昨夜の夕食。いつも安い肉系のおかずばっかりだったので今日は魚系のおかずに。私は肉より魚の方が好きなのですが、魚は割高なので、ついつい肉系の、しかもキッチンには冷凍室も野菜室もない小さな冷蔵庫しかないので、どうしてもハム・ソーセージや餃子などの加工肉中心のおかずになりがちです。
それではいけないと思い、今日はストックに買いだめしていた鯖水煮缶を開け、大根おろしをかけて食べる事にしました。副菜は、前日と同じオクラとブナシメジの味噌汁に、大根おろしの切れ端を入れて。
味噌汁には他に乾燥揚げと天かすを入れます。これを入れる事で、オクラのネバネバと天かすの油が相乗効果を発揮して、より円やかな味になります。今まで、味噌汁に天かすなんて入れるのは邪道だと思っていましたが、それが間違いである事が分かりました。
そして、鯖缶と味噌汁のどちらにも大阪府産の薬味葱を掛けました。地元産の葱なのでナショナルブランドの葱より2日日持ちがします。それに加え、今日は久しぶりに納豆をご飯に掛けました。わさび風味の納豆です。山葵の風味がきいて非常に美味しかったです。
今日は、普段は滅多に目にしないほうれん草の少量パックも売っていたので、トマ玉炒め用のトマトと一緒に買って来ました。だが、冷蔵庫には野菜室がないので、野菜の痛みが早いのが玉に瑕(きず)。その為に、今までも野菜は濡れ新聞紙に包んで保存する等、それなりの工夫はして来ました。その中で、もっと良い方法を思い付きました。
ワンドアタイプの古い冷蔵庫なので製氷室から水滴がしたたり落ちて来ます。その水滴を利用する事にしました。霜取り用のウレタンシートを製氷室の下に敷き、その上にほうれん草とトマトを置く事にしました。即席の野菜室の完成です。使うのはウレタンシートなので、ほうれん草を包む新聞紙を替える手間が省けます。
玉葱・馬鈴薯も、スーパーで買った時のビニール袋に入れたままでは、痛みが早くなるので、袋から出して、床に置いた三角コーナーに入れて保存します。網目の三角コーナーだから風通しが良く、玉葱等の痛みも大分防ぐ事が出来ます。三角コーナーに入れているので、床に直置きした時の様に、玉葱等がキッチン横の三和土(たたき=玄関先)に転がり落ちる事もありません。
栄養は缶詰と味噌汁から摂るようにしています。どちらも保存がきくし、調理も簡単なので、魚系のおかずは大抵これで調達します。これは知人のアドバイスと料理本の記述を参考にしました。
ついでに久しぶりに冷蔵庫の棚卸しをしました。やはりたまには棚卸しも必要です。棚卸しして初めて、前日に使った胡瓜がまだ余っていた事と、まだ日持ちすると思っていた塩蔵ワカメの賞味期限がとっくに切れていた事に気が付きました。
この二つは最優先で処理しなければなりません。当初は、胡瓜は翌朝の朝食のパンに挟んで食べて、ワカメは夕食の味噌汁に入れようと思っていました。でも、料理本を見たら、胡瓜とワカメの酢の物のレシピが載っていました。レシピには「三杯酢で作る」とありましたが、もう面倒なので、ポン酢で作る事にします。
で、今日は卵焼きと冷奴、胡瓜とワカメの酢の物、大根と揚げの味噌汁。酢の物は三杯酢で作るとレシピにあったが、ポン酢でも十分美味しかった。(最初は間違えて麺つゆを掛けてしまったので掛け直すアクシデントもw)
卵焼きも味醂を入れて円やかな仕上がりに。これからは酢の物のおかずも作るようにしよう。