キャンペーン「#保育園落ちたの私と私の仲間だ #保育園落ちたの私だ」 に賛同をお願いします! https://t.co/fnUhebsdXS @change_jpさんから
— プレカリアート (@afghan_iraq_nk1) 2016年3月5日
匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」について、安倍晋三首相は「匿名である以上、実際本当に起こっているか、確認しようがない」と述べ、また、野党議員がブログの内容を読み上げたところ、議員席から「中身のある議論をしろ」「誰が書いたんだよ」などのヤジが飛んだとのこと。驚愕しています。
これが豊かな国、美しい国、一億総活躍、女性も輝く社会の先進国日本において、一日3億円もかけ運営される国会で、国民の代表である議員の方々が表明される「歯止めが止まらない少子化」への認識。そう思うと、暗澹たる気持ちになります。が、きっと首相はじめ与党の皆さまは現状をご存知なく、調べる気力とお時間がないだけなのだと拝察致します。
「実際何が起こっているのか」「中身」を国会議員の皆さまにお伝えするべく、署名活動を行いたいと思います。
誰もが働きたいと思った時にいつでも安心して預けることができてこそ、「産みやすく」「働きやすい」社会になります。
保育園に預けられず困った人、困っている人、困るであろう人、良い保育環境のため尽力されつつも平均を遥かに下回る待遇のため困っていらっしゃる保育士の方、保育園が利用できないため配偶者が働けずお小遣いが減らされてしまった方、孫がなかなか見れない方、逆に無理に孫を預けられて正直困っていらっしゃる方、この問題のため介護や老後の年金生活などに支障を感じる方、その他直接的であれ間接的であれ、「保育制度の充実は今後『日本が死なないために』必要だ!!!」と思う方全てにご署名をお願い致します。
コメントにはご自分のまたは周りの方の体験を書いて頂けると、なお幸いです。
(例1 仕事先にはまず保育園を探すよう言われ、保育園には働いてからでないと入れないと言われたため、結局働けず。今となっては長期間のブランクと年齢のため...)
(例2 複数の子供全員離れた違う保育園になったため、雨の日、寒い日、猛暑日、体調不良でも送迎に時間がとられ、仕事や家事に支障。)
(例3 保育園が見つからず、金銭的、時間的な理由で、ナイトワークを選ばざるを得なかった。)など
(参考記事)
保育園落ちたの私だ:ブログに共感、国会前で抗議集会(毎日新聞)
認可保育園などから子供の入所を断られた当事者らが5日、国会前で政府に対する抗議集会を開いた。きっかけは、保育園の入所選考に落ちた母親が2月中旬、「保育園落ちた日本死ね!!!」と題して怒りをつづったブログ。これに対し、安倍晋三首相が「匿名である以上、本当であるかどうかを確かめようがない」などと発言したため、怒りを爆発させた当事者たちが「保育園落ちたの私だ」と書かれたプラカードを手に集まった。
5日午後1時半、国会前にはプラカードを手に乳児を抱いた母親や父親たちが集まった。10カ月の長女を連れた東京都調布市のシングルマザー、中沢知子さん(26)は、子供を預けていた実母が体調を崩したのを機に認可保育園に申し込み、入園できなかった。「ここ2カ月、収入がなく、どうすればいいのか分からない。ブログの内容にはすごく共感した。ここに来ることで少しでも何かが変われば」と話す。
ブログは匿名で、職場復帰を果たせない現状に「会社やめなくちゃならねーだろ。ふざけんな日本」などと怒りがつづられている。安倍政権の掲げる「1億総活躍社会」のスローガンにも触れ「私活躍出来ねーじゃねーか」と嘆く。ブログはインターネット上で拡散され、共感の声が多数上がっていた。
ところが2月29日の衆議院予算委員会で、安倍首相は「確かめようがない」と述べ、与党議員からも「誰が書いたんだ」などのヤジが飛んだ。これに反応した当事者たちが「私だ」と声を上げ始めた。
短文投稿サイト「ツイッター」では「#保育園落ちたの私だ」というハッシュタグを付けた書き込みが急速に広がった。保育制度の充実を訴えた署名サイトには、5日午後6時時点で2万件以上の署名が集まっている。
2015年4月1日現在の認可保育所などの待機児童数は2万3167人だが、実態はさらに多いとされる。【中村かさね】
◇ブログの原文より
保育園落ちた日本死ね!!!
何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
昨日見事に保育園落ちたわ。
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。
子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?
