あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・新宿御苑のユリノキ

2019年04月01日 05時34分09秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月17日巨木探訪。明治神宮北参道から新宿御苑千駄ヶ谷門へ徒歩20分かかった!千駄ヶ谷門の場所特定で迷ったから、通常ならもうちょっと時短できる。
この日が入園料200円の最終日で、翌日から入園料が500円に値上がりする。知らずに来たけどラッキーだった!訪問目的は環境庁の巨樹・巨木林観察コースガイドに掲載されてる巨木5本と見頃のハクモクレン。ってな事で、まずは新宿御苑のシンボルツリーユリノキを目指す。
ともあれ、訪問した3月17日には早咲きの桜が咲いてたので、桜園地を経由してユリノキに向かう。と?あれ?この木は目通り300センチ確実にあるよね?
しかし巨樹のコースガイドにも新宿御苑の「みどころ春」のチラシにも木が載ってない!でもさ〜、たぶんこれ、ヒマラヤ杉だと思うんだけどもどうだろうか?
真下から見上げたら、何かプレートが打ってある。
え〜と?巨樹・巨樹林調査と書いてあるなあ〜?
あ!わかった。確か、新宿御苑って環境庁が所管してたハズ!だから御苑の木は調査済みではなかろうか?手元の資料によると、都心に広がるオアシス新宿御苑には、日本で初めて植えられたプラタナスをはじめとする約300本の巨樹があります。
えっ!!
まさかの巨樹が300本!!え〜と??2017年秋から始めた私の巨木探訪だけども、たぶんまだ300本も見てない!それが、新宿御苑だけで超えるんだぁ〜。😲 
いつものダンナのハイライト撮影。これまた上下帽子全部黒を着用してるから、分かりにくいかも?でもダンナは木の真下に立ってもらってる。
さて?目的のユリノキは?
あ。アレだ!
ん??あのユリノキって何本なの?1本じゃないみたいだなあ。
根元の土がない!ってか、根っこ踏みそうで怖いなあ。
3本だった!そんで、後々気づくんだけど、画像に写ってる緑の楕円形のプレートが木の根元に刺さってます。これが巨樹・巨木林観察コースで紹介されてる木です。これがあれば正解なのだ!ポイントによれば似たようなサイズの同種の木が何本もあったので、巨樹コースを回りたい方はこのプレートを探してください。ちなみに、私は環境省の巨樹サイトをプリントアウトしたものを持参してますが、新宿御苑の新宿門そばのインフォメーションセンターで巨樹・巨木林観察コースガイドのチラシを無料配布してます。
ってな事で、プレート設置してある木のそばでハイライトになるダンナ。
チラシによりますと、新宿御苑のシンボルツリー・ユリノキ
幹回り:491センチ 樹高:35メートル 樹齢:120年以上推定
栽培試験場だった明治初期に、新宿御苑に日本ではじめて植えられました。都内にあるユリノキの多くは、新宿御苑のユリノキの子孫。チューリップのような黄緑色の花が5月の連休頃に木いっぱいに咲きます」とある。
ほうほうほう。その花ってもしかしてあれが残骸?
わかるかな?枝先に白い花みたいなのがついてる。あれが去年の名残かも?違うか??
お腹がすいたので、ここでお昼ご飯です。
ユリノキの下のベンチを確保。時刻はちょうど正午なので、今回はベストタイミング!
撮影済み画像を整理してて、秋の紅葉してるユリノキの画像を見つけたので紹介します。(2019.4.14画像追加)
上の画像でユリノキの直下のベンチに人が座ってるので、サイズを想像しやすいかと。
ちなみに、新宿御苑の入場券に印刷されてるのがこの木です。
さて、次の目的地は?ちょっと寄り道だけど、温室へ行こう!え〜と?最短コースで行こうと思ったら、早咲きの桜が見えたので、そこを経由しよう!
あれ?
へんな木が見えた!新宿御苑のみどころ「春」のチラシにも載ってるこの木はケヤキです。
この角度からだと木が包帯のようにぐるぐる巻きなってるのが分かる?
大きいよ?もちろん巨樹です。いつもの〜。
包帯巻きは養生シートだと思うけども?包帯が取れるほど回復するものだろうか?巨木探訪なので、普段は気にも止めないのに気になる!
気になるといえば、温室に向かってると、無残な姿になってる木も見つけちゃったよ〜。
画像ではサイズがわからないと思うけども、切り株の直径は、そうだなあ?60センチか80センチはあるかも?花壇の向こう側なので目見当だけども。なぜに折れたのか?倒木かな?
ってなところで大温室に到着。温室に来た目的はヒスイカズラですが、見頃には少し早かった!房が伸びつつあった。色づきは十分なんだけどな。
温室から出たら、丸花壇横のイチョウが見えた。ここの木々も大きいよな?これらも巨樹かもしれんな。さて、次のポイントはハルニレの木なんだけども?どれがそうなんだろうか??
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巨木探訪・明治神宮の巨木その4

2019年03月31日 06時22分25秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.17明治神宮の巨樹・巨木林観察コース。
環境庁の巨樹・巨木林のサイトに紹介されてるコースです。5箇所目は南門近くのケヤキです。

ショボいんですけど〜??
表参道ケヤキ並木の終点・南門近くのケヤキ
幹周り:302センチ 樹高:15メートル 樹齢:約60年
表参道駅付近から明治神宮の南参道までの表参道沿いには200本のケヤキ並木があります。並木の終点は明治神宮南門付近にあるケヤキ。戦後に植樹されたものですが、幹周りは3メートルを超える巨樹となっています。」と紹介されてますが、ち、近づけない〜。画像でわかるように柵がある。反対側は守警BOXみたいなのがあって近づけない。鑑賞できる環境でもない。参拝客もいるが、代々木公園へ行く人や原宿へ行く人もいて無理!諦めた。

南門の側に鳥居がある。明治神宮の鳥居は全て木製です。すごいよね。
南参道を北へ向かう。途中の文化館でおやつ休憩。
9時過ぎに小田急線参宮橋駅に到着し、現在すでに10時47分になってます。明治神宮はなにしろ広いんで、散らばる巨木のポイントをめぐるだけで時間があっという間に過ぎていきます。

大鳥居までやってきた。これまた木製。参拝者の大きさと比べると、大鳥居の大きさもわかるかも?高さ12メートルもあります。樹齢1200年以上という台湾産のヒノキの巨樹です。
参拝者は大鳥居をくぐり本殿へ向かう。北参道はぐっと人が減るので静かです。

訪問したのは3月17日。参道脇の林は明るい。
最後のポイントに到着です。

裏参道を見守る巨樹・北門のイチョウ
幹周り337センチ 樹高25メートル 樹齢約100年

明治神宮北門と外苑を結ぶ道は、表参道に対し「裏参道」と呼ばれていました。その裏参道沿いに、イチョウ並木が続いています。並木の端にあたる、明治神宮の北門にはイチョウの巨樹があり、訪れる人たちを見守るように立っています」と紹介されていた。

北門の鳥居が見えますね。

イチョウの根っこが地面から出てた。なぜかしら〜??
わかりにくいのですが、上の画像右奥に、裏参道から外苑に続くイチョウ並木があります。そのイチョウ並木の一部が写ってます。
次の目的地は新宿御苑。明治神宮の北門から千駄ヶ谷門は近い。

北参道入口交差点。画像奥に山手線が写ってますね。手前は首都高4号新宿線の高架です。
新宿御苑千駄ヶ谷門に11時28分到着です。
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巨木探訪・明治神宮の巨樹その3

