12月10日に放送されたNHK総合テレビの特集番組「ワーキングプアⅡ 努力すれば抜け出せますか」に関して、嫌がらせ・当て擦りのメールがNHKに殺到しているそうです。「お玉おばさん」のブログで、その事が取り上げられています。
何でも、番組終了後10分経つか経たないかといううちから、最初の嫌がらせ・当て擦りメールが送られてきたそうです。「ド貧民が、必死だなw」というのがその第一声だったそうで。その後はイラク人質事件や拉致被害者家族会へのバッシングと全く同じ、どのメールも判で押したように「貧乏は当人の自己責任」のオンパレードだったそうです。
アホじゃないか、そんなメールしか書けない奴は。「年金もらえない、年金だけで食っていけないのは、その人が縫製業や大工などの構造不況業種に就いていたからであって、当人の自己責任だ」とあくまで言い張りたいらしい。では聞くが、その縫製業で作られた服を着て大工が作った家に今まで住んできた己は、一体どうなるの?その縫製業や大工のお陰で戦後復興を遂げてきた今の日本人は、一体どうなるの?
また、こういう事を言う奴もいるかも知れない。「縫製業者や大工の中でも、経営努力で業績を上げている人もいる。要は個人の才覚の問題だ」と。商売に限った話なら、そういう事もあるでしょう。しかし、仮にその縫製業者や大工が、必ずしも商才に長けた人材ではなかったとしましょう。だからと言って、それなりに真っ当に生きてきた人間を、あんな途端の苦しみに追いやる事が許されて良いのか。人を蹴落として生きて行く事が出来ない人間や、そんな生き方を拒否する人間には、人権は無いのか。そんな「生き馬の目を抜くような奴しか生きて行けない、戦国時代みたいな社会」であって良いのか。あの番組は、そういう「商売云々以前の、人間社会としての在り方」を視聴者に問うていたのです。
これらは全て、「真っ当に生きてきたにも関わらず、まともな生活が送れない」という経済構造に起因する問題です。それを、個人の裁量の問題としてしか捉えられないなんて、バカじゃないか。そして、政府・財界筋による「上を見るな、下見て暮らせ傘の下」の分割統治に、呈よく乗せられて利用されてしまって。こういう奴に限って、「東京のボカッサ(注)」石原慎太郎の都政私物化・贅沢三昧や、ホリエモンや村上ファンド代表の「インチキやズルをして不労所得を得た事を棚に上げての、金儲け一般の是非論へのゴマカシ・すり替え」発言に対しては、何も言わない・言えない癖に。
そっちがそう来るなら、こちらも同じ言葉を、そいつらの親玉である小泉・安倍たちに、そっくりそのままお返ししてやりましょう。「安倍マルコス、必死だなw」「米国や中南米に続いて日本でも、奢れるネオコン久しからず」と。(小泉・安倍政治のデタラメぶりはもうフィリピンの旧マルコス政権並み。石原の裸の王様ぶりもアフリカのボカッサ並み。拠って両者をブッシュ・金正日からマルコス・ボカッサに格下げした事も前号エントリーで既述済)
そいつらや小泉・安倍たちは、教育基本法改悪・「やらせ」法案強行可決で、今もって我が世の春を謳歌しているつもりでしょうが、潮目は変わりつつある事はトンとご存知ない様で。
昨日の参院特別委員会の審議中継がテレビのニュースでも流れましたが、その様子たるや、まるで「学級崩壊」ならぬ「審議崩壊」。野党議員が異議ありと議長席に詰め寄っているにも関わらず、与党の面々がもぐら叩きみたいに立ったり座ったりしているだけで、何を審議しているのかも全然分らないまま「起立多数で法案可決」ですって。中央・地方公聴会でも与党推薦の公述人からすら「慎重審議」を求める声が続出していた事にも一切頬かむりして。議長は差し詰め、生徒が後ろで転げまわっているのに知らん顔して一人で黙々と黒板に板書を続けている先生と、同じ役回りで。「政府・与党は、倫理が履修漏れの、トンだ規範意識の持ち主」の様で。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/result_consider.php?page=2&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2006-09-05&dt_singi_date_e=2006-12-14&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=2006-12-14&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2006-11-15&abskaigi=no
