都知事選絡みで石原慎太郎の事を調べているうちに、義家弘介氏の思想的変節について知る事になりました。今回の都知事選でも、石原陣営は、藤原紀香などの「護憲派」タレントに石原支持の発言をさせて、それを選挙ビラで宣伝していました。その石原支持の「護憲派」タレントの一人に、義家弘介氏がいる事を知りました。
ヤンキー先生こと義家弘介氏といえば、あのTVドラマ「ヤンキー母校に帰る」のモデルにもなった、元不良少年の熱血教師と呼ばれた人です。憲法・教育基本法改悪反対の立場からの発言も度々しておられました。そんな人が何故、安倍内閣の教育再生会議のメンバーになれたのか、今まで全然分りませんでした。しかし、きっこの日記や下記資料を読んで、初めてその訳が分りました。以下、義家弘介研究会のサイトに掲載中の当該資料から引用します。
(引用開始)
主張の変遷(日の丸・君が代編)
第1ステージ(北星余市在職中)
「世界」特集「日の丸・君が代」戒厳令 『なあ、みんな、学校は好きか?』義家弘介(2002.4)
教育現場に「日の丸・君が代」を持ち込めば、道徳教育を徹底すれば、日本人としての自覚や、国際協調の精神が培われると、文部科学省は本気で思っているのか、ということである。
(中略)
現在、高い場所からの強制では子どもをコントロールすることはできない。もし、強制を貫こうとするならば、恐怖政治を敷き、有無を言わせず一方的に従わせる方法しかないだろう。そんなことになってしまったなら、まさに戦前教育の再来となる。
(中略)
安心しろ。卒業式には、お前たちを邪魔するものは何もない。卒業式のシンボルはお前たち自身だ。そしてテーマソングはお前たちが最後の学園祭で、大声で歌ったあの歌だ。胸を張ってあの舞台に立て。お前らは俺の夢だ!「なあ、みんな、学校は好きか?」(了)
第2ステージ(安倍政権教育再生会議室長就任)
※朝日新聞10/17に掲載 義家弘介氏インタビューより抜粋
―国旗・国歌法は。
公立校に勤務していたら、順守します。キリスト教の学校で、(教師が)「私は仏教徒だから礼拝に生徒を出しません」ということがまかり通れば教育現場はメチャクチャになってしまう。
ttp://blog.livedoor.jp/suruke/archives/51147357.html
--「愛国心」教育をどう考えますか。
◆この国を愛せずに、どうやって国際人になれるのか。公務員であり校則順守を指導している教員が(国旗掲揚、国歌斉唱を定めた)学習指導要領に従うのは当然だ。(毎日新聞 2006年10月19日 東京朝刊)
第3ステージ(室長就任後保守から批判されて)
資料集(その3)参照
つまり、母校北星余市で間違った思想を植えつけられ、それに沿った発言をしていた、今は北星余市の教育方針も間違っていると。
(引用終了)
http://www20.atwiki.jp/mekemekedash/pages/18.html
なるほど。氏の教育再生会議メンバー入りも、決して安倍の選任ミスなんかではありませんでした。氏が、受験産業で安倍政権から学力テスト作成を丸投げされているベネッセのHPにも顔写真入りで頻繁に登場している理由も、これで初めて判りました。私は、確か過去に旧掲示板で、義家弘介氏の事を賞賛する投稿をした記憶があります。この事については、今更ながら自分自身の不明を恥じます。当該投稿内容については、これを以って全面的に撤回します。賞賛対象としての義家弘介氏は既に過去の人となりました。
ヤンキー先生こと義家弘介氏といえば、あのTVドラマ「ヤンキー母校に帰る」のモデルにもなった、元不良少年の熱血教師と呼ばれた人です。憲法・教育基本法改悪反対の立場からの発言も度々しておられました。そんな人が何故、安倍内閣の教育再生会議のメンバーになれたのか、今まで全然分りませんでした。しかし、きっこの日記や下記資料を読んで、初めてその訳が分りました。以下、義家弘介研究会のサイトに掲載中の当該資料から引用します。
(引用開始)
主張の変遷(日の丸・君が代編)
第1ステージ(北星余市在職中)