2019年03月30日 05時57分22秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.17訪問。環境省の巨樹・巨木林のサイトに掲載されてた自宅から行きやすいオススメコースは明治神宮と新宿御苑だった。まずは明治神宮から。
3・4本目は本殿前の御神木。次は参道にある木です。でもここ、今まで一度も通ったことのない道なんだ。土地勘ないし見つかるかな〜??参道は緩やかな下り坂。明治神宮の見取り図によると、まっすぐ南下する参道が、南門に向いカーブするあたりにあるハズなんだが??あれ〜??
なんとか見つけた!サイトに掲載されてた画像を頼りに探しちゃったよ。目的の木は樹高25メートルもあるけども、参道の両脇に植わってる木はどれも背が高く幹周囲もそこそこあるんだよ。んでもって下り坂だし。参道の外は最早林というより森な風情です。探せるかどうか本当に不安だったけど、幸い参道のすぐ側にあったので助かった!
この木は触れます。撫でて真下から見上げたら、なんか幹が痛んでるような?せっかく触れるので木を1周してみて魂消た!
何じゃこれ〜〜〜???
根元。
人がすっぽり入れるくらいの大きなエグレができてるよ。
えぐれ側から撮影すると、えぐれの大きさがわかるかな?
観察したら、焼け跡があった。上下に抜けてる。もしかして落雷にあったのかも?
資料によりますと、4)神宮の森を始まりから見ていた木・明治神宮の大椋
幹周り575センチ・樹高25メートル・推定樹齢300年以上
樹齢300年以上とみられるこのムクノキは、明治神宮の森が作られる以前からこの地にあったと推測されています。かつては2本の木が合体して生長していたようで、片方の木はすでに枯れて、人が入れるほどの大きさの空洞となっています」とある。む〜ん??焼け焦げについて何も触れてないなあ?専門家が気づかないハズないと思うんだが。ま、私は巨木を愛でれば十分なので突っ込まないよ?さて次だ。南門を目指さなきゃ!
やや。記事を書いててあの黒いのは焼け跡でなく腐ってるんじゃないのか?と思いました。去年の初秋は夏の終わりから続いていた長雨のせいで、相模原周辺ではきのこが大発生しまして、観察して図書館からきのこ図鑑を何冊も借りてきたりした。で、中に木が枯れる頃に発生する腐朽菌というくくりがありましてね。ぶっちゃけその仲間はサルノコシカケが代表です。で、その仲間が生えてると木が黒くなってたんだよね。明治神宮を訪問したのは3月17日なので、きのこはほぼ見かけない時期なんですが。去年のきのこがミイラみたいな残骸になってるのをたまに見つけるくらいですが。となると、この木もヤバいんじゃなかろうか?明治神宮さんは落ち葉さえ森に返す方針。木が病気になって弱ったら手当してくれるのかな?

この記事は3月25日の仕様変更前に予約登録したものです。
昨日は曇り空だったけどいいい具合に桜が咲いてきたし、桜見物に行こう!と出かけましたらば、1個目の小田急相模原駅南口近くの松が枝公園で撮影してると、突然お腹が痛い!マズい。寒気もある!!と。1個目で桜見物を切り上げ帰宅。ど〜にも寒気が収まらず、ホッカイロをお腹と背中に貼り付け、熱い紅茶を飲みまくり中からも温めて大人しくしてました!もうね反省しかない。
今月暖かい日が多かったでしょ?盛冬のコートや厚手のセーターもう洗濯して薄手のコートや薄手の上着やセーターと入れ替えちゃったんだよね。もう油断ですわ。私、すぐに熱が出てしまう体質なんですが、案の定熱出た!今日は明日お出かけしたいから家で大人しく養生するつもりです。
みなさん、防寒具はお出かけの際にリュックに突っ込んでいくのをお忘れなく。まだまだ寒いんじゃ!風が吹くと更に寒いんじゃ!桜が咲いてる名所は、場所によったら近くに暖を取れる店がない場合もある!今日の相模原は今雨が降ってきても不思議じゃない曇り空。しかも寒い。事前準備してお出かけ下さい。
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巨木探訪・明治神宮の巨樹その2

2019年03月29日 05時21分11秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月17日環境省のサイトに掲載の巨樹・巨木林観察コースで明治神宮を散策。
3)パワースポットとして人気のご神木・夫婦クス
幹周り366センチと317センチ 樹高17メートル 樹齢約100年
本殿前左側に、まるで1本の木のように樹幹が整えられた2本のクス。
大正9年(1920)の御鎮座当時に献木されたご神木で、縁結びや夫婦円満。家内安全の象徴とされています。」
2本で1セット。まずは左側の。
続いて右側。
目的の木は左側の夫婦クスですが、右側にもクスがある。
こちらは1本。同じような大きさに見える。
同じくご神木なのか、幹にしめ縄がかかってます。周囲に絵馬を掲げてある。1周してて木には絵馬より先に近づけない。見上げた。
四方に枝が伸びてていい木だな。
ちなみに、視線を下げるとこう。
明治神宮さんの今年の絵馬の柄。最初上の2枚の絵柄のみ画像を切り出そうと作業してたら、下の2枚の願い事を書くところに日本語でない文字が見えたので両方載せた。明治神宮は原宿が最寄駅なので、外国の観光客が多いんだよね。朝早くから参拝出来るし。私も明治神宮に初めて来たのって小学生だった。四国の香川出身な私。家族旅行だったんだよ〜。結婚して神奈川在住になったので、何度も再訪してます。ここの旅行お守りはご利益抜群なので、オススメです。
さて、次の木に向かおう。実は一度も通ったことのない道にあるので、見つかるかどうかちと不安。
あれ?不思議な建物がある。こりゃなんだ?近づいて観察したら、まさかのプレハブの上にござを全面に覆ってある。階段の1段1段の裏側にも貼り付けてある。こんなことする必要ないのに?予算も別にかかるし??しばらく考えて、おもてなしではないのか?と思った。明治神宮の本殿の回廊を出てすぐの場所にプレハブがあったら幻滅だよな。遠い国から日本に来た人が旅情に浸れるようにというおもてなしだ。これ。明治神宮すげえ〜。さすが旅好きだった明治天皇が御祭神なだけあるなあ。旅人の気持ちに寄り添ってるわ。
あ。分かった!旅好きな明治天皇が御祭神になってるから、ここの旅行守りの加護力が凄いんだねっ。数年前まで毎年明治神宮で旅行守りを授かってました!何つーの?このお守りを持ってると、絶対ヤバイ大ピンチに陥った時、最悪を回避してくれる感じです。何度か実感させていただいたのだ!出歩く人・旅好きな人は持っておくといいよ。ただ高いんだ〜。繰り返し買ってたのをやめたのは1個1000円だったから。まあ、袋状のお守りのほかに、お守りシールステッカー付きだったので、1000円で2個の旅行お守りを購入したと思えば許される範囲かも?最悪のピンチを回避してくださるのに、1000円をケチった私ってどない?とも思うがな。
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巨樹探訪・明治神宮の巨木その1

2019年03月28日 05時59分55秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
昨日まで連載していた3月9日の東京メトロ1日券で行く巨木探訪。最後の方に先達の巨木ブログを参照して訪問したと書きましたが、そこに「環境庁の巨樹・巨木林」の巨木の樹高・幹周り・樹齢が引用されてました。
気になる!
ってなことで「環境省 巨樹・巨木林」をキーワードに検索かけたら巨樹・巨木林データーベースというサイトが見つかりました。その中に<行く>というカテゴリーがあったのでクリックしたらオススメの観察コースが載ってました。で、我が家から近いところは?と見れば、先人が思い描いた100年の森の巨樹 明治神宮とたくさんの巨樹に会える都会のオアシス 新宿御苑がありました。
ふと?明治神宮と新宿御苑てすぐ近くじゃん?1日で回れそう〜。と、2019年3月17日に出かけました。
まずは明治神宮からと小田急線参宮橋駅より向かう。
巨樹・巨木観察コースにピックアップしてあるのは6本です。西門から一番近いのは?
1)関東地方のコナラ番付3位の幹周り・巨樹銀座のコナラ

