週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#098 -’23. さよなら!国立劇場シリーズです。「芸術品・2階ギャラリー絵画編」

2023年04月06日 22時52分12秒 | 日常の出来事(日記)

国立劇場には沢山の絵画が飾られています。観劇の合間に見るには余りにも時間が足りないと思う程です。観劇の合間なら絵画鑑賞の料金はかかりませんが、惜しむことなく鑑賞する事が出来るツアーを開催してくれています。

国立劇場のロビーや休憩所などには、今年生誕150年の彫刻家・平櫛田中の「鏡獅子」、彫刻家・朝倉文夫の「九代目 市川團十郎之像」、鏑木清方の「野崎村」、東山魁夷の「雪原譜」などの作品が常設で展示されています。

美術展ナビのHPには「なぜ絵画がたくさんあるのか?」との問いかけの文と回答にあたる文章が記載されています。引用させていただきます。

なぜ絵画がたくさんあるのか?

1966年に国立劇場がオープンした際に、経団連(経済団体連合会)から寄贈されたもの。「わが国現代画壇の最高峰に立つ秀れた作家の手に成る日本画を集めて、そこここの壁面に掲げることができたらどんなに素晴らしいことであろうか(略)期待通りの立派な作品が続々取りまとめられて、まさに国立劇場画廊とでも呼ぶにふさわしいばかりの見事な陳列が完成したのである。(略)見事一堂に凝集して、坐して現代日本画壇の鳥瞰図を静かに手中におさめることができるのは、まことにこの国立劇場画廊ならではの壮観というべきであろう」と当時の国立劇場理事長・寺中作雄氏は『国立劇場画集』に記しています。

絵画は総て額に収まっています。前面のガラスに建物内の照明が反射しているのはご容赦のほど。

1  樫山南風 『鯉』

2   川端龍子 『天橋図』

3  鏑木清方 『野崎村』

4  小野竹喬 『残照』

5  中村岳陵 『花と犬』

6  金島桂華 『冬田』

7  小倉遊亀 『月』

8  山口蓬春 『花菖蒲』  

9  児玉希望 『花と銀鶏』

10  伊藤深水 『娘道成寺を踊る吾妻徳穂』

11  上村松篁 『鳩の庭』

12  浜田観  『芙蓉』

13  橋本明治 『浴室』

14  杉山寧  『瀑』

15  東山魁夷 『雪原譜』

16  山田申吾 『雲』

17  西山英雄 『朝映桜島』

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#097 -’23. 都内の街歩き(4月5日)英国大使館近辺

2023年04月06日 19時01分06秒 | 街角

5日午後2時からの予定の前に少し街歩きです。イギリス大使館の敷地の一部が返還されて公園が完成(3月15日)したとの事でお邪魔してきました。一番町にある駐日英国大使館の敷地の一部が日本に返還され、公園(皇居外苑)になりました。真如苑近くのイギリス大使館を通った時、工事しているとは思っていましたが、公園だったとは嬉しい限りです。役人が付けそうな名称で厳めしいですが正式には『国民公園皇居外苑半蔵門園地』だそうです。素敵な愛称がつくとはおもいますが。

因みに、英国大使館前は内堀通りです。その先は半蔵濠が有り皇居があり吹上御所がある天皇陛下の居所です。都電(東京府東京市の市電)を敷設する時英国からクレームが付きました。大使館前に通す事はまかりならぬというようなことがありました。都電は内堀通り中央より皇居側に寄せてレールが牽かれたそうです。返還との言葉でこんな事を思い出してしまいました。(イギリスの借地権は日本と大きく異なります。99年とか999年とかの借地が存在します。王室や貴族が広大な領地を今も所有するUKです。)

この日歩いた所は地下鉄麹町駅 ⇒ 皇居外苑半蔵門園地 ⇒ 英国大使館脇内堀通り ⇒ 工事中の東郷公園 ⇒ 目的のビル ⇒ 靖国神社 ⇒ 地下鉄九段下 から帰宅です。

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22   半蔵門から三宅坂方面

23   隣の英国大使館から靖国通り方面へ

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31   前の二人の外国人も左側の靖国神社に入りました。

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靖国神社は別スレッドにて。

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#096 -’23. 国立劇場から内堀通りを歩き東銀座へ

2023年04月06日 06時53分46秒 | 街角

あても無く歩いた訳でもありません。

寄る予定は憲政記念館国会前庭の日本水準原点や時計塔など共に桜を見る積りでした。が、しかし憲政記念館は改築建て替え中で少し移動して味も素っ気もない駐車場の中の仮施設でした。

