脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

1月の右脳訓練-①歯の治療から始まる東京散歩

2024年01月11日 | 私の右脳ライフ
「歯」にも耐用年数があるのですね!
「歯質がいいですね。ご両親に感謝ですよ」とドクターに言われ続けてきたのですが、事件発生。下の治療済みの奥歯の縁が欠けてしまったのです。
硬いものを食べたのなら諦めもつきますが、歯間ブラシを使っていただけという情けなさ。
「体」全体の耐用年数は間違いなく延びてきているわけですが、部品で見ていくと目にしろ、耳にしろ、髪にしろ、そうそうお肌も「耐用年数」とはいいませんが品質や機能の低下は否めない…ことはわかっているのです。
講演で「誰しも老化はあるのです。正常老化を認められなければ生きていかれないでしょう」ということもあるのですから、甘受するしかないですね。でもチラッと心に浮かびます。長生きをしなければ「歯質がいい」ままだったのに(笑)と。
息子の勧めで、東京駅からすぐの歯医者さんにお世話になっています。
丸善の隣。

プラザビルの2階。

理念、技術、対応、雰囲気、設備全て素晴らしい。
待合室の展示。今回ちょっと待ち時間があったのでゆっくり見ました(名前を呼ばれたのは、予約時間ぴったりでした)。


個室の治療室。各室違う素敵な天井画があります。

私の力尽きた歯(リアルだと失礼ですから、スケッチ風に加工してあります)。リアルタイムで撮った写真で説明してくださるので、治療がどう行われるのか納得できます。

そのうえ、型取りした時は二回になりますが、通院がだいたい一回で済むのです。治療費が不思議なほど安いことも書いておかないといけないでしょう。

私にしたら、東京でついでにやりたいことをやってくるという付録も楽しみですし。
歯が欠けちゃったというショックからはすぐに回復しました。
「さあ今回は何をしようかな」楽しい時間が始まります。最近は理解ある夫の後押しもあって、だいたい一泊してきます。
友人に声をかけてみたら「清澄庭園にしましょう」と即答。私はスケジュールを立てるのも好きですが、人の勧めにもすぐ乗れるタイプです。
実は「清澄白河」という駅名にも惹かれるものがありました。
待ち合わせ時間まで余裕があったので、荒川江戸資料館へ。
だいたい私は新聞や人との会話から興味あることにピッピとアンテナが反応して「機会があるときに行こうっと」と胸の中にメモしておくのです。最近はネット経由の情報がどんどん増えてきましたねえ。ところが荒川江戸資料館はグーグルマップで清澄庭園の行き方をチェックした時に発見するまで、全く知りませんでした。

天保年間の江戸深川佐賀町の町並みを実物大で再現しています。翌日新宿末広亭に行きましたが、落語を聞きながら景色が見えるようでした。

小売のお店。八百屋

つき米屋

肥料など扱う大店

船宿

猪牙舟(ちょきぶね)

庶民の長屋の町並み。狭かったのですね。

部屋の様子も復元されていました





川端の蕎麦屋の屋台。


深川江戸資料館のことは知らなかったのですが、充実した時間を楽しむことができました。
清澄庭園に行く途中「江戸みやげ店」の看板を掲げているお店がありました。
遊び心満載の店主が見えましたから、引き込まれてしまいました。

こんな素敵なカードも「持っていきなさい」と。

奥にいた奥さんが「私が作ったのだけど」とちょっと控えめな印象で言われましたが、ご主人は、どうも一目置いている感じでした。
今見てきた江戸の町並みの中で生活しているご夫婦、それもチャキチャキのしっかり者のおかみさんにちょっと頭が上がらない職人さん、をみているような気持ちになりました。
清澄庭園を楽しんで、ホテルは新宿。江戸時代から現代にひとっ飛びしました。
ついでに翌朝の都庁庁舎も、現代ですね!

ホテルはまだまだお正月気分です。

(続く)
by 高槻絹子


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