アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

長い曲がっつり弾くめるちゃん会

2024年06月17日 | ピアノ
めるちゃん会というとだいたい、おしゃべりが中心になるか、アンサンブルが中心になるかというところなんだけど

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ソロ曲がっつり弾くよという(おしゃべりもするんだけど)めるちゃん会をやりました(日曜日)。

せっかく、調律してもらってめるちゃんがいい具合なので、梅雨の湿気にヤラれないうちになんとか味わってもらいたく
直前の思い立ちで声かけしたけど、近くの土曜日なんてふつう空いてないので
まぁこじんまりと…でもゆっくり弾けるからこれはこれで。

「ドビュッシー/ベルガマスク組曲」は全曲続けて人前で弾いたこともいちおうあるのですが、
練習会にしてもレッスンにしても、ふだん慣れてないピアノで弾いているわけだけど、
それと違って、
めるちゃん会で弾く場合はなんの言い訳もしていいわけがないという(^^;;

でも実際…

今までの中ではいちばんいい感じで弾けたかもしれない。やっぱり弾きやすい

本番ではめるちゃんじゃないので、めるちゃんだけでうまく弾けてもアレだけど
いいイメージを持っておくのもいいよね。

めるちゃんで弾きつつ、演奏をほかの人に聞いてもらえたのはよかったです。

「ドビュッシー、合うよね」ともいってもらいました。真偽のほどはともかくそう信じて弾きます。

私のより長い曲の人のもがっつり聞けました(^^)



さて、あと一か月で本番ですよ…


ソロ曲を弾く以外では、アンデスが二台揃ったのでピタゴラスイッチ二重奏などを試していました。これはこれでなかなか難しいです。既存の編曲が気に入らないのでオリジナルなんちゃって編曲を作るかもしれません。

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世界同時発売ってそういうこと!?(「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋)

2024年06月15日 | 生活
「スティーブ・ジョブズ」伝記本はものすごい勢いでベストセラーになったらしいけど…すまん、読んでない。

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驚異のプレゼン」のほうは読んだ。内容もたいへんおもしろかったし、翻訳もすごいよくできてるなと思った。私の「推し」はスティーブ・ジョブズではなくて、翻訳者の井口耕二のほうなので…

今回、読んだのは「「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋」(井口耕二著)


井口氏は、私の友人の夫であり、そして私が会社員のころは(仕事の領域は遠いけど)同じ業界の人だった。同じ回の「JTF翻訳祭」にスピーカーとして参加していたこともある。

知り合ったきっかけは、井口氏が「育児退職」した関係だけれども、その話はまた別記事に譲るとして、とにかく「スティーブ・ジョブズ」伝記本を世に送り出したときの話がすさまじかったのでそのご紹介。

書籍の世界同時発売というのはどういうことかというと、原文(この場合英語)のまま出版する国はいいとして、他の国では翻訳する時間が必要となる…しかし本というのは中身の鮮度というか時機が非常に重要なのだから、翻訳のための期間を悠長に取っていていいものでもない、と…

つまり…??

殺人的なスケジュールで翻訳していかなくてはいけないということ。(「殺人的」と書いたが実際あまり比喩でない)

もちろんそのことは意外でもなんでもなく、井口さんだって引き受ける前からわかっていたことだけれど、それでも引き受けたいと思う仕事だったから積極的に取りに行ったわけです。ジョブズ本は売れる見込みがあるだけに、翻訳出版権の取り合いも熾烈だったらしいが、それで決まった会社が、特に井口さんがそれまで付き合いのあった会社ではなかった。そこへ井口さんが名乗りを上げて、別のジョブズ本の翻訳実績があることと、それからたぶん…手土産にした鹿角が効いたのかな?

鹿角というのは、鹿が落としていった角を探して拾うという「趣味(?)」によって井口さんがたくさん所有していたものなんだけど、その中で小ぶりで形のいいものを選んで打ち合わせに持参したそうだ。まぁ意表を突く、印象に残るという意味もあるけど、そんなあてもなく野山を駆け巡るようなことができるメンタリティーと体力。そう、最後は体力、としかいいようがない過密日程になるのでそこが大事だったんじゃないのかなぁ(個人の推測です)

当初の予定では、11月21日刊行、分量は15万ワード、原文が届くのは6月半ばということで、そもそもが出版翻訳の常識的なスケジュールを大きく逸脱している案件だったんだけれど、翻訳の怖いところはなかなかどうしてその予定どおりにすら行かないというところ。

・原文が届くのが遅れる(それも大幅に)
・言ってたのより分量が多い(それも大幅に)
・あとから原文が追加・変更される
…そして刊行日は絶対延びない。

ハイ。私の関わっていた(産業)翻訳でもそのへんのことは日常茶飯事だったのでなんとなくわかります。でもそれだけじゃなかった! 原文が機密保持のためといって紙で来るとか、同じ理由で翻訳原稿のメール送付が禁止だとか…そして極めつけが

ジョブズの死により刊行前倒し(o_O)

え??? いやいやいや現状も無理へんに無理かさねて突っ走っているのにそんな…でも、やるっきゃないんですよね??

