外務省はモンゴルのバヤル首相が15日から20日まで来日すると発表した。16日に麻生太郎首相と会談するようだが、最悪の時期に来られる。今回のバヤル首相訪日は経済協力支援、特にウラン鉱山の開発への打診にあると来日前の記者会見で述べている。
5月にプーチンロシア首相がモンゴル訪問時に要請した内容とほぼダブる。悪く言えば両天秤にかけるやり方だが、これまでの石炭開発では中国にうまくやられモンゴル国民の勘定を害し、カナダとの開発は国内事情で進んでいない。
モンゴルには国際労働財団の安全面の技術援助で2006年9月に訪問した。これまで40数カ国に行ったがもっとも印象に残った国で、大げさに言うと鉄道はあるけど道路のない国とと言える。確かに首都ウランバートルには道路はあるが地方都市への道路が未整備なのだ。正確に言うとかつてあった道路は穴だらけ、危険で走れず、みんなが通った平原の轍を走らざるを得ない。私は西のアルベルヘールへ10時間かけて走り、3時間のドライブでカラコルムに行き、10時間かけて首都に帰った。皇太子様が訪問されたときはカラコルムまで飛行機を使ったが当然だろう。
プーチン首相は鉄道(すでにモスコワまで繋がっている)の整備支援を約束したらしいが、日本が本気に戦略的、地政学的な観点からウラン鉱山の開発に乗り出そうとするならまず道路の整備が必要だろう。宿泊した地方のホテルは朝青龍ホテルを除くと社会主義時代の古いホテルで老朽化し水も満足に出ない。観光資源の支援も併せて必要だ。
モンゴル紀行記は http://wwww.ajima.com/yukuo/mongol.htm に詳しい
5月にプーチンロシア首相がモンゴル訪問時に要請した内容とほぼダブる。悪く言えば両天秤にかけるやり方だが、これまでの石炭開発では中国にうまくやられモンゴル国民の勘定を害し、カナダとの開発は国内事情で進んでいない。
モンゴルには国際労働財団の安全面の技術援助で2006年9月に訪問した。これまで40数カ国に行ったがもっとも印象に残った国で、大げさに言うと鉄道はあるけど道路のない国とと言える。確かに首都ウランバートルには道路はあるが地方都市への道路が未整備なのだ。正確に言うとかつてあった道路は穴だらけ、危険で走れず、みんなが通った平原の轍を走らざるを得ない。私は西のアルベルヘールへ10時間かけて走り、3時間のドライブでカラコルムに行き、10時間かけて首都に帰った。皇太子様が訪問されたときはカラコルムまで飛行機を使ったが当然だろう。
プーチン首相は鉄道(すでにモスコワまで繋がっている)の整備支援を約束したらしいが、日本が本気に戦略的、地政学的な観点からウラン鉱山の開発に乗り出そうとするならまず道路の整備が必要だろう。宿泊した地方のホテルは朝青龍ホテルを除くと社会主義時代の古いホテルで老朽化し水も満足に出ない。観光資源の支援も併せて必要だ。
モンゴル紀行記は http://wwww.ajima.com/yukuo/mongol.htm に詳しい
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