この醜態で、安倍内閣の支持率は更に下がるでしょう。「劇場政治」と「拉致パフォーマンス」のお陰で内閣成立当初こそ7割台でスタートした支持率も、今や41%と、3割の危険水域入りも目前に(時事通信最新世論調査)。「反動の坩堝」の私の職場でも、郵政造反組の復党劇が報じられたニュースを、休憩室で見ていた職員がぶち切れていました。この前の茨城県議選でも自民党は、今まで金城湯地だった地盤でボロボロと大物議員が落選し、5議席減の大敗を喫しています。
そして内閣支持率は、今後も下がり続ける事はあっても、上がる事はまず無いでしょう。定率減税廃止・消費税アップ・「労働ビッグバン」と、今後も庶民虐めメニューのオンパレードなのですから。その時はまたいつもの様に「拉致パフォーマンス」に逃げ込めば良いと思っているのでしょうが、そうは問屋が卸さない。パフォーマンスは意表を突いてこそ値打ちがあるのであって、バカの一つ覚えみたいに乱用して手の内を読まれてしまえば、それはもうただの道化にしか過ぎません。
教育基本法がたとえ改悪されたとしても、改悪・捏造の法案モドキなど一刻も早く葬って、今の法律をまた復活させてやれば良いのです。まずは来年4月の都知事選、夏の参院選で、「二倍返し・三倍返し」にしてお返ししてやりましょう。
(注)「ボカッサ」について詳しく知りたければ、下記リンクページの中の「ジャン=ベデル・ボカッサ」の項目を参照するか、中央アフリカ共和国の近現代史について調べるかして下さい。「新・旧の植民地主義者が、如何にして現地の買弁独裁勢力をのさばらして、人民抑圧に利用してきたのか」について。
http://www.viceland.com/jp/v1n2/htdocs/the_vice_guide_to_fascion.php
(追記)B層ネットウヨ=ネットゴキブリ=プロ奴隷=勝共・靖国ゾンビも必死だなw。奈保美なんちゃらとかいうエロ教師のサイトへのトラックバックを貼り付けてくるしか能が無いのかよ。この記事の内容がよっぽど頭に来ている様で。
何でも、番組終了後10分経つか経たないかといううちから、最初の嫌がらせ・当て擦りメールが送られてきたそうです。「ド貧民が、必死だなw」というのがその第一声だったそうで。その後はイラク人質事件や拉致被害者家族会へのバッシングと全く同じ、どのメールも判で押したように「貧乏は当人の自己責任」のオンパレードだったそうです。
アホじゃないか、そんなメールしか書けない奴は。「年金もらえない、年金だけで食っていけないのは、その人が縫製業や大工などの構造不況業種に就いていたからであって、当人の自己責任だ」とあくまで言い張りたいらしい。では聞くが、その縫製業で作られた服を着て大工が作った家に今まで住んできた己は、一体どうなるの?その縫製業や大工のお陰で戦後復興を遂げてきた今の日本人は、一体どうなるの?
また、こういう事を言う奴もいるかも知れない。「縫製業者や大工の中でも、経営努力で業績を上げている人もいる。要は個人の才覚の問題だ」と。商売に限った話なら、そういう事もあるでしょう。しかし、仮にその縫製業者や大工が、必ずしも商才に長けた人材ではなかったとしましょう。だからと言って、それなりに真っ当に生きてきた人間を、あんな途端の苦しみに追いやる事が許されて良いのか。人を蹴落として生きて行く事が出来ない人間や、そんな生き方を拒否する人間には、人権は無いのか。そんな「生き馬の目を抜くような奴しか生きて行けない、戦国時代みたいな社会」であって良いのか。あの番組は、そういう「商売云々以前の、人間社会としての在り方」を視聴者に問うていたのです。
これらは全て、「真っ当に生きてきたにも関わらず、まともな生活が送れない」という経済構造に起因する問題です。それを、個人の裁量の問題としてしか捉えられないなんて、バカじゃないか。そして、政府・財界筋による「上を見るな、下見て暮らせ傘の下」の分割統治に、呈よく乗せられて利用されてしまって。こういう奴に限って、「東京のボカッサ(注)」石原慎太郎の都政私物化・贅沢三昧や、ホリエモンや村上ファンド代表の「インチキやズルをして不労所得を得た事を棚に上げての、金儲け一般の是非論へのゴマカシ・すり替え」発言に対しては、何も言わない・言えない癖に。
そっちがそう来るなら、こちらも同じ言葉を、そいつらの親玉である小泉・安倍たちに、そっくりそのままお返ししてやりましょう。「安倍マルコス、必死だなw」「米国や中南米に続いて日本でも、奢れるネオコン久しからず」と。(小泉・安倍政治のデタラメぶりはもうフィリピンの旧マルコス政権並み。石原の裸の王様ぶりもアフリカのボカッサ並み。拠って両者をブッシュ・金正日からマルコス・ボカッサに格下げした事も前号エントリーで既述済)
