僚から、その実態を裏付ける資料をご提供いただきました。それをこちらにも紹介しておきます。

■ある同僚の万歩計データから

 

 私と同じ職場のバイトで、毎日の歩行距離を万歩計に記録している人がいます。その人も、私と同じ部署に所属し、同じ様に商品を仕分け・搬送しています。仕事量も私とほぼ同じです。上記写真は、その人が携帯電話の便利機能を使って記録していた、6月20日から25日にかけての万歩計のデータを撮ったものです。
 同じ数字を下記にも引用しておきます。6月20日と24日に数字がグンと下がっているのは、それがその人の定休日です。それ以外の出勤日についても、通勤の往復で大体4千歩を歩くので、実際の職場で労働に費やした歩数は、6月25日の例で言えば、39789歩から4千歩を引いた3万5千歩余となります。

 左から順に、消費カロリー、歩いた距離、歩いた歩数。
 6月25日  429kcal  15.9km  40674歩
 6月24日   26kcal   1.5km   3697歩
 6月23日  403kcal  15.5km  39789歩 
 6月22日  321kcal  13.2km  33741歩
 6月21日  286kcal  12.3km  31399歩
 6月20日   61kcal   2.0km   4941歩

 この話を行きつけの鍼灸医さんに話した所、やはり「異常な数値だ」という事で、半ば呆れられていました。その鍼灸医さんが言うには、「日常生活で歩くのが大体一日2千から3千歩、健康ウォーキングで目標とされるのが一日1万歩で、これ以上歩けば逆に身体に負荷がかかり過ぎる」との事でした。実際、休憩時間以外は殆ど立ちずくめ・歩きずくめ・運びずくめの毎日です。それでも、まだ仕事中は気が紛れるので意外と苦になりませんが、仕事が終われば一気に疲れが出て来ます。それが毎日ずっと続くと、足もパンパンに腫れてきます。
 データを引用した6月20日から25日にかけても、この週は月末週としてそれなりに忙しく、特に25日は金曜日という事で、土・日曜日の特売品が大量に入荷していたように思います。しかし、年末繁忙期のような特別な時期ではなく、「よくある普通の繁忙期」という感じだったように思う。

■別の同僚の激やせズボン

 

 上記も同じ職場のバイトの写真です。この人も、私たちと同じく8ヶ月余り前に、今のこの新しい物流センターに配属になりました。そして、主に作業で使用する備品の調達・管理を担当してきました。立ちずくめ・歩きずくめ・運びずくめなのは私たちと同じですが、この人の場合は、それに加えて、センターの冷蔵庫内だけでなく、外の備品置き場や2階の常温保管庫との行き来も頻繁にあるので、外気温との温度差の影響をモロに受けます。その為もあって、異動当初にはいていたズボンが、今やブカブカになってしまいました。
 この人の体型変化の数字も、下記に紹介しておきます。但し、まだ異動後の健康診断を受けていないので、あくまでも当人の自己申告による数字ですが、上記の写真を見る限り、それなりに実態を反映したものである事は、ほぼ間違いないでしょう。

 身長170cmは異動当時から変わらず。
 体重は68kg→56kg(▲12kg)、ウエストは88cm→73cmに(▲15cm)。

 勿論、個人差もあるでしょう。現に私は、数年前に「3kg痩せた」と書いた時(過去記事参照)の体重をキープしたままですから。恐らくこの人も、大きな持病さえ抱えていなければ、ここで体重は下げ止まりになるのではと思われます。但し、これ以上も体重減少が続くようなら要注意ですが。
 これが私の職場の労働実態です。記事のタイトルに「搾取ダイエット」とあるのも、勿論皮肉のつもりです。こんな「身体を鍛えるのではなく、ただひたすら酷使するだけ」の「ダイエット」なぞ、健康に良い筈ありませんから。
 そう言えば、伊吹文明が安倍内閣の文科相だった2007年当時に、「日本は人権が重視され過ぎている」という意味で、「人権メタボ」と言った事がありましたね。これは何も伊吹だけに限らず、他にもこの手の政治家は大勢いますが、この状況の一体どこが「人権メタボ」なのでしょうか。寧ろ「北朝鮮難民に近い」と言っても良い位ではないか。この世間知らずの「搾取メタボ」たちに、民情視察も兼ねて1年間ぐらい「搾取ダイエット」生活を思いっきり味わせてやりたい。
コメント (6)
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投票に行って政治を変えよう!(建交労参院選投票推進ニュースより)

2010年07月11日 20時00分00秒 | 二大政党制よりも多党制
 下記のビラは、建交労という労働組合が、先日、職場最寄り駅の駅頭で、参院選への投票を呼びかける為にまいていたものです。恐らく上段が表面で、下段が裏面だと思われます。勿論、労組のビラなので、特定の政党・候補を推している訳ではなく、あくまでも労働者の立場から、「格差政治にノーを」と訴えていました。私のブログでも、その趣旨に賛同して、投票締め切りまで、トップに表示しておく事にしました。





 ただ、如何せん、このチラシも文字だらけで。特に表面の方なぞは余り読まれないかも知れません。言いたい事が一杯あるのは、私も同じ想いなのでよく分かりますが、ここはもう少し精選する事で、逆にインパクトを持たせる方が良かったのでは。例えば、

せっかく政権交代したのに、次々に公約を反故にして、辞めていった前首相。
その後を受けて登場した今の首相は、盛んに「強い日本にする」と言う。
しかし、実際にやっている事は、前政権やその前の自公政権と全然変わらず。
普天間基地の沖縄県内たらい回し?
消費税値上げ?そのくせ法人税は更に値下げ?
後期高齢者医療制度の廃止も、派遣法改正も、口先だけだったしな。
このままでは、強めるのは自分たちの私腹や利権だけで、
庶民生活はますます痛めつけられる一方だ。
挙句に、国会比例定数削減で批判の声まで封じ込めるつもりか。
もうエエ加減にせえよ。是非、今度の選挙で思い知らしてやろう!


 最低これだけでも、想いは充分伝わるのでは?
コメント (9)
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