トップ画像の手前に写ってるのは西参道です。参道からコナラまで距離があるので、いつものダンナにハイライト代わりに木の側に立つができません。
環境庁の巨樹・巨木林のサイトによりますと、幹周り474センチ・樹高15メートル・樹齢不明とありました。ああ、画像に比較対象できるものないので、大きさが伝わらないかも?残念です。

訪問は3月17日で完全落葉状態。枝ぶりがよく分かるけども。周りに他の木があるのですよ。分かります?
説明文によると、西参道沿いの芝生広場は、たくさんの巨樹が点在する明治神宮の「巨樹銀座」とあります。

確かに大きな木ばかりです。

見上げたらヤドリギがあって大きなコブを持つ木もあった。これはエノキかな?
2つめの巨樹に到着。
2)生命力あふれるクスノキの巨樹・タコ足

ぜひともこの木なんの木の日立のCMのような樹形を掲載したかったのですが、完全逆光です。撮影したけど失敗した。しかも、クスの背後に別の木が林のようにあって、画像ではどうにも全体の樹形が分かりにくい。む〜ん!
でもね。ハイライト代わりのダンナの撮影はできた。

説明文によりますと、幹周り703センチ・樹高25メートル・樹齢約100年。タコを逆さまにしたような姿形から、「タコ足」と呼ばれて親しまれているクスノキ。若い頃に幹の上部が枯れ、残った枝がそれぞれ大きく生長した結果、現在のような形になりました。」とありました。根元からすぐに幹が広がってるから、樹齢100年程度で幹周り7メートル超えになってる模様。
明治神宮は人工の森です。当初から100年先を予想して植樹され、現在その100年後に達した森です。巨樹を探し明治神宮の広い参道を見上げつつ歩いてると、杉は背が高い割に細くショボい。クスノキはあちこちにあってどれも幹は太く元気な木が多い印象があります。私、クスノキってもっと南の方にある木だと思ってたのですが、東京でこんなに馴染んでるので驚いた。もしかしてこれも温暖化なのか?わからんが。
3本目を目指し参道を進む。

鳥居が見えてきた。次の木は明治神宮のご神木なのだ。手水舍で手を清めまずはご参拝しないと!
あれ??観光客が多いのはいつものことなんだけど、並びがおかしい?
と!人の流れがおかしかった原因がやってきた!

結婚式だ。そりぁあ外国人観光客が盛り上がる訳だ。
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巨木探訪・戦前は日本一の大イチョウ

2019年03月26日 05時29分03秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月9日東京メトロ1日券で行く巨木探訪。7箇所・11本目は丸ノ内線茗荷谷駅が最寄りです。 
目印は桜の名所播磨坂の佐藤忠良さん作のこの彫塑。播磨坂、今は桜の盛りでしょうか?私が訪問した3月9日には全く咲いてなかったけどね。彫塑の側の信号を進むと次第に細道になる。東京ってさ、昔ながらの細道が案外残ってるよな〜。
で、幼稚園入口に着いた。画像右下に光圓寺さんにも到着。幼稚園の広場を突っ切ると目的の木がある。よく見るとトップ画像の青いジャングルジムの奥に写ってます。
なんか凄い絵面でしょ?ダンナに木がこんなになってると知らずに案内してたまげてました。この有様なので、巨樹・巨木の本には掲載されてません。先達の巨樹サイトでベンチが周りに置いてある画像を見つけ、現在はどうなってるのか?見てみたかったんだよね。
ベンチをこれ幸いとおやつ休憩。
朝から大分歩き回り足が疲れたので一服する。それから改めて木を鑑賞する。
裏に周ると黒焦げです。
 
よく見ると内部は空洞のようで、竹垣で覆ってあります。
近くに2階建ての本堂があって、1階に大きな木の幹が置いてありました。
これが焼けた木の残骸かどうかはわかりませんが。自転車が木の間に停めてあるので、幹の大きさをお察しください。
先達のサイトに紹介されたこの木の情報は、戦前は文部省により日本一の大イチョウとして指定され、樹齢も一千年を超えると折り紙をつけられた木です。とあります。こうなってしまったのは東京大空襲で上部が焼失し、幹の内部も空洞化した。とありました。
1924年現在の樹高:25、75メートル 幹周り:8.48メートル 推定樹齢大凡700年位
1988年現在の幹周り:6、3メートル 環境庁編『日本の巨樹・巨樹林関東版2 1991』
意図せずこの日見た巨樹は損壊してる木が多かったなあ。空襲による焼け跡のある木も多かったけども。この木ほど大きく損なわれてる木はなかったけども。これでも一部はちゃんと生きてるようです。イチョウって一部でも生きてると復活出来るんだ!と驚きました。
さて、時刻は既に15時が近い。本当はこの後近くの小石川植物園へ行き名のある木を見物したかったんだけども。もう足が限界っぽい。のでパスです〜。
こういう木も若葉の季節に見物に再訪してみたいな。さて、茗荷谷駅に戻る途中3度目の正直で和菓子屋さんによる。
有名な和菓子屋さんで、先着のお客さんが数名いたので、どうするかな?と迷ってたらば、お店の方が注文を聞いてくれたので「すみません〜、わらび餅まだありますか?」と後ろから一番人気のわらび餅を注文してみたところ、先着のお客さんたちに笑われた。もう失笑ってか、バカにされた。やはり既に売り切れたた模様です。やっぱな〜。ケースの中も見えなかったからさ。見ずに注文したのがマズかったんだ。ここは先に電話注文せねば食べられないお菓子なのかもな。でもさ〜、おばちゃんたちも笑わなくともいいじゃないか!ってなことで気まずかったので買わずに諦めました。この日はとことん和菓子と相性が悪かったな。そんな日もあるよ。んじゃ次行ってみよう!まだあるんかい?実はだね、最近ストレッチングボードという健康維持サポート器具を購入したのだ。で、ストレッチング体操のA3サイズの紙が同封されてたのだけども、壁に貼って使ううちにダメにしそうだったので、ラミネート加工したいな!と思い我が家から近いラミネート加工のお店を検索したらなかった!見つけたのはキンコーズさんというチェーン店。東京メトロが最寄りのお店を検索したら、東池袋店が都合良さそうなので目指します。
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安田講堂前の2本の楠

2019年03月23日 06時01分18秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月9日、東京メトロ1日券でいく巨木探訪。6箇所&9・10本目。工学部1号館前の大イチョウから続く銀杏並木を見上げて安田講堂に着いた。
講堂前の広場の左右(南北)に姿の良いクスノキがあった。まずは建物に向かって左手(北側)のクスノキを鑑賞。

クスノキの周りにベンチがあって、休憩できます。先達の巨木サイトによると1988年現在、幹周り3、1メートル(環境庁編『日本の巨樹・巨木林関東版2 1999』とあります。え〜と?画像ではわかりませんが、近くで見ると葉っぱの色が薄い。更に落ち葉が散らばってる?元気がないのかなあ?ちょっと気になります。ただ、周りに競合する木がないので、空に向かって気持ちよさそうに手を広げている。
幹に苔?が張り付いてました。
安田講堂の前を横切って、右手(南側)のクスに移動。

同じく先達の巨木サイトによりますと環境庁編『日本の巨樹・巨木林 関東版2 1999』によりますと。1988年現在幹周3、45メートル

画像ではわからないかも知れませんが、明らかに葉っぱの色が濃い!数も多い!北側のクスより元気に見える。実際幹も南のクスのが太いです。
結構2本が離れてるので両方を一つの構図に収めるのは相当難しいけども。

画像の左奥の薄めの木が北側のクスノキ。大きく写ってる右側が南のクス。
実は全体を写すには少し段差がある。階段を降りて撮影しました。

段差を降りたら正面が三四郎池。周囲の木もそこそこ太い木が多いな。
次の木は赤門前のスダシイです。ま。実はブログを書くにあたり、私のうっかりミスが判明しました。東大の巨木、農大の樹齢300年・幹周り4、7メートルのスダジイを見そびったぁ〜〜!!やっちまった〜。農大でハチ公とご主人の上野先生の再会像を見て浮かれてしまい、スルーしてしまいましたぁ〜〜!!