そいつらや小泉・安倍たちは、教育基本法改悪・「やらせ」法案強行可決で、今もって我が世の春を謳歌しているつもりでしょうが、潮目は変わりつつある事はトンとご存知ない様で。
昨日の参院特別委員会の審議中継がテレビのニュースでも流れましたが、その様子たるや、まるで「学級崩壊」ならぬ「審議崩壊」。野党議員が異議ありと議長席に詰め寄っているにも関わらず、与党の面々がもぐら叩きみたいに立ったり座ったりしているだけで、何を審議しているのかも全然分らないまま「起立多数で法案可決」ですって。中央・地方公聴会でも与党推薦の公述人からすら「慎重審議」を求める声が続出していた事にも一切頬かむりして。議長は差し詰め、生徒が後ろで転げまわっているのに知らん顔して一人で黙々と黒板に板書を続けている先生と、同じ役回りで。「政府・与党は、倫理が履修漏れの、トンだ規範意識の持ち主」の様で。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/result_consider.php?page=2&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2006-09-05&dt_singi_date_e=2006-12-14&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=2006-12-14&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2006-11-15&abskaigi=no
この醜態で、安倍内閣の支持率は更に下がるでしょう。「劇場政治」と「拉致パフォーマンス」のお陰で内閣成立当初こそ7割台でスタートした支持率も、今や41%と、3割の危険水域入りも目前に(時事通信最新世論調査)。「反動の坩堝」の私の職場でも、郵政造反組の復党劇が報じられたニュースを、休憩室で見ていた職員がぶち切れていました。この前の茨城県議選でも自民党は、今まで金城湯地だった地盤でボロボロと大物議員が落選し、5議席減の大敗を喫しています。
そして内閣支持率は、今後も下がり続ける事はあっても、上がる事はまず無いでしょう。定率減税廃止・消費税アップ・「労働ビッグバン」と、今後も庶民虐めメニューのオンパレードなのですから。その時はまたいつもの様に「拉致パフォーマンス」に逃げ込めば良いと思っているのでしょうが、そうは問屋が卸さない。パフォーマンスは意表を突いてこそ値打ちがあるのであって、バカの一つ覚えみたいに乱用して手の内を読まれてしまえば、それはもうただの道化にしか過ぎません。
教育基本法がたとえ改悪されたとしても、改悪・捏造の法案モドキなど一刻も早く葬って、今の法律をまた復活させてやれば良いのです。まずは来年4月の都知事選、夏の参院選で、「二倍返し・三倍返し」にしてお返ししてやりましょう。
(注)「ボカッサ」について詳しく知りたければ、下記リンクページの中の「ジャン=ベデル・ボカッサ」の項目を参照するか、中央アフリカ共和国の近現代史について調べるかして下さい。「新・旧の植民地主義者が、如何にして現地の買弁独裁勢力をのさばらして、人民抑圧に利用してきたのか」について。
http://www.viceland.com/jp/v1n2/htdocs/the_vice_guide_to_fascion.php
(追記)B層ネットウヨ=ネットゴキブリ=プロ奴隷=勝共・靖国ゾンビも必死だなw。奈保美なんちゃらとかいうエロ教師のサイトへのトラックバックを貼り付けてくるしか能が無いのかよ。この記事の内容がよっぽど頭に来ている様で。
「やらせ」で世論を装う政府に、法案提出資格はありません!
教育に対する国家介入が無制限になります。ときの政府の都合で教育が変えられたら、子どもの成長する権利が奪われます。
公聴会の意見を全く審議もせずに採決するなど、民主主義国家にあるまじきことです!与党の数の横暴です!
ブロガーの皆さん!絶対廃案にしましょう!
20機以上の飛行は今までに経験した事がない。
報道のヘリは駅や事件現場の上空を飛びまわるが、まるで飛行コースのように飛ぶのは自衛隊機だろう。
これは威嚇飛行だな、と思った。
それが強行採決に結び付くとは、時代が戦前、戦時中に逆行したようだ。
安倍内閣は右翼団体や暴力団が かなり絡んでいると云うけど、その類の人間達の仕業でしょうか…
人間性 対 悪魔性 の闘い。 小泉~安倍内閣は 「愛国」どころか、この国を破壊する意図を持った魔物の振る舞いです。