翻訳期間を縮めるためのワザはいくつかあることはあるけど、いずれも「質」とのトレードオフになるもの。そこをかいくぐって、あるいは努力と根性と智慧で、質をなんとか確保しつつ突貫工事。優れた翻訳者がほかにいないわけじゃなくても、こんな離れ業ができるのは他にいない(たぶん)。少なくとも、やりたい、かつ、やれる人はいない。そんな井口さんでも、終了時には抜け殻というか体調絶不調になって、打ち上げの飲みもできない(吐いてしまう)ぐらいだったそうなんだけど、まさに命を削るとはこのこと。

こんなこと一生に一度で十分ですよね? え、またやったの!? (イーロン・マスク)


この本では、最初の1/3強がジョブズ本翻訳の顛末に割かれているのですが。その中で書かれているいろいろな工夫がそもそもどうして成り立ったのか(と、読んでて不思議に思うだろうと思います)ということについては本の後半でおいおい腑に落ちてくるでしょう。

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100日企画、1/5まで来たけれど(カプースチン)

2024年06月13日 | ピアノ
今、「100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード」という企画を地味にやっているのですが

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これは、普通に考えて弾けなそうな曲を、じわじわ譜読みしてったらどうなるだろうかという…
「100日」というのは口から出まかせで別に意味とか目途とかは別にありません。

臨時記号の付き方とかリズムとか不慣れなので最初、すごく読みにくいと感じましたが、
さすがにそういうのはしばらくすると慣れました。今はだいたい音がどういう順番で並んでいるかくらいは把握できて
手がしかるべきところに行かないとかそういう問題に移りつつあります。

100日というのはそのまま考えれば3か月とちょっとですが、
日によってはカプースチン(趣味の譜読み)どころじゃないわけで、毎日必ず弾いてはいないですから
期間としては4か月近くになるでしょうか。

4か月といったらそれなりの長期間なので、ややこしいとはいえ、短い曲なので十分、いや十二分だと思うんですけど
(つまりそれで弾けないならやっぱり弾けない)
今、その1/5まで来たところで考えると、最終的にあるべきテンポ(YouTubeで聞くようなテンポ?)で弾けるかっていうとまぁ無理なんじゃないかなという感じがします。

それはそれでいいとして、目標は「練習会で弾けるカプースチン」。プロが弾くテンポとはずいぶん違って別の曲みたいだけれど、あぁアンダンテさんそんなふうに弾きたいのね、という、なにがしかいいところのある感じで弾けたらとてもいいなと思います。

どうするとそれに近づいていくのか今のところよくわかりませんが…

これまでのところは、
1日に1ページずつくらいを区切って何度も弾いて、多少マシに(当者比)なったら録音してその日は終わり。
というふうに進めています。

よたよた弾いた1ラウンド目…
多少何やってるかつかめた2ラウンド目…
最初よりはテンポアップして3ラウンド目…
って感じで、今は3ラウンド目の途中くらいですが

録音したのを聞くと、ゆっくりだけどそれなりに音が並んでるじゃない、と思われるかもしれませんが
これ、その日にそのページだけ何度も弾いてるとだんだん音が頭に入ってきて(一時記憶)このくらいになるんです。
だからこんな感じで通して弾けるわけではまったくありません。

ここからはまず、通し弾きができることを目標に、1日2ページくらい弾いてみますかね。

通し弾きできないと練習会デビューできないからね!

あんまりこっちに力入れるとベルガマスク弾く時間なくなるからほどほどに!




