行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

女子プロゴルフ、宮里藍サントリーレディス、黄金世代大里桃子3年ぶり優勝

2024-06-10 17:42:08 | 年金生活者
首位と1打差の2位から出た大里桃子(25)6バーディー、1ボギーの67で回って通算12アンダーに伸ばし、逆転優勝。
全米女子オープン2位の渋野や、先週のヨネックスレディスで制覇した新垣比菜の黄金世代の活躍に刺激を受けたのか?シードを失った昨年のスランプを乗り越え、2021年「ほけんの窓口レディース」以来となる3勝目を挙げた。鮮やかな復活劇で、今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」の出場権も獲得。

首位を1打追って出た最終日。6、7番で連続バーディーを奪い、単独トップで折り返したが、昨年の女王山下美夢有が16,17,18番と連続バーディを取り迫ってきた。「緊張して余計な力が入ってしまう」とリーダーボードは一度も見なかったのが幸いしたのか集中力でパットが決まり15,16番でバーディをとり、最難関18番(この日バーディは山下と大里だけ)でもバーディを取り終わってみれば2位と2打差。大里の母・美弥さんは全18ホールについて応援し、精神的にバックアップ、母の力は強かった。


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年金生活者のマネー運用、私の選んだ格言

2024-06-08 15:13:21 | 年金生活者
先般日経で投資格言のベストテンを以下のように掲載していた。歴史の重みを感じる格言なので投資だけでなく人生に参考にしたい。
1位 人の行く裏に道あり、花の山
2位 強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福の中で消えて行く
3位 頭と尻尾はくれてやれ
4位 卵はひとつのかごに入れるな
5位 「もう」はまだなり、「まだ」はもうなり
6位 相場は相場に聞け
7位 相場は明日も有る
8位 利食い急ぐな損急げ
9位 買いは技術、売りは芸術
10位 二度に買うべし、二度に売るべし
11位 遠くのものは避けよ
12位 落ちてくるナイフはつかむな
13位 眠られぬ株は持つな
年金生活者は個別株は避け、投資信託かETFで運用すべしとかねてからブログで書いてきた。3月19日のブログでもインフレ対策は日経225インデックスと米国株式(S&P500)インデクスで充分とした。年初来の増加率は現在前者は11.2%、後者は18.47%となっている。
この2つだけで「卵はひとつのかごに入れるな」が実現している。また買うときは「二度に買うべし、二度に売るべし」以上に分割して買うことがリスクを少なくできる。個別株のことを分析するには時間と技術がいる。投信なら「遠くのものは避けよ」など、個別株用の格言は無用だろう。


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民主化を弾圧した天安門事件から35年、中国の政治は独裁強化へ

2024-06-05 14:02:45 | 海外
私が事務役として電機労使の訪中団で初めて中国を訪れたのが1989年4月29日、中華全国総工会の招きであった。今では考えられないパトカー先導付き、通る信号はいつも青といった歓迎ぶりであった。ところが天安門に近づくと大勢の若者が集会を開き、北京市内の中心部でデモをやっていた。デモをしている若者はにこにこと楽しそうであった。中国も民主化への道を歩み始めたとさえ思えた。ただ、交通整理をしている警官は丸腰でデモ隊のコントロールにはまるで素人のようで、日本の機動隊みたいな警官は見あたらず、出てくるとなるとすぐ軍隊になるのかとチラッと思った程度であった。

その日は中南海の首相官邸で羅漢秘書長(日本だと官房長官)と周恩来元首相の部屋で会談した。主たるテーマは電機産業の対中投資であったが、天安門のデモのことも話題になった。羅漢さんは私たちの子供もデモに参加しているので先鋭化はしないで収まると楽観的であった。

私たち労使一行はその後北京を離れ、地方周りをして帰国したが、天安門では民主化を要求して学生達がハンガーストライキに入り、地方からも続々と学生が上京しだし、5月18日にはハンガーストライキをやめるよう趙紫陽総書記が説得までしたが、共産党の保守派、特に李鵬首相(当時)が対決姿勢を打ち出したことで学生たちは急進化し、運命の6月4日には軍隊が戦車まで繰り出して弾圧した。民主化路線を取ろうとした趙紫陽は失脚し、中国共産党の一党支配は続いている。