何が少子化だよクソ。
子供産んだはいいけど希望通りに保育園に預けるのほぼ無理だからwって言ってて子供産むやつなんかいねーよ。
不倫してもいいし賄賂受け取るのもどうでもいいから保育園増やせよ。
オリンピックで何百億円無駄に使ってんだよ。
エンブレムとかどうでもいいから保育園作れよ。
有名なデザイナーに払う金あるなら保育園作れよ。
どうすんだよ会社やめなくちゃならねーだろ。
ふざけんな日本。
前回、今回と立て続けのブログ更新となるが、この保育所問題のネット署名も緊急に紹介・拡散する事にします。この問題も、戦争法を初めとする安倍の悪政と根っ子は同じ。人間使い捨て、人権じゅうりんの安倍政治にノーを!安倍がもくろむ衆参同日選を、逆に安倍政権の墓場にしてしまおう!#戦争法廃止#野党はUNITE(共闘)#選挙に行こう#アベ政治を許さない
昨日たまたま読んだ新聞記事で、民主・維新両党が、合流して3月に結成すると言われている新党の党名を募集している事を知り、私も早速、「UNITE(ユナイト)」の名前で応募しました。
「UNITE」という名称にした理由は、もちろん、戦争法(安保法制)を廃止して、憲法に基づく政治をちゃんとやって欲しいからです。
日本国憲法には、9条に「軍隊を持たない、戦争をしない」、25条に「誰でも最低限度の文化的な生活を送る権利がある」と、ちゃんと書かれています。しかし、安倍政権が今実際にやっている事は、それに反する事ばかり。自衛隊を、単に日本を守る為だけでなく、海外にまで米国の使い走りとして派兵し、消費税を上げ、正社員のリストラを進め、全然、国民生活を顧みようとはしない。このままでは、自衛隊しかまともな就職口がなくなり、否が応でも自衛隊に就職せざるを得なくなる。「そんな政治はもう沢山だ」という事で、SEALDs(シールズ)を中心とする学生たちが、今もあちこちで戦争法廃止を訴えるデモをやり、「野党もいつまでもバラバラであってはいけない、共闘して是非、安倍政権を倒してほしい」と訴えているのです。
もちろん、今の野党にも言いたい事は山ほどあります。頼りないし、言っている事とやっている事が全然違うし、自民党と全然変わらないような議員も大勢います。だから、今までの私だったら、こんな民主党や維新の党の合流話には、ほとんど関心がありませんでした。でも、今はもうそんな事言っていられる場合じゃないでしょう。今度の参院選で自民党が議席の3分の2以上を獲得したら、安倍はいよいよ憲法改正に着手すると言っているのですから。
その一方で、「今の安倍政権や自民党を国民が本当に支持しているのか?」と問われれば、私はそれも違うと思います。
昔は、大まかにいうと、国民の3分の2が自民党を支持し、残りの3分の1が社会党を支持していました。ところが、社会党が、それまでの方針を180度転換し、村山内閣の時に自民党と手を組む事になったのを見て、それまで社会党を支持していた人が、一部は民主党を支持するようになりましたが、それ以外の大半の人が、選挙自体に愛想を尽かして棄権に回るようになってしまいました。それで、既に選挙制度も大政党に有利な小選挙区制に変えられてしまった事もあり、自民党が4割の得票で8割の議席を占めるようになってしまったのです。
強いと言われている自民党も、有権者全体の中では2割弱からしか支持されていません。野党が今までバラバラだったので、デカい顔をしていられただけなのです。ところが、ここに来て、戦争法に反対してきた市民運動の中から、「野党もっとしっかりしろ!」という声が上がり、民主党もそれを無視できなくなった。それでようやく、戦争法廃止、安倍政権打倒で野党がまとまりつつあるのです。
だから、本当は今頃こんな「党名募集」なんてやっている場合じゃないのです。たとえ政権構想や綱領の確定までは直ぐに行かなくても、何を目指すのかさえはっきりしていたら、自分たちで党名ぐらいは直ぐ決められるはずです。わざわざ有権者に聞き回らなければならないような話じゃない。候補者選定についても、最近は与野党問わず公募で人を集めて政治塾で育てるのが流行っていますが、これも本来ならば、自前で党員を集めて育てるのが筋です。なぜ、わざわざ選挙直前になって、外部から人を集めて付け焼刃みたいな事で誤魔化そうとするのか。そんな事ばかりやっているから、議員の不祥事が後を絶たないのです。
