行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

イタリアでは名画を堪能

2010-06-16 18:45:21 | Weblog
世界遺産についてはこれが世界遺産?と首をかしげるものが結構ありユネスコも見直すと聞いている。名画についてはその価値の普遍性は決定的で当たり外れはないだろう。

世界遺産の宝庫、イタリアを旅する楽しみは旅先で人類の遺産的名画に会えることだ。今回はミラノで「最後の晩餐」に再会、修復がされ鮮やかな壁画となった。教会の食堂に描かれたダヴィンチの作品で、第2次世界大戦時、連合軍に爆撃され、教会はがれきになったがこの壁画だけは無傷だったという奇跡の絵だ。ガイドによると小説ダヴィンチコードのこの絵に関する解釈はでたらめだと憤慨してた。

フィレンツェにはイタリアの世界遺産の8割があるがそれもダヴィンチ、ミケランジェロをはじめラファエロ、ボッティチェリといった天才達のおかげだ。
フィレンツェには多くの美術館があるが時間の限られた旅人にとってウフィッツィ美術館をゆっくり見ることが賢明だ。ここにすごい絵が集中している。昨年日本で公開されたダヴィンチの「受胎告知」、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」「春」ラファエロの「ヒワの聖母」等、ここだけでも充分堪能できる。
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