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巨木探訪・東大の大イチョウ

2019年03月22日 05時39分29秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.9東京メトロ1日券で行く巨木探訪。6箇所7本目は南北線東大前駅が最寄りです。本郷キャンパス内の巨木見物1本目は工学部1号館前の大イチョウです。先達の巨木サイトで知りました。実はハチ公と上野先生の像より先にこっちを知ったのだ。東大で探す巨木は全部で4つ。これも同じサイトに載ってたの。まずは所在地だ!と東大の見取り図を探してて、ハチ公像を見つけたの。
ってな事で、ハチ公像から一番近い木は、工学部1号館前にあると出てたので行ってみた!あった!でも目的の大イチョウよりまず目に入るのは盛りの桜です!
ええ〜〜??驚いたのは私だけでなく、散策者は吸い寄せられるように桜に近づくと、桜のネームプレートに「オオカンザクラ」の名前を見つける。
タイミングよくベンチが空いたので、桜を眺めつつお昼ご飯にする。

のんびりランチパックにぱくついてると、鳥の群れが空を舞う。

私が俳人ならば、ここで一句詠むところ。でも何も浮かばない!ああ、私は詩人も無理だね。
手早くパンを食べおわると、早速巨木観察です。

先述の巨木のサイトの資料をお借りしますと東大工学部の大イチョウ
幹周囲:4、7メートル 推定樹齢:300年以上
(環境庁編『日本の巨樹・巨木関東版(2)1991』とありました。
既に20年近く前の資料ですね。いつものハイライトになるダンナ。

迫力ある堂々とした木です。今日はここで6箇所目ですが、目黒の2本のイチョウはミイラ巻きだったし。麻生の750年超のイチョウは半分焼けてたし。さっき見た本駒込の栄松院のシイはどうも最近損壊したようで、哀れな姿になってたので、健康な巨木が観れてとっても嬉しい。そういえば、東京の紅葉情報には、東大のイチョウの黄葉情報が載りますね。本郷キャンパスには290本前後あるそうです。レトロ建物とイチョウのコラボも楽しめるし、毎年黄葉するのを楽しみにしてる人が多いというのも納得だなあ。
ちなみに、工学部前の広場でこんな銅像を見つけました。
 
ジョサイア・コンドルさんの像です。WIKIによりますと「コンドルさんはイギリスの建築家。お雇い外国人として来日し、工部大学校(現東大工学部)の教授として辰野金吾らを育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた」とありました。WIKIの記事に載ってる建物のうち私が見物したコンドル設計の建物は、ニコライ堂・三菱一号館・旧岩崎邸庭園・島津家袖が崎邸(現清泉女子大学本館)・旧古河庭園ですね。あ。後杉並の妙法寺さんの鉄門と世田谷区の岩崎家廟もでした。

さて、工学部を後に。訪問は3月9日なので完全落葉状態の銀杏並木を抜けて次の巨木へ向かいます。

見えてきたのは安田講堂。建物の前庭の左右に建っている2本の楠が次の目的の木です。
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巨木探訪・栄松院のシイが〜

2019年03月19日 05時58分47秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.9東京メトロ1日券でいく巨木探訪。5箇所&6本目は南北線駒込駅が最寄りです。徒歩しばらく、栄松院さんに到着。時刻は早くも12時!!予定外の麻布の善福寺さんに寄ったのがきいてるな。予定時刻を越してます。さて、実は栄松院は前回の2月24日の東京メトロでいく巨木探訪の最終目的地でした。でもあの日は天皇陛下在位30年記念で、都内30箇所の入園料無料イベントがあったので、今回のように予定外に3箇所の寄り道をしたら、日没前にここへたどり着けなかったのだ!ま。な。目的地がお寺だからさ。光源が太陽なんだよね。日暮れにはギブアップするわ。ってなことでしきり直しでやって来たのです。
まずは目的の木を探さねば。参考にした巨木の本によりますと「本堂裏手の墓地の片隅にある」だそうで、本堂左手を進む。

あるにはあった!でもこれ、巨木の本に載ってる画像と全然違うんですけど〜〜????
あ〜れ〜?

近づけば、表札みたいに立て札があったので、目的の木で間違いなさそう。
とりあえず観察する。

本によりますと「終戦直前の1945年(昭和20)5月25日の空襲の焼夷弾によって内部が焼けて黒くなっている」と書かれています。上の画像にも木が焼けた様子が見えます。けども。

本には「主幹は樹皮のみを残して朽ち果て、隙間だらけの大きな空洞になっており、内部が焼けて黒くなっている」と書かれてるのですが、空洞がない!そもそも主幹もない!根元のすぐ上でバッサリいってますね。いや〜〜、参考にした本には風格ある大きな古木が載ってるんだけども。あれだ。数百年を生きる巨樹といえども、いつかは倒れる時が来る。その時がこの木にも訪れてしまった!ということなのでしょう。あ〜、もうちょっと早く巨木探訪にハマってれば、在りし日の姿が見えたのに。残念です。でも、巨木はまだ枯死してない!若い幹には葉っぱが今も青々としてます。何年、何十年経てばまた昔のように茂るやもしれん。頑張れ〜!!とエールを送り次へと向かう。時刻は12時10分。予定では次の次の訪問地でお昼ご飯をとるつもりだったけども、変更して東大で食べよう。そうなの。次の目的地は、南北線で一駅。東大前で降りて、東大で巨木巡りです。

本駒込駅へ戻るべく栄松院さんを出発すると、隣の瑞泰寺さんの狛犬は一対の象だった!結構バリエーションあるなあ。今までに狛犬代わりを勤めてた動物を思い起こす。え〜と、メジャーなのは狐だな。で、神楽坂は虎。京都のどこかには兎の狛兎もいるとか?そういや、青梅の御嶽神社の狛犬は狼だったような?

