・踊らない総裁選(毎日新聞・発信箱)
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080918ddm002070086000c.html
・「劇場型」もうたくさん(山陽新聞・デスクノート)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/09/08/2008090809171673012.html
・自民総裁選 受け狙いではしらけるだけだ(愛媛新聞・社説)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200809046898.html
・自民党総裁選・戦後最大の茶番劇(老人党リアルグループ「護憲+」ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/73083ef1a0d8edeeaa4969f4a03540db
・政界バラエティー・・・辞任党惣菜選挙(比企の丘から)
http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/055968f575cb71e431d7c24d59bd8856
・やっぱりおかしい、NHK7時のニュース(内野光子のブログ)
「NHKは自民党の広報か」と抗議したら、「それの何処が悪い」と言わんばかりの対応だったとの事。
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2008/09/post-664e.html?cid=33181238#comments
・太田農水相・白須次官辞任 汚染米問題で引責(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200809190113.html
・「豪雨が安城や岡崎だったからいいけど」 麻生氏失言 怒り渦巻く(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080917/CK2008091702000040.html?ref=rank
点数稼ぎを狙った夏の洞爺湖サミットは宛が外れ、肝心の福田首相は政権放り出し。安倍に続いて2度の辞任劇に国民が呆れ果てている中で行われる自民党の総裁選。自民党はこれを格好の宣伝材料として、福田辞任前はあんなに嫌がっていた総選挙に向けて、大博打に打って出ようとしています。
しかし、これまでも散々、「劇場政治」の茶番劇を見せつけられてきた国民としては、「もういい加減にしろ」というのが、正直な所ではないでしょうか。
そもそも、今回の自民党総裁選は、茶番にすらなっていないのですから。
まず、安易に「勝ち馬に乗る」という流れの中での、最初から結果が見えている「出来レース」なので、見ていても全然面白くない。
その割に5人も候補者が乱立する事になったのも、「そこまでしてまで世間の関心を集めたいのか」という自民党の魂胆と、「我も我も」の権力亡者の浅ましさを、逆に印象付けてしまう結果となってしまっています。
そもそも、小泉や橋下が「劇場政治」の演出に成功したのは、まず彼らが新人で、それまでの政治家とは違う印象を持たれていたのが、何よりも大きいのです。
それに加え、いずれもそれなりに見栄えのするキャラクターで、当人たちもマスコミ操縦術に長けていたという要素も大きい。だからこそ、「彼なら何かやってくれるだろう」という、漠然とした期待を集める事も出来たのです。
勿論、私からすれば、それまでと同じネオコン・ネオリベ政治家である事は、元より自明の事なのですが。しかし、少なくとも世間では、新鮮な印象を持たれていたのは確かでしょう。
翻って今回の場合はどうか。まず、候補者全員が閣僚や党の役職経験者で、それなりに手垢にまみれた人間ばかり。候補者の人となりも、前述の小泉・橋下よりは遥かに小粒で、見栄えも劣る。そして、とっくにメッキのはげた小泉・安倍政治の、いずれ劣らぬ継承者揃いと来ている。
口をついて出てくる言葉も、「消費税も年金保険料もこれからどんどん上げる」「イラク・アフガン参戦にお前らも血を流せ」と、むかつくものばかりで。「上げ潮」か「財政再建」かの違いも、所詮は悪政メニューのどれから先に手をつけるかという話でしか無い。
それまで私利私欲に走ってきた自分たちの行いを棚に上げて、まるで国民の方が「ゴク潰し」で「国をダメにした」と言わんばかりの言い草に、いい加減頭に来ている人も多いのではないでしょうか。
そして、総裁選の最中も、与党政治家の不祥事や失言が次から次へと出てきて、引責辞任のオンパレードなのですから。いくら自民党がメディアで総裁選報道を煽っても、軒並み数パーセントの低視聴率でそっぽを向かれ、逆に川柳で「辞任党惣菜選挙」と揶揄される始末で。今まで散々、自公与党を茶化す比喩として使ってきた、かつてのフィリピン・マルコス政権末期の状況に、政治の様相がますます酷似してきました。
「劇場政治」の化けの皮が徐々に剥げるにつれ、さしもの茶番劇も、次第に只の猿芝居と化しつつあるのです。しかし当の5人の候補者だけが、その様な「負のスパイラル」にはまり込んでしまっている事にも気付かず、国民なんて騙すのはチョロイものと嘗めてかかり、生活苦に汲々とする庶民を他所に、一政党の宴に現を抜かしているのですから、何をか況やです。今度の総選挙では、自民党は確実に負けます。もう、ここまで来たら、どうあがいても無駄というもの。
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20080918ddm002070086000c.html
・「劇場型」もうたくさん(山陽新聞・デスクノート)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/09/08/2008090809171673012.html
・自民総裁選 受け狙いではしらけるだけだ(愛媛新聞・社説)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200809046898.html
