あられの日記

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巨木探訪・室生神社のボダイジュ

2020年02月27日 05時53分43秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
2020年2月15日訪問。昨日は室生神社のイチョウを紹介しましたが、同じ境内にもう1本鑑賞したい木があります。神奈川の名木100選に選ばれてるボダイジュです。
境内から1段高い本殿の左手にボダイジュはあります。
全景が写せる場所を探したけど、ここしかない。画像左手は柵があって1段下がってるし、画像右手からだと木の手前に説明板が立ってて全景が写せない。
下から見上げた。
逆光になってしまった〜。
説明板「室生神社のボダイジュ 山北町指定天然記念物 昭和60年10月1日指定
ボダイジュ(菩提樹)はシナノキ科の落葉高木で、中国原産で寺院に植えられることが多いが、釈迦がその木の下で悟りを開いたと言われる木とは別のものである。材は彫刻やマッチの軸などに広く使われる。
室生神社のボダイジュは樹高25メートル、根周り4メートル、樹齢300年(推定)で、大きく幹が4本に分かれそれぞれが高く伸びて美しい樹形をした巨木である。
又、寺院に植えらるのが普通で神社では珍しく、昭和59年12月神奈川の名木100選にも選定されている。 昭和63年6月 山北町教育委員会」
見つけるのが簡単なのに、撮影は難しかった。
参拝。本殿の左手にある小さめの建物に白いものが見えたので確認したら。
白馬の人形だった。え〜と?
あ!そういえば、説明板があった。
室生神社流鏑馬 神奈川県指定無形文化財 平成7年2月14日指定
当神社流鏑馬の起源は河村義秀公が、鎌倉で行われた流鏑馬の賞により旧領に復帰できた故事「源頼朝が石橋山挙兵の際平家方の味方したため、領地を没収された。(新編相模風土記稿)」によるとされている。
この行事が建久元年、復帰された翌年から挙行されたとすれば800年余りとなり、またもっと新しく鞍に記されている寛永12年でも350余年の長い歴史がある。
その後、氏子の手により受け継がれ、一の的(早稲)ニの的(中稲)三の的(晩稲)の当たり矢によって翌年の稲作吉凶を占ったとも伝えられている。
昔、馬は4頭であったが、最近は2頭で行なわれる。
他は昔ながらの兜をかぶり、陣羽織を着て伝統を守り現地は、11月3日(文化の日)に行なわれる。 平成18年3月 山北町教育委員会」
馬の人形はかつてここで神馬が飼われていた名残かな?

境内には他にも巨木があった。これはケヤキかな?

さて、時刻は10時2分。先を急ごう。
神社前の細い道を東へ行くと74号線に出た。視線の先には上り坂。む〜ん?坂は所要時間が長くなる。山北町に到着したのが9時33分で、今はも10時過ぎ!10時52分には山北発のJRに絶対に乗らないとならんので、急ごう。
坂道は幸い短かった。
道路に面する石垣は高かったけど。登りを超えて下り坂。視線の先に歩道橋。
あ!歩道橋の向こうにWEBの巨木サイトで見た特徴的な楠が見える。
あれだ!
コメント
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