追記:ブログを書くにあたり、ど〜見ても巨木の本に掲載の樹形と現在がかけ離れてるので、「文京区 栄松院 シイの木 折れた」で検索をかけました。記事はいくつもヒットするのですが、いつ折れたか?損壊したか?が出てこない。先達のWEB記事の訪問年月日を頼りに探してみました。少なくとも2年前までは巨木の本に掲載されてるのと変わらず。本当に最近このような哀れな姿になったっぽい。ちなみに、あえて樹齢とか書きませんでしたが、こうなる前の木は推定樹齢800年、幹回り9、15メートルの都内一の巨木だった模様。最早、根元の残骸から推測するばかりですが。
ちなみに、門の左手前にこのお寺で眠る有名人の紹介板が立ててありまして、「初代松本幸四郎のお墓」があるとありました。
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麻布・善福寺の大イチョウ

2019年03月18日 05時14分35秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.9東京メトロ1日券で行く巨木探訪4箇所・5本目。南北線麻布十番駅に10時40分到着。前回善福寺さんを訪れたのは2017年11月26日でした。その時の記憶を頼りに善福寺さんを探す。今回は突然思いついたので、手元に資料がない!でも大丈夫。善福寺さんには目印が2つもあるんだから。
10時49分、無事に善福寺さんを発見。目印はトップ画像の一番奥に写ってる変わったビル。これが元麻布ヒルズです。で、もう一つの目印こそ目的の樹齢750年超の善福寺さんのイチョウです。
昨日の記事でつぶやいたように、朝アクセスのある記事をチェックしなければ、今日ここを訪問するつもりはなかったんです。昨日の記事を読んでない方にもう一度書きますと、前夜NHKプレミアムで放映された美の壺・巨樹で麻布の善福寺さんの大イチョウが紹介され、ありがたいことに私の記事にもアクセス数が増えました。
麻布の樹齢750年超の善福寺(2017年12月16日)の記事 こちらの記事は2017年11月26日に大イチョウの黄葉した画像があります。
ところがですね。2017年11月26日に訪問した時は天候が悪く、今にも雨が降り出しそうでした。先を急いでおり、うっかり大イチョウの裏側の鑑賞を忘れてしまいました。で、番組を見た方はこの大イチョウが第二次世界大戦の時の空襲により被災。焼け焦げてしまったのです。そこを生き延びてこの地に立っている。そこが見どころだったのです。しかし私の記事に焼け焦げた画像はない!こりゃいかん!と予定にないけと寄ることにした!

参道入り口にこんな石碑を発見。右から開山弘法大師創立・親鸞上人御旧跡地・初代アメリカ公使館趾とあり、一つだけでも見物目的になるところ、3つも!すごいよね。

10時52分到着。完全逆光になっちゃった!でも大イチョウの雄姿はわかるからOK?
念のため、近寄ってみた。

画像加工して木肌が分かるように明るくしました。(でないと、シルエットになる)この姿をよく覚えていてほしい。
では、前回見そびった背後を確認しよう!

西側90度から撮影。正面から見たイチョウとは大分趣が変わりました。

南側から撮影。皮はどこへ行った〜〜??正面から見たのと同じ木に思えないっ。何つーの?正面から撮影した画像には皮膚がある。裏から撮影した画像は血管や神経だけのよう。

見上げると、隙間がある。例えるなら神経や血管は形残ったが、骨を失ってる状態?所々黒く見えるのは、空襲の時の火傷痕のようなもの。75年経ってもまだ生々しい。

しかし、移動して見上げたらイチョウの巨樹に付き物の大きな垂乳根があります。

いつものようにハイライトになるダンナを撮影したいところですが、大イチョウの周囲には柵があり、これ以上近づけません。普通サイズ比較の人物と、巨木まで距離があると大きさが分かりづらいのですが、それでも木の巨大さが分かるかな〜?

見物に行かれる方は、木は墓域の端にありますので、十分に配慮して下さい。もうすぐお彼岸なので、今は特に墓参客が多いのでお気をつけ下さい。
善福寺のイチョウ
樹高20メートル・幹回り10、4メートル東京最大・推定樹齢750年
国指定天然記念物。 1945年(昭和20)5月の空襲で、枯死したように見えたが、焼け残った幹から蘇った。親鸞上人が刺した杖が根付いたものと伝えられている。よって「御杖イチョウ」とか「逆さイチョウ」とも呼ばれている。
前回見逃したダンナに、福沢諭吉先生のお墓へ案内。時刻は11時6分。たい焼き屋さんを目指す。

11時21分、しばらく迷ったので時間がかかってしまった!ようやくアンコ〜と浮かれてたらまさか!の事態!!なんと、たい焼きの有名店の浪花屋さんはたい焼きが予約販売のみでした。つまりだね。電話予約を先にしないと食べられません。もちろん来店し直接予約してもいいんだけども、私が訪問した11時21分で、食べれるのは12時半!の1時間後でした〜。そうなるともう諦めるしかないんだ。「き、キャンセルで〜〜」泣く泣く諦めた!あ〜、無駄な時間を消費したっ!巨木探訪の予定がびっしりなのに。
南北線麻布十番駅から本駒込駅へ移動。実は次の栄松院さんは、前回2月24日の巨木探訪の最終目的地でした。時間切れで諦めたのがここです。た〜の〜し〜み〜〜!!
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旧細川邸のシイで国分太一くんと会う

