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若桜鉄道の旅1 若桜駅

2024年11月20日 07時45分16秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ
 
先週末に鳥取県の若桜(わかさ)鉄道に乗りに行きました。その旅行記をようやく書き上げる事が出来たので、ここに公開します。
 
若桜駅には11月16日(土)のお昼頃に着きました。まず駅構内の喫茶店「わかさカフェretro(レトロ)」で、若桜産の豚肉を使ったハンバーグとコーヒーのランチをいただきました。駅の待合室を改装した喫茶店で、レトロモダンな雰囲気が溢れていました。
 
 
若桜鉄道自体も駅舎や鉄橋など23ヶ所が国の登録有形文化財に指定されています。そのうち8ヶ所が終点の若桜駅に集中しています。SL時代の給水塔や転車台、除雪した雪を流す流雪溝、手動でポイント操作していた転轍手の詰所、荷物の重さを計る秤…それらのほとんどが前述の文化財に指定されています。

元々ここは1930年に開通した路線で、昔は国鉄若桜線として地域住民に親しまれて来ました。ところが1980年代に、国鉄の累積赤字が槍玉に挙げられ、特定地方交通線(赤字83線)の一つとして、廃止対象に上げられてしまいました。それに対し、住民の存続運動が起こり、第三セクターの若桜鉄道として再出発する事になりました。
 
その関係で、国鉄時代の寝台車やディーゼル機関車、無蓋(むがい:屋根のない)貨車まで残されていました。その中でも特に驚かされたのが、倉庫に収納された保線用のモーターカー。このモーターカーは、別に文化財でも何でもありませんが、収納庫のレールの向きが変です。普通はすぐに本線に移動出来るように、本線とはポイントで結ばれていなければならないのに。何故、本線と直角の方向に敷かれ、レールが繋がっていないのか?(すぐ上の右の写真がそのレール)
 
 
レトロなのは鉄道設備ばかりではありません。列車もレトロモダンな雰囲気に溢れています。私が乗って来たのはスズキバイクのハヤブサがラッピングされた隼(はやぶさ)号。若桜駅の側線にはえんじ色の八頭(やず)号が止まっていました。そして次の目的地に向かう為に乗ったのは緑の若桜号と青の昭和号の2両編成。いずれも高名なデザイナーが発案したラッピング列車だとの事。感動しました。

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