---- 今日の録音:
【20日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
4ページ目 ムズい

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録音を褒められるピアノWeb発表会

2024年06月12日 | 高校生活
かつさん主催、第11回ピアノWeb発表会開催中です!! ぱんぱかぱーん

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今回は、一日に一気に公開される方式ではなくて、一日に一記事じわっと公開していくスタイルで行われています。
なのでまだ途中ですが

私も参加しています。
第11回ピアノWeb発表会 Vol.3

今回のテーマは、
テーマ1:『おとな初心者のための発表会用作品集』
テーマ2:『ふるさとの風景』
の二本立てで、私は

テーマ1:『おとな初心者のための発表会用作品集』
として
チリー・ゴンザレス/前奏曲 嬰ハ長調

テーマ2:『ふるさとの風景』
として
民謡=松田昌/こきりこ節

を弾いています。

そして、各参加者にかつさんがコメントをいれてくれる「かつコメ」の中でこのように
「チリー・ゴンザレスの演奏動画はプロの撮影でしょうか?!
美しい音色、ホールの響き、幻想的な雰囲気の作品
全てがマッチしていて本当に素敵な動画ですね、羨ましいです!」
書かれているとおり、はい、プロの撮影/編集です。ごりっごりの機材で録画してプロの腕でミックスしてます。この曲に関してはそんなに「編集(ミス部分の切り繋ぎ)」してませんがw

他の方がスマホをポンと置くだけで録画していたりするのと比べたら…
そりゃもう、アマチュアの中にプロが一人混じってるようなもんで、
目立ちますね(^^;;

ま、ともかく…

曲は素晴らしいし(そして弾きやすい)
演奏もまぁまぁいいんで
聞いてやってください。

ほかの方のも…

そして、大人初心者のピアノの世界が広がるといいですね!!



------ 今日の録音:
【19日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
3ページ目 ちょっと楽しいかも

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4曲続けて弾くレッスン

2024年06月11日 | ピアノ
今日はおゆき先生レッスンでした。

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今日いちばん褒められたことは
「同じ曲を長期間弾き続けている」
だったような気がする。

私がおゆき先生に習い始めたころ、レッスンごとにとっかえひっかえ別の曲を持って行くので
(だいたい毎月何かのイベントがあって、それにこれ弾きます~みたいな感じ)

「こんなんじゃいつも救急救命しかできない」

とクレームがつき、それでしばらくして私が

「今年の目標は、レッスンに二回続けて同じ曲を持ってくる、にします」とかいったことがあったんです(^^;;

それから、特別な事情がない限り、二回は同じ曲を持って行ってるんですが…

今回はベルガマスクになってからだいぶ長いんで、それでやっぱり長期に弾いていると少しずつその曲が良くなってくるというのもあるし、
あと、その曲から学べることにきちんと取り組むということ(←ココがおゆき先生の強調したいことらしい)

長く取り組むといっても、間にちょくちょく別のこともやっているわけで、
・鍵ハモでいろいろ
・アンデス買った
・ゴンザレス
・カプースチン
・グルリット
とか。

そのことはおゆき先生も知っているけど、そうやって別のことを挟むのは別によくて、ただどれかの曲をメインに据えて長期間かけて丁寧に仕上げることによって、その曲から音楽とかピアノの弾き方とかいろいろ吸収してほしいと。そのためには手に余るような難曲(ショパン舟歌とかベトソナ31とか)じゃないほうがいい。ベルガマスク組曲は易しくはないけど、難曲というわけではないし、弾いてて飽きない名曲だし、内容も濃くてちょうどいいですね。

今日注意されたことももちろんたくさんあるんだけど、「ほらちゃんと本気になればできるんだからやりなさいよ」とか何度も言われていた(たとえば音をつなげることとか)。実際のところは、本気になればというより(慣れていないピアノで)一回目はできないという部分も大きくて、だからレッスンの中で大きな向上をしたようにも見えたりするんだけど、それってまた別の日になったら元の木阿弥だったり…まぁでも、完全にまっさらというわけじゃなくて何かはできるようになってたりするんですよね、何度もそういうことを繰り返していれば。特に、同じ曲を長期にやっているとそういうことの定着はいいような気がします。やっぱり。

今日はレッスンの最初に、指慣らしとかもナシで、いきなりシードマイヤーに向かってベルガマスク四曲弾いたんだけど。数年前までの自分とは明らかに違う、と思いました。
ちゃんと素敵な部分があるとか、間違えても大崩れしないで(めげないで)進むとか。

先生の仕事って、同じことを同じ生徒に何度も何度も言うことになってたいへんだと思うけれど、まぁそれでちゃんと役に立ってるので、これからも引き続きおゆき先生にはがんばってもらいます(何)



---- 今日の録音:
【18日目】100日で譜読みするカプースチン「8つの演奏会用練習曲」プレリュード
2ページ目 オシャレな感じってどうしたら出るん?

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