2019年03月17日 05時17分04秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.3.9東京メトロ1日券で行く巨木探訪。3カ所目&4本目は南北線白金高輪駅が最寄りです。
現地で巨木探訪をスムーズに行うには事前調べが大切。しかしこの木はいくら調べても所在がよくわからんのだ!もう〜〜!!仕方ないので、現地で探すつもりで気合を入れる。ただ手がかりがないこともない。ある先達の巨木探訪のWEBに、「区民センターの横の坂道を上がれば見つかる」とあったのだ!
1番出口から地上に出ると、区民センターと何かの建物の中で両入口が目の前だった。
どこに坂道があるのだ?見回してると、左手の何かの建物から警備員らしきおじさんが出てきた。ラッキー!!早速「旧細川家のシイを探してるのですが、どう行けばいいでしょう?」と尋ねる。もう絶対この人は知ってるハズだ!と思って尋ねる。この人に教えてもらわないと、探すのがハードモードに移行する。
私の意気込みをおじさんはするりと躱し、「そこのエレベーターで5階に上がり、出口を右へ行けばあります」との即答を得た。
ハアッ??
坂道はどうした?階段でもない??まさかのエレベーターなの??とは思ったものの、おじさんに熱くお礼を述べ信じてエレベーターin。と?5階に上がると目の前に地上があった!
何を言ってるのかわからないだろう。私もわからない。察するに、白金高輪駅の1番出口が地上ならば、5階に上がると台地か丘の上に出たのではなかろうか?だから地図を眺めても順路がよくわからんかったのか〜。すっきり。
時刻は10時23分。気持ちも新たに細川家のシイを探す。
ん!?
なぜか、視線の先に10人くらい人が集まってる。もしかして、歴史探訪サークルの街歩きか?あれ??でも若い人ばっかりだな〜?ま。いいや!目的の木を見つけたし〜〜。浮かれて巨木に突進する。あ。
説明板発見:旧細川邸のシイ 東京都指定天然記念物 指定:昭和36年1月30日
高輪支所の丘陵上に独立する単木で、樹高10、8メートル。幹回り8、13メートル。枝張りは東に6、7メートル・西に2、7メートル。南に5、6メートル。北に5、8メートルを測る巨樹である。幹の株に大きな空洞があったため、昭和56年には大規模な外科手術を実施した。
スダジイは、別名イタジイともナガジイとも呼ばれ、本州の福島県・新潟県以南、四国、九州、沖縄に分泌雨するブナ科の常緑高木である。葉は長楕円形で先はとがり大きな鋸歯がある。果実は先の尖った卵円形で2年目に熟し食用になる。古くは材は建築や家具用に使われていた。
旧細川邸とは、肥後熊本藩細川家の下屋敷のことであり、元禄16年(1703)2月4日、赤穂事件の大石内蔵助良雄・吉田忠左衛門兼亮・小野寺十内秀和・原惣右衛門元辰ら17人が切腹を命ぜられたところとして、屋敷跡は東京都指定旧跡に指定されている。 東京都教育委員会」
WEBで探すのが大変だったので、説明板に記されていた所在地を書き出しておきますね。
所在地:港区高輪1丁目16−25高輪支所内
では早速撮影開始。
迫力満点の根元です。トップ画像はこれを採用。
見上げる。
直接目にして納得したのは、シイノキがあるのは公園でも古民家でも歴史公園でもない。ただの細道のそばの緑地にある。画像では分かりにくけども、細道の反対側は崖になっていて、フェンスもある。だから細道の反対側からは近づけない。そんな場所なのに、シイノキの周囲はツツジの垣根に囲われていて、木に直接触れるのを阻んでいる!くう〜〜〜〜!!もしかせんでもこの木に大石内蔵助が触ったり、見上げたりしたかもしれんのに!いやさ、もしかしたら大石内蔵助が切腹した時もここに立っていたかもしれんのに。触れないなんて〜〜。残念無念。
黄昏る。
あれ?さっきのグループが戻ってきた。記念撮影かな?邪魔しちゃいかんな。ちょっと離れよう。
あれ??
カメラがある。
長いマイクもある。
もしかして、何かの撮影だったのか??にしては静か過ぎるよな〜。
うをっ!!木の近くで見てるのは!!
もしかしてTOKIOの太一くん??
じ〜〜〜っと観察してみる。
多分そう。自信はない。何つーの?芸能人って見るからにスターオーラに溢れてると思ってたのに。太一くん、オーラはどこへ行ったの?ってか、芸能人は太一くんだけ。アナウンサーもない。あとは若いスタップだけ。こういうスタイルなんだ〜。何の番組なんだろ?
で?太一くん、巨木に興味あるの〜?聞けないけども。太一くんも巨木好きだといいなあ。
観察してたら移動する模様です。あ!私も観察してる場合じゃかったわ。シイノキの全容を撮影してなかったわ。
移動するグループも入れてみた。この角度でないと、空が青く映らない。シイノキの立ってる敷地が狭すぎる。
ちなみにいつものハイライトになるダンナも撮影してみたけども。シイノキのこれ以上近づけないので、大きさはわからんかも〜?でもよ〜く目を凝らすと、画像の上部に主幹がパッツンと途切れてる様子が見えますね。本来はここに高い幹があったのでしょうが、おそらく昭和56年の大規模外科手術の時に切り詰めたんだろうなあ。
さてと、移動だ。
実はこの近くに東京3大豆大福の松島屋さんがあるんだよな。アンコスキーな私はとっても気になるところ。でもそれ以上に高低差が気になる。
地図を眺めて思案してると、ふと閃いた。「麻布十番に有名なたい焼きあったよな。今日は善福寺さんに寄るつもりはなかったけど」
実はですね。巨木探訪をした3月9日(土曜日)前日にNHKプレミアムの「美の壺」という番組が巨樹の回でした。お正月に放映された神様の木に会う〜にっぽん巨樹の旅〜の映像の使い回しの回だったのですが、その中に麻布の善福寺さんの750年の大イチョウも紹介されてました。その関係か私が以前投稿した善福寺さんの大イチョウの記事のアクセスがとても増えてまして。
麻布の樹齢750年超の善福寺(2017.12.16)の記事 2017年11月26日に訪問しました。黄葉の大イチョウの画像を載せてます。
嬉しいけども、訪問当日は今にも雨が落ちてきそうな天候で、うっかり巨木の裏側を見そびったんですよ。だから巨木の裏側の画像を掲載してない片手落ちの記事になってます。そんな記事をわざわざアクセスしてくださる方に見せるのは嫌だっ!せめて裏側の画像を追加掲載したい!とこの日の朝に思いまして。最寄駅は麻布十番。白金高輪からだと南北線で一駅なんだよね。よし!行こう!!
時刻は10時26分。予め組んでる巨木探訪のコースに挟むんだから急がねばっ。前回の二の舞は嫌〜〜!!
あ。たい焼きも食べたい。アンコのやつ。

2019年4月23日文章追加:4月24日にフジテレビ11時25分〜30分『国分太一のおさんぽジャパン』で放送される模様です。
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3度の移植を経たド根性の2本のイチョウ

2019年03月16日 05時25分28秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月9日、東京メトロパスで行く巨木探訪、2本目は南北線目黒駅から徒歩数分の誕生八幡神社のイチョウです。ここは東京都品川区上大崎2−13−36です。だから最寄駅が目黒とは気づかす、東急ワンデーオープンチケットを使って巨木探訪した時に気づけませんでした。だってさ、品川区だったんだもの。で、地図で所在地を入力してびっくり!そこは目黒駅の側だったのです!ってな事で、目黒駅の正面口から東へ約200メートル。目黒通りの向こうに目的の木が見えた。本当にあったよ〜。だってさ、周りはビルばかりなんだ。巨木があると知って探さないと気づかない!

説明板発見:誕生八幡神社のイチョウ(1)(2) 昭和53年2月14日指定
本樹は、昭和45年に移転移築された八幡神社の本殿入口に向かって両側に位置している。これまで道路拡張により3度も移植されたが、よく耐えて旺盛な樹勢をみせている。
本社は、文明年間(1469−1487)筑前(福岡県)宇美八幡より勧請された。
1)は本殿に向かって右に位置し、幹周り3、25メートル。樹高14、5メートル。
2)は左側に位置し、幹周り2,71メートル。樹高11、5メートル。
共に推定樹齢250〜300年である。
双樹とも、目黒通りに面し、ビルに囲まれた中で、樹姿・樹勢ともに良く貴重である。 昭和63年3月15日 品川区教育委員会
境内は狭い。階段下に賽銭箱があります。まずは参拝。続いてイチョウの鑑賞。
西側(本殿左)

東側(本殿右)

同じく東(本殿右)のイチョウを目黒通りに面し正面から撮影。
境内は目黒通りに面して所在し、歩道の端まで下がって撮影してますが、イチョウの大きさを感じれるいい感じの距離を確保できません。