もっと言えば、政党がこの体たらくで、政治がここまで劣化してしまったのも、元はと言えば、有権者がだらしないからです。愚痴ってばかりで、全然選挙に行かない、せっかく権利が保障されているのに、デモ一つやろうとしない。そんな有権者ばかりだから、政党の方でも有権者が何を望んでいるのかサッパリ分からず、党名一つ決められないのです。そういう事で、まだまだ頼りない野党ですが、それを指をくわえて黙っているだけでは、有権者も野党を批判する資格はないと思います。そこで、民主でも維新でもない全く新しい党名を望む声が多い事も考慮して、「野党は戦争法廃止で一つにまとまれ」という意味を込めて、反安保法制デモの中でも叫ばれた「UNITE」のスローガンをそのまま新党名として応募しました。
自民党は、今回の民主・維新の合併劇についても、「野合」だ何だと言ってますが、では自分たちは一体どうなのかと思いますね。憲法改正が党是の自民党が、「平和と福祉」が看板の公明党と手を組み、かつては正反対の主張を掲げる社会党とも手を組んだくせに。少なくとも、今回の野党合意については、「戦争法廃止」「立憲主義回復(憲法を守れ)」という旗印を野党は掲げているのですから、その是非について議論すべきです。
そういう点で安倍政権や自民党はどうかと言うと、むしろ議論から逃げているのは安倍政権や自民党の方ではないですか。戦争法の強行採決の時も、国民の7割が反対し、国会に出てきた公述人の大半が反対しても、まともに国会で議論しようとは一切せずに、最後は議事録を改ざんしてまで同法案を強行可決してしまった。それで、野党共闘が進むにつれて、選挙で候補者も立てずに不戦敗を決め込んだり、あれだけ工事を強行していた沖縄・辺野古の新基地建設も、一転して裁判所の和解勧告に応じるかのようなポーズを取り出して。追いつめられているのは、むしろ自民党の方です。そんな自民党に、野党の事を「野合」だ何だのと非難する資格なぞ無いと思います。
参1人区、衆小区で野党1人に絞れば政権打倒も(エコノミックニュース)
民主党の菅直人元総理は20日のブログで、民主、共産、維新、社民、生活の5党が国政選挙において協力することで一致したことに触れ「野党5党が参院選での協力に合意し、野党の共闘体制が前進しつつある」とした。
そのうえで「当面の焦点は参院選の前の4月に行われる北海道と京都の衆院補欠選挙での野党共闘が実現するかどうかだ」とし「北海道5区は候補者一本化が実現。京都でも野党候補の一本化ができれば2つの選挙で自民党候補を倒す可能性が出てくる」と、まさに、夏の参院選挙の前哨戦になることを強く印象付けた。
菅元総理は「私は参院選挙前に民主党は2つのことをやるべきと主張してきた。1つは統一会派を組んだ松野代表率いる維新との合流。もう一つは市民連合などが呼びかけてくれている野党5党の共闘。具体的には32の参院の一人区と更には衆院の275小選挙区で野党の候補を一人に絞ることの実現。この体制ができれば衆参ダブル選で一挙に安倍政権を倒すことも夢ではない」と弾みをつけて発信した。(編集担当:森高龍二)
共産、参院選1人区で候補大幅取り下げ 野党共闘、反安保法公約が条件(東京新聞)
共産党の志位和夫委員長は二十二日、党本部で記者会見し、夏の参院選で三十二ある全改選一人区を対象に野党勢力を結集して自民党に対抗するため、既に擁立した公認候補のうち「かなりの人は立候補を取り下げることになる」と正式に表明した。競合する民主党公認・推薦候補らが、安全保障関連法廃止と集団的自衛権の行使を認めた閣議決定の撤回を選挙公約にすることを条件とする。次期衆院選の野党協力にも言及した。
会見に先立つ党全国会議で、こうした方針を示した。一人区での一本化を模索する民主、維新、社民、生活各党と二十三日に開く五党幹事長・書記局長会談でも説明し、調整を急ぐ。
志位氏は「大局に立って野党共闘を成功させる立場に立てば、思い切った対応が必要だ」と強調。労働法制や原発など、安保関係以外の政策課題でも可能な限りの合意を目指すという。
次期衆院選の小選挙区は「参院選一人区と同じ方針というわけにはいかない」と指摘。その上で各野党の直近の国政選挙での比例得票などを勘案しながら「ギブ・アンド・テークを原則に推進したい」と、協議を進める考えを示した。
共産党は参院選で一人区のうち、二十九選挙区で公認候補を決定済み。十四選挙区で民主党公認候補、七選挙区で野党系の無所属候補との競合が見込まれる。今のところ参院熊本選挙区と四月の衆院北海道5区補選を除き、共産党を含む野党共闘は成立していない。
