アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「暗譜」でないとできないこと

2025年02月12日 | ピアノ
今日は書道レッスンでした。

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書いたのは米芾の臨書の続きで

「秋花絳烟より起こり」のところです。

米芾は筆の表裏を使い分けて書いていくところに特徴があって「筆遣いの練習には最適」と先生は言っていました。確かに難しかったです。

「臨書」なのでもちろんよく見て書くところが大事なのですが、実際のところお手本を見ている間に書くということはできないわけで、書くときには自分の半紙のほうを見ますね…そしてまたお手本を見る、書くということを繰り返すのですが、あまりちょこちょこ見なくてはいけないようだと、一気に書くべきところが途中で失速してしまうので困ります。

こことここの間は広め…この線は細め…向きは…

などと、見るべきところは細かくたくさんあるけれど、それをいちいち見て書いたらまとまらないわけです。

そうはいっても最初のうちはちょこちょこ見ては書いていますけど(なので仕上がりもどことなくぎこちない)
だんだん、目を離して一気に書けるまとまりが大きくなって、
最後までお手本は横に置いているけれど一文字書く間はお手本から目を離したままだったりするようになります。

次の文字に移るときにお手本を見て、こういうことに気をつけて書こう…と思ってあとは目を離すとか、そんな感じになると思います。

そうなることによって、視線移動による断絶の有無だけでなくて、何かもうちょっと別の違いも生まれているように感じます。
それは、字形などもろもろのことが、自分の中である程度消化されているというか「こうなっていたほうがかっこいい」「米芾の字に似ている」といったような、線の太さ長さ向きのような具体的レベルから一歩上位からみた何かとしてとらえられているというところです。

ピアノも似ているのかなと…

ここ数日、スムーズに弾けないところを部分練習するのに、「覚える」ということを意識してやってみているのですが、なかなか良さそうです。
結局、全体を暗譜して(楽譜を置かないで)弾こうとしているわけではない(たぶんできない)のですが、折衷案というか、暗譜の良いところを取り込もうという感じです。

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