・自民党総裁選・戦後最大の茶番劇(老人党リアルグループ「護憲+」ブログ)
http://blog.goo.ne.jp/rojinto_goken/e/73083ef1a0d8edeeaa4969f4a03540db
・政界バラエティー・・・辞任党惣菜選挙(比企の丘から)
http://blog.goo.ne.jp/musshu-yuu/e/055968f575cb71e431d7c24d59bd8856
・やっぱりおかしい、NHK7時のニュース(内野光子のブログ)
「NHKは自民党の広報か」と抗議したら、「それの何処が悪い」と言わんばかりの対応だったとの事。
http://dmituko.cocolog-nifty.com/utino/2008/09/post-664e.html?cid=33181238#comments
・太田農水相・白須次官辞任 汚染米問題で引責(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200809190113.html
・「豪雨が安城や岡崎だったからいいけど」 麻生氏失言 怒り渦巻く(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080917/CK2008091702000040.html?ref=rank
点数稼ぎを狙った夏の洞爺湖サミットは宛が外れ、肝心の福田首相は政権放り出し。安倍に続いて2度の辞任劇に国民が呆れ果てている中で行われる自民党の総裁選。自民党はこれを格好の宣伝材料として、福田辞任前はあんなに嫌がっていた総選挙に向けて、大博打に打って出ようとしています。
しかし、これまでも散々、「劇場政治」の茶番劇を見せつけられてきた国民としては、「もういい加減にしろ」というのが、正直な所ではないでしょうか。
そもそも、今回の自民党総裁選は、茶番にすらなっていないのですから。
まず、安易に「勝ち馬に乗る」という流れの中での、最初から結果が見えている「出来レース」なので、見ていても全然面白くない。
その割に5人も候補者が乱立する事になったのも、「そこまでしてまで世間の関心を集めたいのか」という自民党の魂胆と、「我も我も」の権力亡者の浅ましさを、逆に印象付けてしまう結果となってしまっています。
そもそも、小泉や橋下が「劇場政治」の演出に成功したのは、まず彼らが新人で、それまでの政治家とは違う印象を持たれていたのが、何よりも大きいのです。
それに加え、いずれもそれなりに見栄えのするキャラクターで、当人たちもマスコミ操縦術に長けていたという要素も大きい。だからこそ、「彼なら何かやってくれるだろう」という、漠然とした期待を集める事も出来たのです。
勿論、私からすれば、それまでと同じネオコン・ネオリベ政治家である事は、元より自明の事なのですが。しかし、少なくとも世間では、新鮮な印象を持たれていたのは確かでしょう。
翻って今回の場合はどうか。まず、候補者全員が閣僚や党の役職経験者で、それなりに手垢にまみれた人間ばかり。候補者の人となりも、前述の小泉・橋下よりは遥かに小粒で、見栄えも劣る。そして、とっくにメッキのはげた小泉・安倍政治の、いずれ劣らぬ継承者揃いと来ている。
口をついて出てくる言葉も、「消費税も年金保険料もこれからどんどん上げる」「イラク・アフガン参戦にお前らも血を流せ」と、むかつくものばかりで。「上げ潮」か「財政再建」かの違いも、所詮は悪政メニューのどれから先に手をつけるかという話でしか無い。
それまで私利私欲に走ってきた自分たちの行いを棚に上げて、まるで国民の方が「ゴク潰し」で「国をダメにした」と言わんばかりの言い草に、いい加減頭に来ている人も多いのではないでしょうか。
そして、総裁選の最中も、与党政治家の不祥事や失言が次から次へと出てきて、引責辞任のオンパレードなのですから。いくら自民党がメディアで総裁選報道を煽っても、軒並み数パーセントの低視聴率でそっぽを向かれ、逆に川柳で「辞任党惣菜選挙」と揶揄される始末で。今まで散々、自公与党を茶化す比喩として使ってきた、かつてのフィリピン・マルコス政権末期の状況に、政治の様相がますます酷似してきました。
「劇場政治」の化けの皮が徐々に剥げるにつれ、さしもの茶番劇も、次第に只の猿芝居と化しつつあるのです。しかし当の5人の候補者だけが、その様な「負のスパイラル」にはまり込んでしまっている事にも気付かず、国民なんて騙すのはチョロイものと嘗めてかかり、生活苦に汲々とする庶民を他所に、一政党の宴に現を抜かしているのですから、何をか況やです。今度の総選挙では、自民党は確実に負けます。もう、ここまで来たら、どうあがいても無駄というもの。
・辞任党相殺:取り巻き閣僚に寄って集って足を引っばられる股裂き総裁。
福田首相辞任記者会見での「あなたとは違うんです」発言をもじったAAロゴ入りTシャツに続き、自民党を「辞任党」ともじった川柳や、果てはロゴ入りTシャツ・マグカップまで、出回り初めている様です。
大方、「衆院選の間も自身や閣僚の失言や不祥事が雨あられ、当然の如く自民惨敗で政権の座から滑り落ち、逆切れして政権放り出し」という、お決まりのコースを歩むのだろう。
こんな話題にわざわざ労力を割くだけ無駄なので、今回はエントリー記事ではなく、単なる備忘録としてコメントにアップするだけに止めて置く。
▽総理 麻生 太郎
▽総務 鳩山 邦夫(津島派)
▽法務 森 英介(麻生派)=初
▽外務 中曽根弘文(参・伊吹派)
▽財務・金融 中川 昭一(伊吹派)
▽文部科学 塩谷 立(町村派)=初
▽厚生労働 舛添 要一(参・無派閥)=再任
▽農水 石破 茂(津島派)
▽経済産業 二階 俊博(二階派)=再任
▽国土交通 中山 成彬(町村派)
▽環境 斉藤 鉄夫(公明)=再任
▽防衛 浜田 靖一(無派閥)=初
▽官房・拉致問題 河村 建夫(伊吹派)
▽国家公安委員長 佐藤 勉(古賀派)=初
▽経済財政 与謝野 馨(無派閥)=再任
▽行政改革 甘利 明(山崎派)
▽消費者 野田 聖子(無派閥)=再任
▽少子化 小渕 優子(津島派)=初
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20080924-567-OYT1T00566.html