共産党は参院選の選挙区、衆院選の小選挙区の全てで独自候補擁立を原則としてきた。二〇〇九年衆院選では、共産党が三百選挙区の多くで擁立を見送り、民主党政権の誕生を後押しした。 (宮尾幹成)
「安保法反対ママの会」発足 参院選に向けて野党共闘を呼び掛け(東京新聞)
「安保関連法に反対するママの会@ぐんま」(玉村町)が発足し、中心メンバーが十九日、県庁で記者会見した。「だれの子どももころさせない」を合言葉に、夏の参院選に向けて県内の野党が候補者を一本化する共闘も呼び掛ける。
ママの会は先月末、前橋、高崎、伊勢崎、太田各市などの二十~三十代の主婦やパートら中心メンバー十人で結成。十人に政党の党籍がある人はいないという。他に子育てが忙しいなどの事情により、活動を随時手伝うサポートメンバーの女性も二十二人いる。
中心メンバーの中には、県内の野党共闘を働き掛ける市民団体「かたつむりの会」(玉村町)の女性会員もおり、十二日にはママの会などと共同で民主党県連、共産党県委員会、社民党県連に共闘を求める要望書を提出した。
今後は月に一、二回のペースで勉強会を開き、デモへの参加も予定している。ママの会はフェイスブックも開設しており、入会の希望者はアクセスできる。
代表のゴスペルシンガー、石井善美(よしみ)さん(35)=伊勢崎市=は「全ての子どもが平和のうちに安らかに眠れることを願って活動したい」と意欲をみせている。 (菅原洋)
自民、候補擁立見送る方針 京都3区補選、苦戦予想(朝日新聞)
自民党の谷垣禎一幹事長は27日、京都市内で党京都府連幹部らと会談し、衆院京都3区補選(4月24日投開票)で公認候補の擁立を断念する方針を伝えた。「育休」宣言後に不倫が発覚した宮崎謙介・前衆院議員(同党を離党)の辞職に伴う補選で、苦戦が予想されると判断。同日実施の衆院北海道5区補選や夏の参院選への影響を避けたいと「不戦敗」を選んだ。
会談後に記者会見した京都府連会長の西田昌司参院議員によると、谷垣氏は会談で「党本部は補選には慎重である」と発言し、擁立を見送る考えを示した。
宮崎氏の言動への批判は強く、公明党は自民に「誰を擁立しても支援できない」と伝えていた。北海道5区補選とともに参院選の前哨戦となるため、別の党幹部も「北海道で勝っても、京都で敗れれば『1勝1敗』。京都を不戦敗にして『0・5敗』の方がましだ」と述べていた。
西田氏は会見で衆参同日選の可能性に触れ、府連として「本選挙(衆院選)に向けて候補者を選んでいかなければいけないし、その手続きが補選までにできれば当然、(補選に)擁立すべきだ」との考えを述べた。ただ、告示が約1カ月半後に迫るなか、候補者選定は困難な状況だ。
山東昭子氏:「戦争か平和か、あおる」首相改憲発言に苦言(毎日新聞)
自民党の山東昭子党紀委員長は4日の党役員連絡会で、安倍晋三首相が憲法改正に前向きな発言を繰り返していることについて「参院選を前にして不適切だ。反安倍派を喜ばせ『戦争か平和か』とあおられる要素になる」と苦言を呈した。憲法改正を夏の参院選の争点にすることに難色を示す党内の一部の声を代弁したものとみられる。
これに対し谷垣禎一幹事長は「首相もいろんなことを考えながらボールを投げている。民主党の岡田克也代表の出方を見ているのかもしれない」と述べ、憲法改正に関する態度が定まらない民主党をけん制する狙いがあるとの認識を示した。
辺野古訴訟、和解成立へ=政府が工事中止-安倍首相「沖縄県と協力」(時事通信)
安倍晋三首相は4日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した和解案を受け入れる方針を決め、工事中止を中谷元防衛相に指示した。沖縄県側は和解案を受け入れる立場のため、和解は成立する見通し。首相は記者団に「沖縄県と和解する決断をした。司法の判断に従い、県と協力して誠実に対応することで合意した」と表明した。
首相は4日昼、首相官邸で中谷防衛相、岸田文雄外相、島尻安伊子沖縄担当相、岩城光英法相ら関係閣僚と訴訟への対応をめぐり協議し、和解案受け入れを決定。首相はこの後、記者団の取材に応じ、「国と県が延々と訴訟合戦を繰り広げる関係が続けばこう着状態となり、結果として普天間の現状が何年も固定化されかねない」と理由を説明した。
首相はまた、「20年来の懸案である普天間飛行場全面返還のためには辺野古への移設が唯一の選択肢との国の考えに変わりはない」との考えも示した。(2016/03/04-13:40)
山口県の衆院小選挙区(出典:Wikipedia)
