行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

食のイタリアの変調?

2010-06-12 01:39:20 | Weblog
イタリアに何故行くのかと聞かれると食い物とワインがうまいからね!と答えていたが、ミラノに着くやいなや現実の厳しさに遭遇した。空港に近いホテルに落ち着いて、ルームサービスでピッツァをとった。
驚いたことに冷凍の生地に薄くチーズがあるかなしやの状態!しかも固く、乾パンかせんべいのようなだ。値段は2000円弱、4つ星ホテルでのルームサービスだ。

もう一つ、ランチでミラノ名物のビーフカツを食べたリストランテでのことだが、カラフェでとった赤ワインが臭いを嗅いだだけでワインビネガー化していた。
代わりのワインを持って来て代金を取らなかった。防腐剤を使ってないものでと言い訳をした。

1日のうちに2回もこういったことを経験するとイタリアの食への飽くなきこだわりはどうなったか疑問を感じざるをえない。
輸入されたイタリア製冷凍ピッツァを使ってみたが期待はずれだったことを思い出した。
同じ冷凍でも讃岐うどんは味と食感にこだわり成功した例だろう。
冷凍ピッツァを使うならできたての生地の味と食感と変わらないものを開発してもらいたい。

イタリアの友人にかつて案内された小さなピッツァ屋は同じミラノでも20種類のピッツァがありそのうまさが忘れられないことが失敗の源だろうか?イタリア人の職人気質に期待したい。
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