行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

年金生活者のワイン

2010-03-07 22:07:44 | Weblog
先月、高校の同期の食事会で何か最初にしゃべれと云われ、小一時間ほどワインの話をした。これまで20カ所ぐらいの欧州や北米のワイン産地を訪れたので各地のワインの特色などを話したが、私が主に飲んだのは高級ワインでなくごく庶民が飲んでるものだ。

イタリアでは労働者が飲んでるワインは値段にすれば一本400円ぐらいか、日本に輸入されるのはもうちょっと上の政府の原産地証明(DOC)がついているものが多く、その話をするとイタリアの友人には贅沢だと云われた。イタリアでは自由にワインが作れ、さらにブランデーも作って親戚や友人に配っている。私も土産にラベルなしのブランデーをいただきおそるおそる飲んだものだ。

話を元に戻す、同期会というと年金生活者の集まりだから、ちまたのワイン本に載っているワインなどは馴染みがないので私が実際毎日飲んでいるワインを最後に推薦した。

毎日飲んでいるワインの銘柄も変わってきている、15年前現役の頃は1500円のキャンティで、もうちょっと奮発してシャトー・ヌフ・パフを飲んだ。キャンティは値段が安くなっているので今でも定番の一つ、逆にパフは倍以上に高くなって飲めなくなった。その後、ベネト州のカベルネソービニヨンでエッコ・ドマーニが気に入り毎晩の伴になったが、手に入らなくなってしまい残念だ。

               
最近はもっらオーストラリア産イエローテール(写真右)を飲んでいる。1000円弱でスーパーで手に入るし、本場のフランスでも堂々とスーパーに並んでいる。ソウルでもコンビニで買って飲んだ。値段はどこでも同じだから不思議だ。シラーもカベルネも安定した味だ。最近嬉しいのは高い米国産ワインが1000円以下で売られていて、写真左のカリフォルニアのレッドウッド、カベルネソービニヨンは結構いける。



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