前回、紀州鉄道について書きましたが、予想以上に長文になってしまいました。写真も文章に見合うぐらい撮って来たので、それを全部載せてしまうと、物凄く長い記事になってしまいます。その為、前回は文章中心の記事に仕上げ、写真は最小限しか載せませんでした。残りの写真は全てこちらにまとめて載せる事にします。
●車両外観と車内風景
左:JR御坊駅0番線ホームに停車中の紀州鉄道ディーゼルカー。右:同鉄道マスコットの宮子姫。ディーゼルカー出入口の横に描かれている。宮子姫のいわれについては御坊市HPを参照。
左:ホテル真下の眺望。向こうのJR御坊駅に列車が向かうところを撮影。右:ディーゼルカーの車内風景。
●車内・構内掲示宣伝物
左:学業成就のお守り(銚子電鉄とのコラボ企画)。中央:銚子電鉄の濡れ煎餅チラシ。右:チラシ裏の紀鉄新聞。西御坊から旧・日高川までの廃線跡の特集記事を掲載。
●学門駅
学門駅の駅名標とホーム全景。駅のすぐ近くに高校と中学がある。「学門」の駅名もここから来ている。通学生の大半はJR御坊から一つ目のこの駅で降りてしまう。
●紀伊御坊駅
紀伊御坊駅の前景とホームを撮影。この駅は紀州鉄道唯一の有人駅で車庫もあるが、反対側のホームには出入口もなく、実際は1線1面の駅構造となっている。留置されているレールバスも週末のみの運行で、平日は今乗ってきたディーゼルカー1台で走っている。
さすがは鉄道一の拠点駅だけあって、駅名標もここだけはローマ字表記もある。駅員も3名常駐。但し、会社名こそ「紀州鉄道」だが、本業はあくまでホテル・不動産業なので、本社もここではなく東京にある。駅にトイレがあるのも、JR御坊とここだけ。私がトイレに入っている間に次の列車が到着。トイレから出てこない私を気遣って、わざわざ駅員が声掛けに来てくれた。
●市役所前駅
ホームに自販機があるという事は、この駅もそこそこ利用客がいるという事だろうか?
●御坊市役所前での鉄道・バスダイヤ比較。
左の鉄道が終日20往復なのに対し、右のバスは平日10往復、日祝日8往復と、鉄道よりも更に本数が少ない。
●PC枕木への更新状況
左は学門・紀伊御坊間、右は市役所前駅手前の踏切。PC枕木もここまでで、ここから終点の西御坊までは木製枕木のまま。
●西御坊駅
紀州鉄道の今の終着駅。以前はここも有人駅だったが現在は無人。しかし、建物は開業当初のままで、駅舎も隅の方は傾いている。
●廃線跡(日の出紡績前?、日高川駅跡)
以前は西御坊から先の日高川まで線路が延びていた。その途中には「日の出紡績前」という駅もあり、駅前にあった紡績工場にも引き込み線が延びていた。
●御坊寺内町
左:小竹(しの)八幡神社、右:寺内町会館の銘板。会館は休館日で閉まっていた。前日19日は開いていたので、雨降りの中でもここだけは訪問すべきだった。(T^T)
左:日高別院(現在は御坊幼稚園として使われている)。右:同院(幼稚園)の出入口門扉。
左・右とも御坊寺内町の廃屋・空き家など。寺内町の散策コースも、裏通りに入ればこの惨状。
●ディーゼルカーの弁当屋
紀伊御坊駅に留置されている予備のディーゼルカーは現在使われておらず、弁当屋の売店に転用されていた。
弁当屋は午後1時までの営業で、どの弁当も3~400円のお手頃価格。私が行った時にはもうこの弁当1個しか残っていなかった。