米国では雇用対策でものづくりを海外生産から戻せという動きが強まっている。大統領選挙の影響もあるが、アップル社も中国で生産しているiPhoneを米国生産も考えるとティム・クックCEOが言い出している。
オハイオ州、イースト・リバプールはかつて日本の有田のような陶磁器生産のメッカだった。300もの工房があり、住民も11,000人だったがこの40年でわずか二つの工房しか残っていない。そこに、スターバックスからマグカップの注文が入ったというよいニュースが報道された。陶磁器メーカーのパイオニア、アメリカン・マグ&ステイン社にオーダーが入り、8名の雇用が増えたというだけだが、ニューヨークタイムスのニュースになった。
スターバックスは中国製品のマグカップは米国への輸送に3ヶ月かかるがオハイオ州のアメリカン・マグ・ステイン社で生産すれば4日で済むというメリットがあると言っているが、中国から仕事を戻すという政治的な意味もある。メイドインUSAのマグカップはインディブジブル(写真)という名の実にシンプなのデザインだ。
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