年に何度かは、シャボテン公園に行くのです。もちろん友人と一緒に楽しみます。何度行っても、必ず何かの僥倖に出会えます。今回は白孔雀のディスプレイに出会えました。それも小道の2メートル先くらいで羽を広げ始めて、私の右足のそばにいたメスに向かって触れるくらいの近さで全開してくれました。
シャボテン公園のクジャクは、結構自由で住宅地にも出没します。まあ飛べるのですから囲い込みはできませんよね。
ふつうのクジャクの写真を探してみたら、2012年4月の記事「さらに、こう言えばああ言う。認知症とことば」という面白い記事を見つけましたので、クジャクの写真だけでなく記事も読んでください。
目の前で羽が広がっていく様子を動画で撮ってみました。オスのこのディスプレイは求愛行動ですから、BGMを結婚行進曲にしようかと思いましたが、今回は雌に嫌われてしまったので止めました。小刻みに羽を震わせて音を立ててがんばっているのに…ですよ。
白孔雀
カピバラの露天風呂はシャボテン公園から始まったそうです。全国何か所かで長湯競争をするのですが、今年はここのカピバラが一番長湯だったと、ニュースで言っていました。
新しいお風呂ができていました。
温泉もいいですが、カピバラのとぼけた表情で癒されます。
授乳中。
動物たちを見ると写真を撮りたくなってたくさんあるのですが、一枚だけ追加しておきます。
今回一緒に行った友人は、教育学が専門なのですが、チンパンジーアイちゃんの話で盛り上がりました。アイちゃんの血統は「ア」で名づけられているそうで、亡くなりましたが「アトム」賢くて有名な「アユム」。夫は「アキラ」というような雑学も。研究動物たちの老後の話もひとしきり弾みました。「チンパンジーにも前頭葉はないんだから」といいながら、「「敵を追っていくチンパンジーが、追いかけながら木の枝を武器にするつもりで(多分)拾って走って行った」のは前頭葉機能を発揮したことになるよね。でも三つの行動には分配はしていない」とか。
場所は同じシャボテン公園でも、時期や一緒に行った友達で、ほんとにテーマや盛り上がり方が違います。でも、いつでも公園は楽しいものです。子供たちだけが行くところと思っていませんか?