エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)が「世界住みやすさ指数2023」をコロナ後、初めて発表し、ブルームバーグが報じた。指数は安全性、医療、文化と環境、教育、インフラの 5 つの広範なカテゴリーにわたる 30 以上の定性的および定量的要素に基づいて 173 都市をランク付けした。データは 2月13日と3 月12日に収集された。
2023年の最も住みやすい都市トップ 10 は次のとおり (都市のスコアが同じ場合、ランキングの数字は同じ)、私は全ての都市にかつて訪れたことがあるのでコメントをさせてもらった。
1. ウィーン、オーストリア、
音楽の都、オペラ劇場、広大な公園、ハプスブルク家の宮殿群、文化と環境は飛び抜けている。郊外のウィーンの森も素晴らしい。ザッハートルテ、白ワインなど全てが優雅、
2. コペンハーゲン、デンマーク
医療、教育、運河を含めインフラは歴史的に整備されている。但し消費税が高く居酒屋はあまりなく繁華街も静かだ。
3. メルボルン、オーストラリア
英国の落ち着いた街並みと公園がうまく配置されている。郊外の海岸ではペンギンのコロニーがあり、生態が観察出来る。観光資源としてうまく保護されている。
4. シドニー、オーストラリア
近代的なビル群がメルボルンと対照的、貝をモデルにしたオペラハウスや巨大なシドニー湾に掛かる橋など芸術的なインフラが印象的、移民を受け入れているためか各国の料理が楽しめる。
5. カナダ、バンクーバー
周囲の島々の美しい公園(ブッチャードガーデンなど)と整備された坂の街、多民族都市らしい文化の多様性が見られる。
6. チューリッヒ、スイス
チューリッヒ湖岸の古い石造りの街並み、ホテルのサービスも年期が入っているが、一流ホテルでも冷房は無かった。
7. カナダ、カルガリー
日本だと白馬のような山の中の街で、かつてオリンピックが開催された。環境は抜群だ。
7. ジュネーブ、スイス
国際都市として、インフラは完ぺきだ。フランス語圏でレストランは一流、但し、物価はこれらの都市の中で一番高いのではないか。庶民は買い物にフランスまで出向いている。ホテル代が高いので、出張時空港近くの郊外で泊まった。
9. カナダ、トロント
オンタリオ湖岸の都市で、ナイアガラ瀑布に近く、環境は別荘地並みだが、超高層ビルが林立している。
10. 大阪、日本
交通インフラはこれら都市の中で最高だろう。地下鉄、私鉄、JRが相互に乗り入れ、便利になった。公園が少ないのが唯一の欠点。夏の暑さには堪える。物価の安さも一番だろう。
10. オークランド、ニュージーランド
ちょっと郊外に行けば、熱帯雨林を思わせる公園があり、海岸は深い入り江が多く、ヨットハーバーに恵まれている。環境はバンクーバーに似ている。
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