花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

山芋団子汁

2007-11-09 | 週末ごはん・お酒
昨日のタイトル「Tartufo bianco」から打って変わって今日は漢字だらけ。
極端です。


やっと秋らしくなったと思ったらもうすぐに晩秋の気分。
朝晩、寒くなってきましたね。

朝お布団から離れがたくなるこのごろ。
毎朝が自分との戦いから始まるのです。


秋にかぎらず今や一年中いつでもどこでも同じ価格で手に入るきのこ。 
でも、やっぱり「秋」を思いますよね。
寒い夜にこんなお椀はいかが?


山芋だんご入り茸汁



薄口、酒、みりん、塩で調味したお出汁にきのこを放り込んですりおろした山芋を落とすだけです。 


きのこは何でもオッケー
しめじ、しいたけ、舞茸、そして味の引き締め役でネギ、それに山芋。


山芋は粘りの強い物でないと難しく、「つくね芋」の種類で丸い形のものとか「げんこつ芋」と言われる物が最適ですが、普段スーパーで手に入るも棒状や手の形の大和芋も粘りの強いものはあります。


これは千葉の多古産の山芋。
多古産のものは粘りが強いはずなんですけど今回はなぜかとろとろ。
これじゃお団子にならないわ、ということで海苔に落として巻き巻きして油で揚げてからきのこ汁に入れました。


海苔で巻くのは香りがどうかなー?と不安だったんですが案外悪くないです。
そのかわり、煮っぱなしにしてしまうと海苔がとろけて来ちゃうので要注意。さっさと食べちゃいましょう。


ぼてっとするくらい粘る山芋でしたらそのまま落としてもいいです。でも、油で揚げた方がお汁に旨みが出るようです。 おうどんやお蕎麦に天かす入れるだけで味が変わるのと一緒ですね。

あぁ、でもこれって油の誘惑なのよね。イカンイカン。




そうそう、舞茸はいい風味が魅力ですが、色が出てお汁を黒くしてしまうので最後に入れた方が食感ともに良く仕上がると思います。