芸術性、独創性において印象深い開会式でフランスらしさがにじみ出ていた。近代オリンピックの父と云われているクーベルタン男爵の出身地の面目躍如たるものが有った。特にパリの中心を流れるセーヌ川とエッフェル塔を中心にした都市型開会式はパリでなくてはできない。
メイン会場をエッフェル塔とトロカデル広場として、選手の入場は各国選手を船に乗せ6Km、セーヌ川を行進するというユニークなアイデアは秀一だ。セーヌの両岸も観客席にして、随所に巨大ディスプレイを配置し、どこからでも開会式やパフォーマンスが見られるようにした。
芸術のパリを象徴するごとく、セーヌ川に浮かぶ船上や橋の上で各種のパフォーマンスが行われ、観客を楽しませた。まさに壮大なページェントになっていた。
聖火台もユニークで、開会式場内にこれまで設置されていたが、なんとルーブル美術館の近く、チュイルリー公園の池に独立して設置され、気球と一体型聖火台で、点火されると空に浮かび上がり、観客や世界のテレビ視聴者はビックリだ。
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