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洞川温泉の旅(4) 名水の里での感動の一幕

2023年11月22日 13時49分18秒 | 身辺雑記・ちょいまじ鉄ネタ

洞川温泉に一泊二日で旅行に来て、五代松鍾乳洞を見た翌日は、「ごろごろ水」に立ち寄りました。鍾乳洞のある所には、必ずと言って良いほどきれいな湧き水が湧き出ています。鍾乳洞を作った石灰岩の地層で濾過された地下水が地表に再び湧き出て来るからです。

「ごろごろ水」も、そんな湧き水の一つです。水が湧き出る際に「ごろごろ」と音がするから、「ごろごろ水」と命名されました。環境庁が指定する「名水百選」にも選ばれました。 ただ、源泉の方は飲用・採取出来ません。見た目はきれいでも、微量の生活排水・産業排水が紛れ込んでいる為です。

その代わりに、源泉のすぐ横にある駐車場で名水を採取する事が出来ます。駐車場の駐車スペースごとに水道の蛇口が設置され、機械で濾過された名水が採取出来るようになっています。採水料は駐車場料金込みで500円です。車ではなく歩いて来た人も、歩行者専用の蛇口で採取出来ます。 駐車場の奥には「ごろごろ茶屋」という喫茶店があり、名水で淹れたコーヒーを売っていました。

 
その後、「ごろごろ水」採水場に立ち寄った帰りに、その名水を濾過・殺菌・充填している工場の前を通りかかりました。工場を経営しているのは「株式会社名水の里」です。小さな工場ですが、ネット販売に力を入れているようで、宅急便で全国に商品を発送しているようです。
 
工場の前では商品の販売も行なっていました。 最初は前を素通りするつもりでしたが、工場の壁に貼られた広告を見て、名水を使った化粧水や石鹸も扱っている事を知り、俄然買う気になりました。 それと言うのも、私は今まで冬はよくアカギレや霜焼けに悩まされて来たからです。最近は霜焼けこそ、余り出なくなったものの、アカギレには今も悩まされています。
 
おまけに、物流センターに勤務している関係で、寒い冷蔵倉庫の中で、硬い安全靴を履いて、ずっと立ち仕事で荷物を仕分けしたり運んだりしているので、手のひらや足の甲はもうカサカサに干からびています。 そこで、モノは試しに、化粧水と石鹸を一個ずつ買ってみる事にしました。
 
 
値段はどちらも税込価格で、化粧水の「ごろごろ水配合美容液」が1,100円、「柿の葉配合洗顔石けん」が748円の、合計1,848円です。私が二千円を渡すと、店員の方は何と1,800円に負けてくれた上に、名水「ごろごろ水」500ミリリットルのペットボトルも1本おまけしてくれたのです。 感謝・感激。
 
事務所併設のプレハブ工場1棟と、その横にプレハブの倉庫があるだけの小さな会社ですが、私が買う事で、地域の雇用や産業振興に少しでも貢献出来れば、これほど嬉しい事はありません。 私は判官びいきなので、弱い者を搾取したり差別したりする公害企業やブラック企業は大嫌いです。しかし、こういう地道に商売している会社については、私も自分で出来る範囲で応援していこうと思います。

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