なんとか構図を工夫して、2本が並ぶように撮影した。ふと、八幡神社の右側に通路が奥に伸びてるのに気付き見に行く。

レトロ建物のお寺さんでした。説明板発見:高野山真言宗 永峯山瑠璃光寺 高福院
当院は、もと高野山金剛峯寺の塔頭の一院でありました。弘法大師は高野山を開創された鎮守として各処に弁天さまを祀られました。高野山が疲弊して資糧が乏しくなったとき、弁天さまが宝舟を引いてきて山徒を救い給うたことから、その高福にちなんで高福院が建立されました。
現在の品川区上大崎のあたりは江戸時代、永峯六軒茶屋町という町名でした。白金方面からこの地にいたる目黒通りは、馬の背のようにだらだらと長い尾根の道で、それで永峯と言われ、目黒不動尊への参詣道にあたることから茶屋が六軒あったので、そのように呼ばれたと言われています。
寛永(1624−44)のころ、松平讃岐守候は、当地に下屋敷(現在の自然教育園、庭園美術館)を造営されるにあたり讃岐(香川県)が生んだ偉人である弘法大師のお寺を建立しようと高野山に要請しました。そこで高祖院の良尊和尚が、高福院の寺名と舟引の弁天さまをもって東上したのが当院の起源であると伝えられています。やがて大名家の家中の方々が檀家となり、さらには町の人々の墓所となって栄えていたということです。
明和9年(1772)江戸市中を焼き払った大火のために、一切が灰燼に帰してしまった。
現在の本堂は、天保の改革を断行した水野忠邦が千駄ヶ谷の隠田の屋敷内に自ら勤念を凝らしておられた、今に残る棟木によれば天保15年(1844)に移築したお堂です。
明治の廃仏毀釈の時代、当院は疲弊しました。(後略)
去年の12月、目黒の自然教育編の巨木を見物にきました。
目黒・自然教育園は巨木だらけ!(2018年12月19日)の記事 こちらの記事に、松平讃岐守の下屋敷時代の老巨松の画像があります。
自然教育園を訪問した時、すぐそばの誕生八幡神社を知らなかったのです。いや、正確には名前と住所と現在地が私の中で繋がってなかったんですが。
私ら夫婦はどちらも香川県出身なので、今日ここを知り訪れることができて嬉しく思い、高福院さんにも参拝しました。ついでに、あまりに敷地ぎりぎりにイチョウがあって、イチョウの全体図の撮影ができなかったので、目黒通りの反対側へ移動。そして撮影したのがトップ画像です。この時、撮影してる私の背後に、うどん屋があるのにいち早くダンナが気づきました。うどん屋は「こんぴら茶屋」。讃岐うどんのお店です。これも縁だとかけうどんを食べていこうか?とお店の前のメニューを見てびっくり!確かかけうどんが500円超え!!地元ではこの半額かな?やっぱさ〜、白金だからさ、ほとんど所場代だよな〜。とうどんを見送る。ま、時間もまだ早いしな。ってな事で時刻は10時1分。目黒駅に戻ります。次は白金高輪じゃ!でも次の目的の木は所在地の特定ができてないんじゃ!調べても調べてもはっきりしないんじゃ〜〜!!どうなるのか!!
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山王日枝神社さんの大イチョウ!

2019年03月15日 05時21分33秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019年3月9日は再びの東京メトロ1日券で行く巨木探訪です。2019年2月24日の巨木散歩が樹齢600年の谷中の王林寺さんのシイノキを発見出来ず終了したのが悔しくてですね。3月9日もしくは10日は、高尾梅郷の梅まつりと小仏バス停近くの寳珠寺さんの巨樹を見に行こうと計画してたけどパス!小田急東京メトロパスを購入し、溜池山王に9時過ぎに到着です。
実は巨木探訪を始めた最初の方で、都内大イチョウ散歩をやりました。その時、山王日枝神社さんの大イチョウも巡ったのです。
山王日枝神社の大イチョウ??(2017年12月14日)の記事
でもこの時は肝心の大イチョウを見つけきれず。巫女さんに教えていただいたイチョウは大イチョウには思えず、もやもやが残りました。
時は過ぎ、ある時YAHOO!で「山王日枝神社 大イチョウ」を検索ワードで入力したらですね。大イチョウを見つけきれなかったこの時の記事が検索トップになっていたのです!
ああいうの、青天の霹靂っていうのでしょうか?びっくらです。
自分の記事が検索トップになるのは嬉しいっ。だがしかし。目的のイチョウの木を見つけられなかった記事ですよ?それが〜〜。痛恨の極み!知ったからにはそのままにしとけない!と。今回再訪です。
ちなみに肝心の大イチョウの所在地ですが、山王日枝神社さんの境内図には載ってません!WEBの海をさまよいまして、先達の巨木サイトを巡回し、場所を特定しました。発見した所在地は、まさかの参道の男坂!しかも山王鳥居の隣!!という〜〜〜〜〜。とっても分かり易い場所でした。
古来、神社仏閣には仕掛けがある。時の権力者が神社仏閣を作る時には、参拝者に驚きと感動を与えるべく作られています。現在を生きる私達が古来の仕掛けを実感するには、古い参道から神社仏閣にお邪魔するに限ります。山王日枝神社さんが小高い丘の上にあるので、参拝者が楽に参拝できるように用意された赤坂側のエスカレーターで訪れてはイカンのですよ。そんなん当たり前やんか!もう〜〜〜〜〜!!と、過去の私を叱ってみました。
溜池山王駅の5番出口かた地上へ出ると、衆議院議院会館の側だった。あちこちに警官が出てて警備していた。巨木の気配がない!本当にあるのかな?疑いつつ参道へ向かう。
ありました!!トップ画像をご覧ください。道路の極に立ってます。

いつものハイライト代わりのダンナ。十分巨木!ただ、根元ギリギリまでアスファルトに覆われて窮屈そうです。

巨木のためにはもうちょっと余裕が欲しいです。
せっかくなので山王日枝神社さんへ参拝しようと、男坂を登る。

振り向くと、男坂の石段が急なためか、イチョウの大きさが感じられない。
ちなみに、探しましたが大イチョウの近くに説明板がありません。所在を探した時に巨樹巡りの先達のWEBには1991年現在、樹高20メートル、幹周り4、7メートル。推定樹齢200〜299年と掲載されてました。
ちなみに、上の階段から見下ろした画像。奥に建っているのはアパホテルです。画像を見るとわかるのですが、アパホテルは巨樹の東にあります。で、西側が小高い丘になってます。1日のうち、どれだけ日が当たるのだろうか?大イチョウの生育には厳しそうだなあ。

説明板発見:日枝神社 旧官幣大社 通称山王さま
主催神:大山咋神 相殿神:国常立神 伊弉冉神 足仲彦尊
御祭神大山咋神は須佐之男神の御孫神で山末之大主神とも称えられ、山水を司り、万物の生成発展を守護する神である。
日枝神社の歴史は鎌倉初期、秩父重継が江戸神主を名乗り居館に山王社を勧請したことに始まる。
文明年間には太田道灌が江戸築城にあたり川越山王社を再勧請し、更に徳川家康入府以降、城内鎮守の神、将軍家の産土神と崇められ、紅葉山から麹町を経て萬治2年当地に移遷された。
明治維新の東京遷都によって江戸城は皇居となり、日枝神社は皇城鎮護の守りとして皇室の御崇敬珠に篤く、大正天皇御即位当日には官幣大社に封じられた」
参拝し、再び男坂の石段を降りる。
説明柱発見:山王男坂
山王男坂は日枝神社の表参道で、左側のゆるやかな坂”女坂”に対しその名が付けられています。2つの坂を比較して急な坂を男坂、ゆるやかな坂を女坂と呼ぶことは各地にみられます。
石段は53段、山王台地は又の名称を星が岡ともいう景勝の地でした。」
さて、気が済んだので、再び溜池山王駅へ向かう。

立ち並ぶビルの中に、ぽかりの日本家屋。ってか、これ、料理屋さん??背後にあるのは衆議院第一議院会館だと思うけども?ミスマッチな?でももしかしたら、議院会館やキャピトルホテルが建つ前からここにあった建物かもしれん。駅に戻り東京メトロ南北線に乗車。次は目黒駅へ向かいます。
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巨木の探し方