「世界」特集「日の丸・君が代」戒厳令 『なあ、みんな、学校は好きか?』義家弘介(2002.4)
教育現場に「日の丸・君が代」を持ち込めば、道徳教育を徹底すれば、日本人としての自覚や、国際協調の精神が培われると、文部科学省は本気で思っているのか、ということである。
(中略)
現在、高い場所からの強制では子どもをコントロールすることはできない。もし、強制を貫こうとするならば、恐怖政治を敷き、有無を言わせず一方的に従わせる方法しかないだろう。そんなことになってしまったなら、まさに戦前教育の再来となる。
(中略)
安心しろ。卒業式には、お前たちを邪魔するものは何もない。卒業式のシンボルはお前たち自身だ。そしてテーマソングはお前たちが最後の学園祭で、大声で歌ったあの歌だ。胸を張ってあの舞台に立て。お前らは俺の夢だ!「なあ、みんな、学校は好きか?」(了)
第2ステージ(安倍政権教育再生会議室長就任)
※朝日新聞10/17に掲載 義家弘介氏インタビューより抜粋
―国旗・国歌法は。
公立校に勤務していたら、順守します。キリスト教の学校で、(教師が)「私は仏教徒だから礼拝に生徒を出しません」ということがまかり通れば教育現場はメチャクチャになってしまう。
ttp://blog.livedoor.jp/suruke/archives/51147357.html
--「愛国心」教育をどう考えますか。
◆この国を愛せずに、どうやって国際人になれるのか。公務員であり校則順守を指導している教員が(国旗掲揚、国歌斉唱を定めた)学習指導要領に従うのは当然だ。(毎日新聞 2006年10月19日 東京朝刊)
第3ステージ(室長就任後保守から批判されて)
資料集(その3)参照
つまり、母校北星余市で間違った思想を植えつけられ、それに沿った発言をしていた、今は北星余市の教育方針も間違っていると。
(引用終了)
http://www20.atwiki.jp/mekemekedash/pages/18.html
なるほど。氏の教育再生会議メンバー入りも、決して安倍の選任ミスなんかではありませんでした。氏が、受験産業で安倍政権から学力テスト作成を丸投げされているベネッセのHPにも顔写真入りで頻繁に登場している理由も、これで初めて判りました。私は、確か過去に旧掲示板で、義家弘介氏の事を賞賛する投稿をした記憶があります。この事については、今更ながら自分自身の不明を恥じます。当該投稿内容については、これを以って全面的に撤回します。賞賛対象としての義家弘介氏は既に過去の人となりました。
ご紹介の「世界」02年4月号はたぶん私の手元には無いと思いますが、何とかしてその論文を読んでみたいですね。
私も義家さんて、誠実で思いやりのある方かと思っていたんですが、うそだらけの方だったんですね。人は見かけによらないものだと分かりました。
今の時代は体罰は当然の事、許されない。
と、言っている教頭が体罰教育をしてきた人間だと言う。
所詮、自分が学校側に立てば何も問題が起きない様にしてる。
義家氏も同じだろう。悪い物に文句を言う事は誰にだってできるはず。
正体がわかってよかったじゃないですか。
これで、これ以上騙されずに済む。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/50986913.html
それぞれの場で言っていることは、実に上手くまとまってる。
教員の立場と議員の立場ではまるでスタンスが違う。同じでは居られない。変わって当たり前。
人間人となりも成長する。当然変わる。つまり諸行無常。
日教組を解体すると公言しているから敵は多く、単に情報工作で陥れられている面がかなりあるだろう。
ただ、色々な面で挙措動作を見るに、誠実で信頼できる人間かどうかは灰色で(スターに祭り上げられているおごりを感じる)、これからの結果から判断したい。
日教組を解体して、既存の教育を変えられるなら評価したい。
例えヤンキーからの転身という点を政治利用した勢力の駒であっても。
金権社会の中、政治は人間性を捨てた汚れ職なのは事実だが、これを変えるのがこれからの世界だろう。