(3月9日追記)
もし新党名や党の綱領・政策が私の望み通りの内容になれば、私も新党「UNITE」公認候補の一員として、次の衆院選に出馬しても良いかなと、「半分冗談、半分本気」で思い始めていますw。その場合に出馬するのは衆院選山口4区です。そう、あの現職総理、安倍晋三のおひざ元の選挙区です。
以前にもブログに書きましたが、あの安倍の夜郎自大で自己中心的な性格は、うちのブラック社員の井下(仮名)ことカッパ(あだ名)にそっくりです。国会で野党から都合の悪い事や痛い所を突かれると、答弁ですぐに逆切れしたり、しどろもどろの口調になったりする所なぞ、まさにカッパと瓜二つです。その自己チューな安倍とカッパを、両方一緒にコテンパンに叩きのめす事が出来れば、これほど男冥利(みょうり)に尽きる事はない!(キリッ)w
確かに、今の山口4区の状況からすると、安倍に勝とうとするのは、ほぼ絶望的です。安倍がコンスタントに10万票得票しているのに対し、野党候補は全部合わせても3万票前後しか得票できない状況が、もう10年以上も続いています(下記資料上段参照)。
そういう意味ではまさに「保守の牙城(がじょう)」ですが、以前は少し様相が違っていました。以前と言っても、もうだいぶ昔の1960年代の話で、今とは選挙制度も選挙区割りも異なりますが、当時は自民党だけでなく野党(社会党・民社党)もそこそこ強かったのです。当時は定数4の中選挙区制の時代で、選挙区(旧・山口1区)も今の小選挙区の山口3区・4区を合わせた広い範囲でしたが、一時は社会党候補がトップ当選し、安倍晋太郎(今の安倍晋三の父)が落選した事もあったのです(同じく下段参照)。
その後、自民党の各派閥候補がしのぎを削る中で、安倍晋太郎が次第に頭角を現すようになり、やがて選挙制度も中選挙区制から小選挙区制に変わり、自民党候補が息子の安倍晋三に一本化され、それに公明党や連合(ここでは大企業や官公庁の労働組合も事実上、安倍支援に回ってしまっている!)も乗っかるようになり、今のような「保守の牙城」と化してしまったのです。その中で、昔は野党を支持したような人たちは、共産党だけがその後も地道に得票を伸ばしていっていますが、それ以外は、一部は「長いものに巻かれろ」と安倍支持に変わり、その他の人々は選挙そのものを見限り、棄権に回るようになってしまったのです。それが投票率の76%から52%への24ポイントもの下落に如実に現れています。
ところが、今や全国各地で、戦争法廃止を求める市民運動の力によって、野党同士の選挙協力が急速に進みつつあります。今回の民主・維新の合流新党も、その流れに影響されて浮上してきたものです。確かに、民主も維新も、今までは到底「反安倍の受け皿」足り得ませんでしたが、これも今後の市民運動いかんによっては、「受け皿」足り得る存在になる可能性はあると思います。統一候補の顔ぶれに戦争法廃止の弁護士が多数名乗りを上げているのも、その一つの現れではないでしょうか。その中で、今までなら選挙を見限って来たような人たちも、安倍が政権に居座る限り、「私、このままでは活躍できねーじゃねえか!」「保育所に子供も入れねーじゃねえか!」「こんな低賃金では食って行けねーじゃねえか!」「その上、原発再稼働に戦争法なんて、おかしーじゃねえか!」と、国会前で抗議の声を上げるようになって来ています。これらの人たちが、昔のように投票所に足を運ぶようになれば、「安倍王国」の落城も、決して不可能ではないと思います。何事も、諦めたらそこで人間終わりです。
2014年衆院選 山口4区 定数1 当日有権者数:258,934 投票率:52.56%
安倍 晋三 60 自民(公明)・前 100,829 (得票率76.3%) 当選
吉田 貞好 61 共産・新 17,358 (得票率13.1%)
渡辺 利絵 51 無所属(生活)・新 14,018 (得票率10.6%)
1963年衆院選 旧・山口1区 定数4 当日有権者数:480,395 投票率:76.16%
細迫 兼光 66 社会・前 79,740 (得票率21.9%) 当選
田中 龍夫 53 自民・前 79,294 (得票率21.8%) 当選
周東 英雄 65 自民・前 71,811 (得票率19.7%) 当選
今澄 勇 50 民社・元 65,420 (得票率18.0%) 当選
安倍晋太郎 39 自民・前 58,021 (得票率16.0%)
村上 信 42 共産・新 9,211 (得票率 2.5%)