行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

蔓延防止規制が解除され、近所のファミレスは?

2022-03-24 18:24:33 | 労働

ようやくワインが飲めることになり、我が家の第2の食堂、徒歩5分のサイゼリアに行ってみた。入るなり、2時間の制限時間を告げられ??やがてその意味が判ることになる。平日なのに7時頃に満席状態で、待ってる人が増えだした。ところが従業員は以前に較べ少ない。追加注文した料理がなかなか出てこないだけでなく、出された料理は冷めている。運び手不足なのだろう。

どのファミレスも同じだろうが、従業員の層もコロナ以前と較べると変化している。ス-パーのレジもそうだがコロナ以前は殆ど女性だったが男性の比率が多くなっている。昨日のファミレスの場合、若い男性と女性が目立った。

労働力調査によると、女性の正社員化が進み、全体の正社員比率がここへ来て過去最多になっている。しかし、医療や福祉の分野での話で非正規の職場ファミレスでは正社員化は関係ない。コロナ下、25~44歳の家庭の主婦層の非正規社員が、労働市場から退場したことがファミレスやスーパーのレジ係に影響していると考えられる。子供が保育園や学校がコロナ下で休校し、主婦の就業に影響した。この現象は米国でも顕著だ。

労働力調査によると、2021年の25歳~44歳の女性非正規社員数は424万人でコロナ以前の2019年478万人より54万人も減少している。この層が現場に戻ることが人手不足解消への条件だ。

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