その後、社会主義市場経済と称し日欧米の各企業の投資を誘致、世界の工場と言われるまで発展し、今やEVでは先端を走っている。ところが習近平独裁体制となり、米国の反発は大きく、サプライチェーンから中国を外す動きが加速している。天安門で国民が要求した民主化は抑圧され、一層言論は監視され、先が見えない状況が続いている。

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全米女子オープン、笹生優花2度目の制覇、日本人選手大活躍

2024-06-03 13:41:45 | スポーツ
今朝起きたら、ビッグニュース「首位と3打差の5位でスタートした笹生優花(22)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算4アンダーとし逆転優勝。2021年以来、2度目の全米女王となった。2度目のメジャー制覇は、男女を通じて日本勢初の快挙だ。2位は3打差で渋野日向子(25)」

調べてみると、6位に2オーバー古江彩佳、9位タイ3オーバー小祝さくら、同じく9位タイに何と初参加の竹田麗央と10位以内に日本人選手が5人も入ってまさにジャパニーズデイだった。日本女子プロのレベルの高さを世界に誇示でき頼もしいかぎりだ。
持って帰る賞金も半端ではない。笹生優花は前回の倍以上240万ドル(約3億7000万円)、渋野日向子は129万6000ドル(約2億300万円)、10位で27万1615ドル(約4200万円)だから9位小祝、竹田でも推定5000万円くらいだろう。昨年の日本ツアー賞金ランキング1位山下美夢有のシーズン獲得賞金は2億1355万4215円だから笹生は1回の大会でそれ以上稼いだことになる。


優勝賞金1,620万円の国内ヨネックスレディスは単独首位で出た新垣比菜(25)が4バーディー、2ボギーの70で回り通算14アンダーで2018年「サイバーエージェントレディス」以来6年ぶりとなるうれしいツアー2勝目を飾った。
黄金世代で3番目に早く初優勝をとげた新垣だったが、2021-22年シーズンを最後に3季連続でシードを逃した。昨年はポイントランク69位でシード権を逃した。今季もここまで12試合で予選落ちが6回と苦難の連続、それだけに嬉しさは大きかった。迎えた最終18番、ウイニングパットを沈めるとキャディの兄が泣き出した。多くの選手が全米オープンに参加している中の優勝と言うむきもあるが悪天候の中14アンダーは胸を張れる。

全米女子オープンでは黄金世代同期の渋野日向子、小祝さくらが大活躍、新垣比菜は日本で優勝、まさに黄金世代だ。


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徳島、大塚国際美術館で名画にどっぷりハマる

2024-06-01 21:44:12 | 国内旅行
2018年3月に最初に訪れ、その時のブログで「大塚国際美術館、噂には聞いていたがヨーロッパ中から集めた名画中の名画、といっても陶板に焼き付けたものだ。しかし1時間も見ていると本物に見えてくるから不思議だ。そのくらい実に見事な出来栄えで、ティツアーノからセザンヌまで飽きがこない」と書いた。
その時の印象が強烈で再訪となった。陶板の複製画の技術の粋を集めた職人芸といってもよい。欧米の美術館には仕事や観光で行ったときに寸暇を惜しんでかよったので、その時の名画に会えるという楽しみがある。有名画家の名画は世界中の美術館にあるがここへ来ればまとめて観賞できる。

画家ごとに展示室があるので、世界各地にある作品に囲まれ、観賞できる
例えば、マネの場合「バルコニー」などほぼ作品がカバーされている


フェルメールの部屋では有名な「真珠の耳飾りの少女」などあるが、美術館では見られない私有されている貴重な作品も展示されている
 

また、特に有名なゴッホの「ひまわり」をじっくりと見比べられる特別室もある。
下の右側のひまわりは神戸にあったが、空襲で焼失したものを苦労して復元した貴重品、戦後ここで初めて見られる。
最右側のひまわりが日本に唯一ある損保美術館のひまわり


モネの部屋「カササギ」「アルジャントゥイユの橋 」など惜しげもなく見られる。

最近展示されたゴッホ「アルル夜のカフェ・テラス」


ここでしかできない展示、最後の晩餐の修理前と修理後の双方が比較できる
修理後

モナリザもあるので記念撮影ができる



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