国立劇場から桜田門までは家内と一緒で、その先は自分一人で歩きました。目的もなくと言うと変ですが、足が向いた先は日比谷公園・銀座を通り越して東銀座の歌舞伎座脇迄でした。

それでは、歩いた順にと言うより撮影した順に。

1   独特な外観は古代から脈々と受け継ぐ日本の建築思想を受け継ぐ姿です。30泊31日の旅で奈良でまほろばを感じた思想と相通じる。初代の国立劇場と二代目の国立劇場とはいかなる思想が受け継がれるのか楽しみだ。

2   皇居のお濠を見るために横断歩道を渡り、皇居のジョッキングコースのメッカ側にきました。桜の下には菜の花が咲いている事が多く見かける。植生上一致する事が多いのかも。

3   半蔵門から桜田門までは桜田濠であり、半蔵濠とこの桜田濠の途中までは江戸城に西側に位置して高い位置から濠を眺める形になる。向かいの皇居の桜も淡いピンクに咲いていた。

4   四ツ谷駅から晴海ふ頭などへの都バスの停留所です。以前は新宿西口から走っていましたが、都バスの経路は以前より短くする傾向にあるようです。家内と別れてからの歩いた進路に影響した都バス路線かも。

5   新宿・四谷方面から半蔵門交差点を通り銀座方面によくとおるルートです。ここから日本橋まで4キロなんですね。

6   半蔵門方面を振り返り。

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8   桜田門から霞が関方面の官庁街が遠目に見えます。

9   国立劇場と隣り合わせの最高裁です。

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12    三宅坂迄下ってきました。と、言ってもほんの少ししか歩いていませんが。目的地の憲政記念館の近くにやってきました。

13   この辺りのお濠の幅もこれだけありますから攻めるのも大変です。

14   ツツジがさきだしていました。写真の先は半蔵門方面です。

15   三宅坂周辺です。

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17     国会議事堂が見えてきました。

18    前の17番とこちらの18番の間で憲政記念館の仮施設を見学してきました。

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20   桜田豪を半蔵門方面を望んで一枚。

21   浮世絵の姿と変わってないのが分かります。浮世絵に描かれた赤門です。

22   桜田門の先には皇居前広場でその先の東京駅周辺の高いビルが視界に入ってきました。都会的な雰囲気を醸し出し、自然の稜線眺めるのとは趣を異にしますが、これはこれで大好きです。稜線と対をなすスカイラインです。

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24    法務省の赤レンガと日比谷公園側に聳える新庁舎二棟です。一番左手に写っているのは東京ミッドタウン日比谷です。

25   大老の井伊直弼が暗殺された桜田門外の変で有名な桜田門です。こちらは枡形門で正面に見えるのが一般的に桜田門と称される門です。この門を入ると枡形の広場があり次に控える防御力のつよい内桜田門(形式は亘櫓門)が控えて攻めて来た敵を攻撃します。 

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27   凱旋濠からみる桜田門です。

28    旧近衛師団(東京国立近代美術館工芸館)や旧日本銀行京都支店の赤レンガ等と共に法務省も威厳のある素敵な建物です。

29   今は殆どなくなりましたが、銀座と言えば柳でした。湿地に根を張り地面を強固に保持する性格がある事で水辺に良く植えられた。その三世の柳です。

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31   皇居が東京の中心との事でしょうか。都道府県の花の輪案内図がありました。

32   東京ミッドタウン六本木も八重洲もここの日比谷も一際目を惹く姿です。

33    祝田橋から凱旋濠越しに遠くなりつつある桜田門です。次は日比谷濠に移動します。祝田橋の交差点で日比谷公園にはいりました。一番北側の一辺を歩いて数寄屋橋方面に抜けました。

34   祝田橋の交差点は国道1号も国道20号も通る交通の渋滞地点でしたが、数寄屋橋脇から地下道が開通してから渋滞は殆ど解消したようです。開通したのは既に昔の事ですが。

35   マッカーサー司令官がGHQ本部を構えた第一生命本館を残す形で改築されてビルです。日比谷濠にうつる姿はある意味絶景です。

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37   祝田橋の横断歩道を渡り晴海通りを横切り日比谷公園側に着ました。

38   日比谷公園に伊達政宗の終焉の地がある事を今回こちらの看板で初めて知りました。

39    若い世代の『君の名は』と異なりますが、数寄屋橋で一世を風靡した『君の名は』です。菊田一夫の代表作である事を知りました。

40   小さな小さな数寄屋橋公園です。

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