2019年03月14日 05時05分09秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
私のブログを日々閲覧してくださってる方、ありがとうございます。最近「巨木」ネタばっかりですみません。今のマイブームなのでもうしばらく「巨木」ネタで散歩の予定です。
さて、弟にも「ぼっち自慢」と言われてる私。当然、巨木の所在をレクチャーしてくれる人は知りません。そんな私がどうやって「巨木」にたどり着いてるか?が今日の記事です。
1)アマゾンで「巨樹」「巨木」と行った単語で検索する。
検索ワードは【パワーツリー】【名木】などバリエーションを変えて探す。
タイトル・著者・出版社・出版年月日を控える。
2)図書館で貸し出し予約する。
相模原市の場合、借りたい本が市内にある図書館に所蔵されていれば、貸し出し予約すれば、希望の図書館に届けてくれます。メール登録すれば、図書館に到着したら連絡が来ます。
ただし、昨今図書館の購入予算が削られていて、アマゾンで5冊調べた本があれば、1冊在庫があるかどうかです。中には借りパクされた本なんかもある。それはもう借りれない。
3)掲載されている巨木の本から行けそうな場所を探す。
私の場合、マイカーがないので、電車かバスで行けるところ。更に腰痛と右足痛で体力的身体的に山登りしないとたどり着けない場所の巨木は無理なのでパスする。
4)巨木の場所を特定する。
巨木の本に巨木のある住所が書いてあり、更に正確な場合はラッキー。
例えば、とても小さな公園や小さなお社や小さなお堂に巨木があった場合、公園や神社仏閣の名前をWEBの地図に検索ワードを打ち込んでもヒットしない。そうなると場所の特定がぐっと難しくなる。
公園やお社の名前でない、詳しい住所が必要です。となると、WEBの海でまず住所を探さねばならん。
逆のパターンもあります。とってもメジャーな公園だけど、その公園が大きい場合、公園のどこに目指す巨木があるのか?事前に調べねばならんのです。目的地の公園や巨大な神社仏閣に高低差があると最悪です。公園全体が里山だったりする。と、巨木の大きさで見つけるのは無理。現場に行ってからショックで崩れ落ちることになる。それでも体力に自信がある人は現場で探せば見つけれる可能性があるけども、腰痛持ち右足痛持ちな私には無理だ。出来たとしてもその後痛みが出てはせっかく治りかけてるのに症状が悪化しては台無しなんだ。
5)巨木探訪は事前の下調べが大切です。
巨木の本の発行日にも注意がいる。本に載ってる巨木が現在もまだ存在してるかどうか?WEBで調べねばなりません。これを怠ると、行ってみたら枯死してた。とか。台風で損壊した。とか。樹木医の手当てを受けて、大枝を伐採し、樹高が半減した。といった事態は避けたいからね。
基本、探すのはwebの海。先達の巨木探訪のwebを探すのです。で、訪問日をチェックするのです。訪問の季節も大切だけど、なん年前の訪問か?も大切です。木のみでなく、最寄駅からの道のりも大切。もうね。調べることがいっぱいです。
6)巨木探訪の費用をできるだけ安くするコースを組む。
さて、見に行くぞ!となった時、主婦がこだわりたいのは交通費です。出来るだけ安く周りたいじゃないですか!となると、巨木の本や調べた資料から路線分けします。つまり巨木の最寄駅が東京メトロ・都営地下鉄・京成電鉄・小田急電鉄・東急電鉄といった具合です。で、その路線に1日乗り降り自由券があるかどうかで更に絞り込み。
ここまでくれば後は順路。所用時間を考えて、移動時間やバスの乗り換え時間と運行時刻表などもチェックする。巨木のある場所は不便なところも多いので、帰りのバスの時刻表は必ずチェックせねばなりません。
といった具合です。
心に余裕があれば、目的の巨木が黄葉する時期、開花する時期、落葉樹か常緑樹かも調べる。ついでに綺麗な花の名所や歴史の現場を絡めて訪問できれば上等!
とまあ、調べることばっかりです。
本当ならば、物知りな巨木マスターに頼りたいところですが、昔、それこそ保育園児の頃から大概ぼっちだった私にはそれは無理なんじゃ!まあ調べるのも楽しめる程度には腰痛も右足痛も回復した現在だから!1ヶ月前、それ以前はもっと、パソコンの前に座るのも難しかったのですが。
これから自分も巨木探訪したい方の参考になりましたら嬉しいです。
尚、私の方法がまどろっこしい!と思う、社交好きな方は、巨木に詳しい先達を見つけるのが近道だと思うよ。

ちなみに、トップ画像に貼り付けた画像は直近で図書館から借りた本です。「東京名木探訪」は2007年発行だったかな?最寄駅も掲載されてて、徒歩なん分まで書かれててとっても参考になりました。
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樹齢600年の椎がない〜

2019年03月13日 05時26分11秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2019.2.24の東京メトロパスで行く巨木と天皇陛下在位30年記念慶祝事業散歩も最終回になりました。久々に連載してしまった。
さて、最終回は谷中王林寺さんの樹齢600年の椎の木です。
王林寺さんの600年の椎の木は、今回の散策に使ってる根津権現かいわい浪漫ちっくマップや西日暮里公園前に設置してある日暮しの里散歩の地図にも載ってます。書いてるからには見たいと思い訪ねたのですが、ムズいっ!まず見つからない。
トップ画像は境内の様子。奥に本殿。左手前にあるのはヒマラヤ杉。結構大きい。

あと、ひときわ目立っていた千代の富士像。普段ならば鑑賞するけども、時刻は既に16時41分。日没前に目的の椎の木を見つけないと撮影できません。
探す!まずは本殿に向かって左へ。細い道が奥に続いていたので進んでみた。ダメだった。「この先関係者以外立ち入りお断り」
ならば、トップ画像に見えてる大谷石の塀。ここを右へ進む。突き当たりにあったのは民家だった。それしかなかった。あれ〜〜??600年の椎の木だよ?それなりの大きさのハズなんだ〜〜〜???
もうね。疲れてる。そして日没が近くて焦ってる。紹介画像は画像加工しており、明度を上げてます。しかし手ぶれ画像になってるあたりで察してください。
どうしようもなくて立ち尽くす。と?そこへ本殿横手の通路から、おばさんが出てきた。これ幸いと質問する。
「こちらに樹齢600年の椎の木があると思うのですが、どこにありますか?」
ここで答えが返ってくると思うじゃない!ダメでした〜。
「お寺の人じゃないんです。地域猫の世話に来てるの」と。
そ、そうか〜。もう万事休すです。
「椎の木がどこにあるかご存知ありませんか?」と突っ込んで聞けば、「おそらく墓域にあるんじゃないでしょうか?」と。自信なげな答えが返ってきた。
そうだよな〜。木に興味がないと、そこに木があっても目に止まらないものなんだよ。私も去年麻布の善福寺さんの東京で一番の大イチョウを見て以来、巨木探訪を始めたの。それ以前はあんまり興味持ってなかったんだよね〜。
私はこの時、相当がっかりした顔をしていたらしい。猫おばさんは「朝早く来なさい。お寺の方が境内を掃除してますから。その時に聞けばいいと思う」と教えてくれた。その流れでつい話をしてると、猫おばさんは私が持ってた「エキュート日暮里&上野2月22日はネコの日のパンフレットに目を止めた。
「うちの店が載ってるかも〜?」と。猫おばさんは、猫がいる喫茶店のご店主でした。

「あそこがそうなの。猫が3匹いてね。運が良ければいるかもね」と。そうだよね。猫のご機嫌次第ですが、猫が接待してくれるかも?その誘惑は素敵だ。でも我が家はここから遠いんだ。既に夕暮れが迫ってるので、残念ながら立ち寄るのを諦め、善光寺坂を降りる。

おや?金栗四三青春の地の旗が連なってます。これさ、今年のNHK大河ドラマの主人公だよな。時刻は16時56分、とうとう夕暮れに追いつかれてしまった。車がヘッドライトを点灯してます。もちろん画像加工済み。東京メトロ千代田線根津駅の入り口が見えた。つ、疲れた〜。最後の最後で巨木に会えなかったよ。時間が許せば当初予定の栄松院さんのスダジイに会いたい。でもそれはまた次回の巨木散歩に回そう。もうね。足も限界じゃ!案の定翌日・翌々日、2日寝込んだ。ヘロヘロで接骨院さんには行ったけど。ほぼ役立たずにへばっちゃったよ〜。無理しちゃいかんな〜。反省!
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