植竹希望、西村優菜、小倉彩愛、吉田優利の8アンダー4人による18番パー5でのプレーオフ、6ホールまで決まらないという凄い戦いを制したのは黄金世代の植竹だった。優勝経験もあり、安定性のある西村と思っていたが。1ホール目に西村が、2ホール目に小倉が脱落した後はずっと吉田と一騎打ち。互いに譲らない戦いが続いた。6ホール目、植竹は果敢にツーオン狙い、右のガードバンカーに入れたがバーディを奪って勝負を決めた。
黄金世代は勝みなみ、畑岡なさ、小祝さくら、原英莉花、渋野日向子らきら星のごとくいて、優勝回数も多いが、この世代で10人目という遅ればせながら植竹の初優勝、優勝直後から涙を見せていた。
2021年9月12日、日本女子プロオープン、ブログで、優勝は稲見萌寧だったが、注目選手は13アンダーで4位に入った植竹希望だ。記録を見ると稲見、高橋についでパーオン率では3位と安定しているので、今回のようにパットが好調だと名前の通り初優勝へ希望がある。とか
次週9月19日の東海クラシックで植竹は後半に入り、15,16番でバーディをとり先に行く西村に追いついた。プレーオフ確実と思えたが18番で植竹は緊張したのかドライバーショットを池ポチャとし、万事休す。初優勝はならずしかし、レベルの高い闘いで次回に希望がある。
などと、名前の希望にかけて注目してきたが、ようやく達成した。やはり初優勝は簡単では無い。
植竹は170cmの長身を活かした飛距離に魅力がある。今回も、18番グリーン手前に池があり、昨年の東海クラシックのように西村優菜に追いつき、プレーオフで池ポチャで失敗という場面が多分頭をよぎったと思うが、腹を決めてのツーオン狙い、勝負師植竹の誕生だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます